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ファスティング中に食べていい食べ物は?

ファスティング中は、固形物は何も食べないのが基本です。ただし、なかにはファスティングをしている間に食べても大丈夫なものも一部あります。どうしても空腹を我慢できない場合などは、そういったものを少量だけ取り入れることでファスティングをしっかり乗り切るのに役立ちます。

ファスティングしているときに食べてもよいものとは、具体的にどのような食べ物でしょうか。また、食べてはいけない物についてもしっかり押さえておきたいところです。今回は、ファスティング中の食べ物の選び方について詳しく解説していきます。

ファスティング中に食べていい食べ物は?

ファスティングの基本ルール

ファスティングには、どのようなルールがあるのでしょうか。ファスティングを効果的におこなうためには、ファスティングの基本をしっかりと押さえておくことが必要不可欠です。ここでは、まずファスティングの基本ルールについて紹介します。

ファスティング=断食のこと

ファスティングとは、断食のことを指しています。つまり、食事を一切とらないということです。ファスティング中は、基本的に水分以外口にしてはいけません。そうすることで内臓を休ませられるので、体の状態を活性化することにつながります。もちろん、ファスティング中は栄養が不足してしまいますが、前後でしっかりと栄養を補うようにすればトータルで見て高い効果が期待できます。

緩くおこなうならプチ断食がおすすめ!

食べ物を完全に断つファスティングは、初心者にとってはキツイと感じる部分も多いです。そのため、緩くファスティングを試してみたいという場合は、プチ断食がおすすめです。プチ断食であれば、短い期間でファスティングをおこなえます。期間は最短で半日でも可能なので、気軽に試してみることができるでしょう。もちろん、本格的なファスティングに比べれば効果は少ないですが、初めておこなうならぴったりの断食方法です。  

ファスティング中に食べていいものとは?

ファスティングでは基本的に食べ物は摂取しません。ただし、どうしても空腹を感じる場合は、いくつか食べても問題ないものがあります。ファスティングするなら、断食中に食べてもよいものをあらかじめ知っておくと安心です。ここでは、ファスティング中に食べてもいいものについて確認しましょう。

発酵食品

ファスティング中は、発酵食品なら食べてもOKです。発酵食品には腸内フローラを整える働きがあり、内臓の調子を整えるのに役立ちます。腸内の善玉菌を活性化させることができるので、ファスティングにより便秘解消やデトックスを期待している人は、発酵食品を選ぶとより効果的でしょう。

酵素の豊富な生野菜

ファスティングしているときに食べてもいいものとしては、生野菜もあげられます。生野菜には酵素が豊富なため、体内の働きをサポートすることが可能です。ファスティング中は栄養素が足りない状態になるので、生野菜をとれば体にとってもおおいに役立ちます。

短鎖脂肪酸

ファスティングの最中には、短鎖脂肪酸を摂取するのも効果的です。短鎖脂肪酸もまた腸内フローラを整えるのに高い効果を発揮します。

おすすめの食べ物

では、ファスティング中は具体的にどのような食べ物を選べばよいのでしょうか。ファスティングしているときに食べ物をとるなら、しっかりと状況に合ったものを選ぶことが非常に重要です。ここでは、ファスティング中に食べてもよいおすすめの食べ物について確認しておきましょう。

味噌

ファスティング中のおすすめの食べ物としては、味噌があげられます。味噌は発酵食品であり、大豆製品です。塩分が含まれるため、体にとって必要な塩分を補給するのにも役立ちます。また、空腹感の緩和をする効果も期待できるので、ファスティングに摂取するとよい効果が期待できます。

梅干し

ファスティングしているときには、梅干しを食べるのもよいでしょう。梅干しにも多くの塩分が含まれるため、塩分補給に役立ちます。また、梅干しには短鎖脂肪酸が含まれるため、腸内フローラを整えるのにも役立ちます。梅干しは小さいのでついたくさん食べてしまいやすいですが、食べ過ぎると塩分過多になるので注意しましょう。

無糖ヨーグルト

断食をおこなっているときは、無糖ヨーグルトを選ぶのも効果的です。ヨーグルトは発酵食品で多くの乳酸菌が含まれており、腸内環境を整えるのに役立ちます。無糖ヨーグルトを選べば、糖分の摂取にはならないので安心して食べることができます。

野菜スープ

断食中は、野菜スープを飲むのもおすすめです。とくに根菜類を煮込んで作ったスープがよいでしょう。スープにしっかりと野菜の栄養素が染み出るので、栄養補給にもぴったりです。ただし、野菜スープを作るときはよく煮込んで野菜の繊維をやわらかくすることが大切です。なるべく胃腸に負担がかからないような状態のスープを作るようにしましょう。

すりおろした野菜・果物

ファスティング中は、すりおろした野菜や果物を摂取するのもよいでしょう。たとえば、大根やりんごをおろしたものがおすすめです。すりおろしたものであれば、胃腸への負担を最小限におさえつつ、生の野菜の栄養をしっかりと補給することが可能です。

摂ってしまいがちなNGフード

ファスティングをしているときは、摂ってはいけない食べ物もあります。なかには、食べてもよいと勘違いしてしまい、つい摂ってしまいがちなものもあるので注意が必要です。最後に、ファスティング中につい摂ってしまいやすいNGフードについて紹介します。

ガム

ファスティング中は、ガムを噛むのもNGです。ガムは分類上お菓子ですが、飲み込むわけではないので噛んでもよいのではないかと考える人も多いでしょう。しかし、ガムを噛むとそれにより食べ物を食べているのに似た状態が作り出されます。そのため、胃酸が分泌されてしまうのです。そうなると、胃腸を休ませることができなくなってしまいます。ファスティング中は、ガムは避けるようにしましょう。

うどん

ファスティングしているときは、うどんも食べてはいけません。うどんはなんとなく体にやさしそうだと思っている人もいるかもしれません。とはいえ、うどんは高GI値食品です。そのため、ファスティング中に食べる食べ物としては不適切です。

コーヒーや緑茶

ファスティング中はカフェインが多く含まれるものも避けなければなりません。とくに、コーヒーや緑茶をいつもの調子で飲んでしまわないように気を付けましょう。カフェインが含まれていると利尿作用があるので、水分補給としては向いていないです。

ファスティング中は食べていいものもある!

ファスティング中は食べていいものもある!

ファスティングをしている最中は、固形物は食べずに水だけで過ごすのが基本です。とはいえ、どうしてもお腹が空いてしまったときは、ポイントを押さえて選べば食べ物を食べても大丈夫です。もちろん、食べてもよいとされているものでも、大量に摂取してしまってはファスティングをしている意味がありません。どうしても何か食べたいというときは、できるだけ少量だけをとり入れるようにしましょう。食べ物によっては少量取り入れることで、体内の働きを助けることができるものもあります。ファスティングをするときは、そういった食べ物についてしっかりと把握したうえで上手におこなっていきましょう。