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タイ古式マッサージの開業のしかたとは?

タイ古式マッサージは、リラックス効果も高いため人気の高いマッサージの1つです。開業するマッサージ店の種類としてタイ古式マッサージを選べば、お客さんにも満足してもらうことができるでしょう。なお、施術者自身も無理なく施術ができるため、マッサージ店を開くならタイ古式マッサージはとてもおすすめです。

タイ古式マッサージの店を開くためには、どういった準備が必要なのでしょうか。今回はタイ古式マッサージの開業のしかたについて詳しく紹介します。マッサージ店を開業したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

タイ古式マッサージの開業のしかたとは?

タイ古式マッサージを開業するには

タイ古式マッサージの開業のしかたとは?

タイ古式マッサージの店を自分で開くためには、どういった条件が必要なのでしょうか。タイ古式マッサージは自分自身の手で人の体に施術していくものなので、決まりを守って安全な施術ができるように配慮する必要があります。店を開くためにはそういった配慮を証明できるような条件をそろえなければならないので、まずはそれぞれのポイントをおさえておきましょう。

開業に必要なのは開業届のみ

タイ古式マッサージの店を開業するために必要となるのは、開業届のみです。開業届さえ提出すれば、タイ古式マッサージの店をオープンさせることが可能です。ただし、開業することとサービスを提供することは別の次元の話なので注意が必要です。

国家資格保持者以外はマッサージ出来ない

タイ古式マッサージの店において、実際にお客さんに施術をおこなうためには国家資格をもっている必要があります。それは、厚生省の通達により、医師以外の人がマッサージをおこなうときは、柔道整復師免許やあん摩マッサージ指圧師免許など何かしらの国家資格が必要だと定めているからです。タイ古式マッサージはタイ発祥のマッサージ方法ですが、日本国内でサービスを提供するためには日本国内で認められた免許を取得したうえで施術しなければなりません。

リラクゼーションの一環としてならあり

国家資格が無い場合でも、タイ古式マッサージの施術をサービスとして提供することは可能です。それは、「マッサージ」ではなく「リラクゼーション」としてタイ古式マッサージをおこなうという方法です。このようにすれば、国家資格が無くても実質的にはタイ古式マッサージのサービスを提供する店が開けます。国家資格が無ければ「マッサージ」をおこなう店は開けないので、メニューや店名にも「マッサージ」という表記はしないほうがよいでしょう。実際、「マッサージ」の表記を抜き、「タイ古式」と記してマッサージのサービスを提供している店も多くあります。

開業方法

タイ古式マッサージの店を実際に開業するためには、どういった方法があるのでしょうか。タイ古式マッサージの店を開くとなると、基本的にはサービスを提供するための場所が必要です。とはいえ、場所を用意する方法にもさまざまな種類があるので、自分の状況に合わせて場所を確保する方法を選びましょう。

賃貸物件

店の場所として賃貸物件を利用するという方法があります。たとえば、店舗用に貸し出されている物件を借りれば、しっかりとお店を開くことができます。また、賃貸マンションなどを利用する場合は、店舗や事務所としての利用が可能な物件を選ぶ必要があります。

自宅サロン

自分の持ち家に住んでいるのであれば、自宅の一室をサロンとして使用することも可能です。自宅と職場が同じになるので、利便性が高いのが魅力です。

レンタルサロン

タイ古式マッサージのサービスを提供したいなら、レンタルサロンを利用するという方法もあります。レンタルサロンに出向き、マッサージをおこなうという方法です。自分で店のスペースを確保する必要が無く、負担が少ないのが特徴だといえます。

出張

タイ古式マッサージを仕事にするなら、お客さんの希望に合わせて出張マッサージに出向くというのも1つの手です。レンタルサロン同様、店の場所を確保する必要が無いので気軽です。ただし、出向く場所によっては移動に時間がかかるケースもあります。

基本的に必要な開業資金

店を開業するためには、さまざまな開業資金がかかります。とくに、しっかり店を構えて開業したいという場合は店舗を用意するためにたくさんの資金が必要です。

準備資金と運転資金が必要

店を開業するときはまとまった準備資金と運転資金を用意しなければなりません。たとえば店舗を借りるためには、敷金や礼金もかかります。また、部屋の中をきれいに整え、必要な家具や備品をそろえるためにもお金がかかります。さらに、店を始めてからお客さんが増えるまでの間、店を切り盛りするための資金も無いといけません。店の規模にもよりますが、しっかりと資金を貯めておかないと対応できないでしょう。

店舗の家賃

場所を借りるなら店舗の家賃を支払う必要があります。家賃は最初に数ヶ月分まとめて支払ってほしいといわれるケースもあるので、余裕をもって見積もっておいたほうが無難です。

広告宣伝

店を新しく始めるときはしっかりと宣伝することが大切です。いくら素晴らしい店舗を作っても、店の存在を知ってもらえなければ、お客さんは増えません。広告を出すにはまとまった費用が必要になるので要注意です。より低コストで宣伝効果の高い方法を選ぶ必要があります。

事務用品やその他の雑費

開業のためには、細かい事務用品や雑貨の準備もしなければなりません。1つ1つは微々たる金額でも、いろいろなものをそろえるとなると意外と高額になる可能性があるので気をつけましょう。

決めておくべきこと

開業するためには、店舗のほかにも決めておくべきことがあります。店の運営がうまくいくかどうかを大きく左右するポイントにもなるので、しっかりと戦略を立てる必要があります。

屋号

開業届を出すときには、屋号を決めて書類に記載しなければなりません。屋号は周りの人の目にも触れる会社の名前なので、しっかりとしたものをつけましょう。

イメージやコンセプト

どんな種類の店についてもいえることですが、開業するならお客さんにどんなイメージやコンセプトを感じてほしいのかよく考えておきましょう。ターゲットを意識し、ターゲットが好みそうなイメージやコンセプトを決めることが大切です。

料金設定やメニュー内容

店を運営していくためには、料金設定やメニューの内容も全て自分で決めなければなりません。客層に合わせて適正な料金やメニューを用意することこそ、売上を最大化するために最も重要なことだといえるでしょう。

従業員の制服やお客さんのウェア

マッサージの店においては、従業員の制服やお客さんに来てもらうためのウェアも準備する必要があります。従業員はお客さんに施術がしやすいような動きやすい制服、お客さんのウェアはリラックスして施術が受けられるようなものを用意しましょう。

タイ古式マッサージの店を開業しよう

タイ古式マッサージの店を開業しよう

マッサージやリラクゼーションに関する店を開きたい場合は、タイ古式マッサージを選んでみてはいかがでしょうか。タイ古式マッサージならお客さんの満足度も高い店を運営していくことができるはずです。施術者の負担も少ないので、長く店を続けたいと考える人にもぴったりだといえます。タイ古式マッサージの店を開業して多くのお客さんにサービスを提供していきましょう。