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スムージーがまずくなる原因とは?正しい組み合わせの基本

スムージーを作るときは、食材の組み合わせ方が重要です。とはいっても、スムージーを作ったことがないという人にとっては、何をどれくらい組み合わせたらよいのか難しいですよね。食材の中には相性が悪いものどうしもあるので注意が必要です。

スムージーを正しく作るためにはどういった組み合わせをおこなったらよいのでしょうか。今回は、スムージーに使用する食材の組み合わせ方について紹介します。スムージーがまずくなってしまう原因についても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

スムージーがまずくなる原因とは?正しい組み合わせの基本

スムージーに使われるおすすめ食材

スムージーがまずくなる原因とは?正しい組み合わせの基本

スムージーに一般的に使用される食材としては、どのようなものがあるのでしょうか。まずは、スムージーに使用される代表的な食材についてチェックしてみましょう。

代表的な野菜

スムージーに入れる野菜としては、葉物野菜が代表的です。スムージーといえばグリーンスムージーが主流なので、それぞれの葉物野菜の特徴について理解しておくとスムージー作りがしやすくなるはずです。

*小松菜

小松菜はミネラルや食物繊維を豊富に含む食材です。便秘解消などに効果を発揮します。ただし、小松菜には尿路結石や発がん性が懸念される「シュウ酸」が多く含まれていることから、生で食べるのはNGとされています。スムージーに入れる際も、必ず茹でてから使用するようにしましょう。

*ホウレンソウ

ホウレンソウもまた小松菜と同様にミネラルや食物繊維が豊富に含まれている野菜です。ビタミンも豊富で美肌効果も期待できるでしょう。小松菜と同じくシュウ酸が多く含まれているため、茹でてから使用してください。

*トマト

スムージーには葉物野菜以外のものを入れることもあります。たとえば、トマトには抗酸化作用や紫外線を防ぐリコピンが豊富なので、美容効果が期待できます。また、トマトの酸味であるクエン酸やリンゴ酸は、消化を助ける働きもあるのが魅力的です。

代表的な果物

スムージーをおいしく仕上げるためには、果物を効果的に投入することが大切です。スムージーに入れる代表的な果物としては、以下のようなものがあげられます。

*バナナ

スムージーといえばバナナといってよいほど、バナナは重宝されます。バナナにはタンパク質やマグネシウム、食物繊維など、体にうれしい栄養が豊富です。とてもバランスがとれた素材なので、バナナをベースにしてオリジナルのスムージーを作っていくのもアリでしょう。

*リンゴ

リンゴにはクエン酸やリンゴ酸などが豊富なため、胃腸の働きを活発にさせる効果が期待できます。また、疲労回復にも効果的です。さらに、リンゴにはむくみや便秘を解消する効果も期待できるため、そういった部分が気になる人にもおすすめです。

スムージーの組み合わせの基本ルール

スムージーの組み合わせを考えるときには、基本となるルールに従うことが重要です。ここではスムージー作りの基本ルールについて紹介します。

何種類もいれない

スムージーを手作りする場合、素材の種類はあまり多くしてはいけません。基本的には、野菜と果物を合わせて2~4種類程度にとどめるようにしましょう。

フルーツは全体をまとめるカギ

スムージーの味は、フルーツの使い方によって決まるといっても過言ではありません。そのため、フルーツの選び方を大切にしましょう。たとえば、全体をマイルドにしたいならバナナがおすすめです。また、さっぱりした味わいにしたいならリンゴやスイカなどを組み合わせるとよいでしょう。

目的別おすすめの組み合わせ

スムージーは自分の目的に合わせて組み合わせを決めると効果的です。ここでは、目的に合った組み合わせ方法を紹介するのでぜひ覚えておいてください。

便秘におすすめの組み合わせ

便秘に困っているなら、小松菜、バナナ、リンゴの組み合わせをするとよいでしょう。食物繊維をしっかりとれる組み合わせなので、毎日飲む習慣を身につければ便秘知らずの体に慣れること間違いなしです。

冷え性におすすめの組み合わせ

冷え性の人は、リンゴまたはミカンとともにショウガを合わせたスムージーがおすすめです。体を内側から温めることができます。スムージーを温めてホットスムージーとして飲むと、より高い効果を発揮することができるでしょう。

美肌におすすめの組み合わせ

美肌を目指す場合は、キウイとアボカドを組み合わせてみましょう。そうすれば、ビタミンをしっかり摂取してお肌を美しく改善することができます。

スムージーに入れない方がよい食材

スムージーを作る場合は、入れないほうがよい食材もあるということを覚えておきましょう。そういった食材をスムージーに入れてしまうと、トラブルの原因となる可能性もあります。ここでは、スムージーに入れないほうがよい食材の例について紹介します。

光毒性のある素材

ソラレンという成分を含んでいる食材は、光毒性があるといわれています。光毒性がある食材を摂取すると、体が紫外線に反応しやすくなってシミができやすくなってしまいます。光毒性のある食材とは、たとえばキュウリやセロリなどです。そのため、光毒性のある食材を使用したいなら夜を選ぶようにしましょう。

でんぷん質の多い野菜

でんぷん質の多い野菜と果物を一緒にとると、ガスを発生させてお腹が張る恐れがあります。そのため、スムージーにはあまり適していません。たとえば、キャベツやカリフラワーなどはでんぷん質を多く含んでいます。

スムージーがまずく感じる原因

スムージーは食材の組み合わせ方に注意しないと、まずく感じられる味わいに仕上がってしまう可能性が高いです。スムージーがまずくなる具体的な原因について確認しておきましょう。

クセの強い食材でバランスが崩れる

スムージーにクセが強すぎる食材を使用すると、バランスが崩れてしまう恐れがあります。たとえば、ショウガやパセリなどを使用する場合は、量を少なめにするようにしてください。全体の味のバランスをみながら加えていくのが重要です。

葉物が多すぎる

スムージーといえば葉物野菜が中心になりますが、葉物野菜が多過ぎると青臭さが気になるスムージーになってしまいます。そのため、とくに最初のうちは無理に葉物野菜を入れ過ぎず、フルーツを多めに入れるとよいでしょう。慣れてきたら、葉物野菜の量を増やすのもアリです。

苦味のある食材が入っている

苦味のある食材がスムージーに入っていると、まずさの原因となる可能性があります。スムージーは完熟した果物の甘さの味わいが基本となるので、苦味のある食材を入れるときは注意しましょう。たとえば、柑橘類の皮やアブラナ科の葉などを入れるときは味のバランスに注意が必要です。

スムージーの組み合わせには気を付けよう

スムージーの組み合わせには気を付けよう

スムージーを手作りする場合は、その組み合わせに注意する必要があります。食材の選び方や組み合わせによっては、思わぬトラブルにつながることもないとはいえないので要注意です。ポイントにさえ気をつければおいしくて体によいスムージー作りが簡単にできますよ。いくつかレシピを用意して日替わりで作ってみるとよいですね。温めてホットスムージーとして楽しむのもおすすめです。スムージーは毎日続けることが重要なので、無理のない範囲で目的に合ったおいしいスムージー作りを実践していきましょう。