インテリアデザイナーに関するコラム

インテリアをおしゃれに配置するにはどうしたらよいのでしょうか。実はインテリアの上手な配置方法としては、おおよその決まりがあります。基本的なところをおさえることで、より効果的な配置することができるようになるでしょう。最初は難しく感じられるかもしれませんが、実際に配置しながら慣れていくとコツがつかめてきます。実践しながら配置方法について修得していきましょう。
では、インテリアの具体的な配置方法には、どういったものがあるのでしょうか。今回は、インテリアをおしゃれに配置する方法について説明します。
インテリアには、基本となる配置があります。居心地のよい空間を作るためには、必ず意識したい部分です。基本をおさえて、インテリアを楽しみましょう。
インテリアを配置するときは、歩きやすい動線を意識しましょう。椅子から立ち上がってドアのほうへ行くときに、いくつも障害物があるようではスムーズに動くことができません。なるべく最短距離で移動できるようにして、家の中で移動する際のストレスを減らすようにすべきです。そのためにも、家具や小物は必要以上に1つの部屋に詰め込まないようにするというのも大きなポイントとなります。
インテリアの配置を考えるときは、立ったり座ったりの動作が楽にできるという点を考慮する必要があります。立ち上がるときに椅子が壁にぶつかったり、座っているときに脚をほとんど伸ばせなかったりする配置はNGです。家の中では何かと小刻みに動き回ることが多いですよね。そのため、動きやすさを確保しておかなければなりません。
インテリアを配置するときは、部屋を広く見せることをしっかり意識しましょう。プライベートな空間は、ついいろいろなものを詰め込み過ぎる人が多いので、何となくごちゃごちゃした印象になりやすいです。そうならないよう、部屋を広くゆったりとした空間に見せるための工夫を取り入れましょう。
家具は壁際にまとめて配置すると、部屋を広く見せることができます。棚が複数必要な場合はできるだけ高さをそろえたものを用意し、一か所にまとめておくようにしましょう。バラバラに置いてしまうと、煩雑な印象になります。
広々とした印象にするためには、窓の前を広く開けることが大切です。部屋によっては、大きな窓の前にソファーを横切らせるようなかたちで配置したくなることもありますよね。しかし、そうなると部屋からの見通しが悪くなってしまい、何となく狭い印象が出てしまいます。視線の妨げになるような配置を避け、空間が広がるように意識しましょう。
インテリアの配置を考えるためには、リラックスできる環境を意識することも大切です。自宅でゆっくりくつろぐためには、家具の配置が重要なカギを握ることも多いものです。
ソファーの置き方については、キッチンやダイニングなどに背を向けるかたちで真ん中に配置するようにするという方法もあります。そうすれば、キッチンやダイニングなどでほかの家族が慌ただしく動き回っている様子を目にしなくて済みます。ソファーは寛ぐ場所ですから、座る人にとって快適な場所になるような配置をするのが大切だといえるでしょう。
家具を配置するなら、なるべく高さが低いタイプのものを選ぶのがおすすめです。背の高い家具は、空間に圧迫感を与えるので、リラックスした空間を阻害する恐れがあります。色は壁の色に近いもの選ぶとより馴染みやすいでしょう。とくにソファーや本棚など、部屋の中で目立つ大きなものについては、背が低めのものを選ぶのが効果的です。
おしゃれな部屋を目指すなら、生活感はなるべく隠すような部屋作りをするのがおすすめです。とはいえ、毎日生活する場ですから生活している様子を隠すのは簡単ではありません。ここでは、簡単にできる生活感を隠すインテリアの配置について紹介していきます。
どうしても生活感が出やすい部分については、衝立や棚を置いて仕切りを作るようにするとよいでしょう。衝立にはいろいろな種類があるので、部屋のテイストに合わせたおしゃれなデザインのものを選ぶとよいです。木製で重いタイプもあれば、薄い布が付いている軽いタイプまでさまざまです。また、棚の中には壁に沿って置く以外にも、部屋の真ん中に仕切りとして置くことを想定して作られたものもあります。そういったものを活用すれば、おしゃれな雰囲気を出しつつ、生活感を上手に隠すことが可能です。部屋に馴染ませることを意識しながら生活感を隠すことをイメージしましょう。
生活感を隠す方法としては、カーテンをつけて目隠しをするというのも効果的です。場所にもよりますが、よりしっかりと空間を仕切りたいというときにおすすめです。壁と同じような色のカーテンを選べば違和感がありません。反対に、おしゃれなカーテンにしてアクセントにしたいというときは、あえて目立つ色や柄のものを選んでもよいでしょう。なお、カーテンを選ぶときは生地が透けない確認することも重要です。電気をつけたときに光で透けて見えてしまうようであれば、カーテンをつける意味があまりないですよね。きちんとチェックして効果的に目隠しとして活用してみてください。
空間を仕切る方法としては、グリーンを活用するという方法もおすすめです。観葉植物などであれば、仕切りっぽさを感じさせずにさりげなく空間を仕切ることができます。キッチンの近くに配置すれば、上手に生活感を隠してくれるはずです。ただし、カーテンなどとは違って全てを覆い隠せるというわけではないので、目隠しの効果はある程度だけだということを理解しておきましょう。なお、植物の手入れが面倒だという場合は、フェイクグリーンを活用することでその手間を省くことができます。フェイクグリーンは造花の一種です。本物そっくりに作られたものが多数あるので、上手に利用してみましょう。
インテリアを上手に配置するには、コツをしっかりと覚えることが必要不可欠です。「どうしてそういった配置にするのか」ということを常に考えながら配置していくのが重要です。インテリア雑誌を見るときは、配置の方法についてよく観察することをおすすめします。実際に自分で考えながらいろいろなインテリアを見ていると、いろいろな法則が見えてくるはずです。インテリアの配置については、感覚で覚えていくことも重要だといえます。
インテリアの効果的な配置の仕方に則って実践していくと、驚くほどに部屋の雰囲気が変わるはずです。自分でおこなった配置が上手くいけば、部屋の模様替えもとても楽しくなりますね。インテリアの配置については、実際に試しながら素敵な配置の仕方を覚えていきましょう。そうすれば、より自分の部屋に合った配置方法を見つけられるようになるはずです。
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