マクロビとビーガンの違いとは?

 

マクロビとビーガンの違いとは?

 

食事に対する考え方としては、さまざまなものがあります。そのなかでも、とくに似ていると思われがちなのは、マクロビとビーガンではないでしょうか。それぞれ野菜を中心にした食生活というイメージが強く違いがよく分からないという人も多いはずです。

マクロビとビーガンには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、食事についての考え方であるマクロビとビーガンの違いについて紹介します。両者の違いがよくわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

マクロビとは?

そもそもマクロビとはどのようなものなのでしょうか。まずはマクロビの概要について、基本的なところをおさえておきましょう。

日本人が考案したもの

マクロビとは、日本人が考案した食生活の考え方です。「マクロビ」という名称から、海外のものというイメージをもっている人もいるかもしれません。しかし、実際には和食の要素も多く取り入れられており、日本人の食生活に適した内容となっています。

陰陽論をもとにした食事法

マクロビで特に重要なのは、陰陽論です。陰陽論では、食材にはすべてに陰陽の要素があると考えます。さまざまな食材を摂取することで、陰陽のバランスをとることが重要視されています。

砂糖、肉類や乳製品を使わない

マクロビの食事では、砂糖を使用してはいけないことになっています。砂糖には体を冷やす作用など、体にとって好ましくない作用があるからです。また、そのほかにも肉類や乳製品も使用しません。その代わり大豆製品をうまく活用することで、たんぱく質など体に必要な栄養素を摂取します。

皮や根なども一緒に摂る

マクロビでは、基本的に食材は丸ごと食べることになっています。皮や根、種など、食材のすべての要素を無駄にせず、なるべくすべてを摂取することが望ましいとされています。

ビーガンとは?

では、ビーガンとはどのような考え方なのでしょうか。ビーガンはマクロビと似ているというイメージをもっている人も多いかもしれませんが、実際にはどのような考え方になっているのかよく知らない人も多いはずです。ビーガンの考え方について見てみましょう。

純粋菜食者や完全菜食主義者といわれる

ビーガンとして生きている人は、純粋菜食者や完全菜食主義者といわれています。動物性の食品は一切摂りません。だし汁や調味料に動物性のエキスが含まれていないかどうかも細かくチェックします。

ウールやシルクなどの衣類も着用しない

ビーガンが重きを置いているのは、食事だけではないといわれています。ビーガンを名乗る人は動物性の食品を摂取しないだけでなく、動物の毛皮などを使用した衣類も着用しません。ウールやシルクなど一般的によく利用されている素材を使った衣服は絶対に身につけないように徹底しています。

マクロビとビーガンの違い

マクロビとビーガンはどちらも菜食を中心とした食事を推奨しています。では、マクロビとビーガンには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴をあげなら、みていきましょう。

考え方

マクロビとビーガンには、はっきりと異なる考え方の違いがあります。それぞれを成り立たせている基本の考え方を理解すると、両方が異なる信条によって生まれたものだということがよく分かります。

 *マクロビ

マクロビは、もともと陰陽思想に基づいて生まれた考え方です。極陰や極陽のものを避けるということを最大の目的とすることによって、穀物や野菜を中心にした食生活の考え方が生まれています。食材の陰陽を忠実に取り入れるため、食材を丸ごと食べるという考え方があるのも特徴的です。

 *ビーガン

ビーガンが菜食主義をとっているのは、動物の命を尊重するためという根本的な思想があります。食事だけでなく、衣服についても動物由来のものを避けているのはこのためです。動物好きから派生して、ビーガンになったという人も多くいます。

動物性食品

マクロビとビーガンは、それぞれ動物性食品の扱い方が異なります。これは、もともとの考え方に違いがあるためです。

 *マクロビ

マクロビでは、たしかに動物性食品は積極的に摂取すべきではないとされています。しかし、動物性食品の摂取は絶対的に禁止されているわけではありません。マクロビに基づく食生活においては、動物性食品を食べることもあります。なるべく避けるべきですが、食べてしまったからといってルールを逸脱したということにはなりません。

 *ビーガン

ビーガンは、動物性食品は絶対に口にしません。卵やハチミツなども禁止です。動物性のものを一切断ち切ることによって、動物の命を大切にするという信条を守っています。

マクロビとビーガンは似ている?

マクロビとビーガンには、このようにさまざまな違いがあります。しかし、結果的にはマクロビとビーガンの食生活は似ています。最後にマクロビとビーガンが似ているといわれる所以についてまとめておきます。

マクロビとビーガンはなぜ一緒にされるのか

マクロビとビーガンは、なぜ似たものとして語られることが多いのでしょうか。確かに、マクロビとビーガンには根本的な違いがあります。とはいえ、マクロビとビーガンについて詳しく知らない人にとっては、どちらも似たような食生活をしている人たちとしてうつってしまいます。根本的な部分が語られることが少ないため、マクロビとビーガンは似ているというイメージが浸透しています。

どちらも植物性中心の食生活で動物性食品を控える

マクロビとビーガンが似ている最大のポイントは、植物性の食費の中心に食べているというところです。そのため、食事についてはマクロビとビーガンの両者が一緒に摂ることはできるでしょう。細かな違いはありますが、野菜や穀物を中心にした食事を用意すれば、両者がともに食べられる可能性が高いです。

食事以外に対する考え方に違いがある

マクロビとビーガンの考え方のいちばん大きな違いといえば、ビーガンは食事以外にもこだわりをもっているという点です。ビーガンは動物性の衣服もNGですが、マクロビでは食事以外に対する成約はとくにありません。

マクロビとビーガンにはさまざまな違いがある!

マクロビとビーガンにはさまざまな違いがある!

 

マクロビとビーガンは、一見とても似ている考え方です。どちらも野菜を中心とした食生活を推奨しており、動物性の食品を避けています。とはいえ、それぞれの考え方をひも解いてみると、両者は違った考え方のもとで食事をとっていることが分かります。実際には食材の選び方や調理へのこだわり方もそれぞれ違っています。そのため、それぞれの考え方に基づいて食事をしたいと思うのであれば、詳しい考え方の違いについてしっかりとおさえたほうがよいでしょう。

マクロビやビーガンの違いは、おさえておくとさまざまな場面で役立つはずです。それぞれ食生活上のメリットもあるため、健康的な食事をしたい人は参考になる部分が多くあります。また、身近にマクロビやビーガンの考え方を実践する人がいる場合は、それぞれの考え方をひととおり理解していると一緒に食事をするときもスムーズになるでしょう。いきなり相手がマクロビやビーガンだと分かっても、それぞれの意味を理解していないと食事を注文しにくいかもしれません。この機会にマクロビやビーガンの考え方を理解して、自分自身の食事のとり方について見直してみるのもおすすめです。

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