コーヒーの基本的な抽出方法の種類と味の特徴

 

コーヒーをいれるための抽出方法には、いろいろな種類があります。抽出方法によってもコーヒーの味が変化することがあるので、好みに合わせた抽出方法を選ぶことが重要です。コーヒーの抽出は難しいというイメージがあるかもしれませんが、方法によっては誰でも簡単にコーヒーをいれることができますよ。

コーヒーの抽出方法には、どのような種類があるのでしょうか。今回は、コーヒーの抽出方法について味の特徴とともにそれぞれ紹介します。

コーヒー抽出の基本

コーヒーの基本的な抽出方法の種類と味の特徴

 

コーヒーの抽出とはどのようにして行うものなのでしょうか。コーヒーの抽出方法について知るためには、まずは抽出の基本について確認しておくことが重要です。

必要なコーヒー豆の量を把握する

コーヒーを抽出するときは、必要なコーヒー豆の量をしっかりと把握しましょう。そのうえで、適切な量をきちんと測って使用することが重要です。基本的には、コーヒー1杯分のコーヒー豆の量は10gといわれています。しかしながら、コーヒーを1杯分のみを入れるときは、薄いコーヒーになることが多いです。そのため、少し多めの12g程度のコーヒー豆を使用するとよいでしょう。なお、反対にコーヒーを2杯以上いれるときは、必要な基本の量から1割ほど少なくした量の豆を使用するとちょうどよくなります。これらは目安なので、自分の好みやそれぞれの豆の特徴に合わせて上手く調整するようにしてみてください。

適温のお湯で抽出する

コーヒーを抽出するときは、温度も重要です。適度な温度のお湯を使用しないと、おいしいコーヒーに仕上げることが難しくなってしまいます。コーヒーをいれるのに適したお湯の温度は、82~83℃です。この温度よりも低い場合は、酸味が強くなってしまいます。また、これよりも温度が高い場合は、苦味が強く出る恐れがあります。おいしいコーヒーをいれるためには、お湯の温度にもしっかりと気を配りましょう。

抽出液の量は一定量のみにする

コーヒー1杯分として使用するコーヒー豆で抽出する量は、150ccを基本にしましょう。たくさんのお湯で抽出してしまうと、薄いコーヒーになってしまう恐れがあります。そうなるとそのコーヒー豆本来のおいしさを堪能することが難しくなってしまうでしょう。そのため、ドリッパーにお湯が残っていたとしても、コーヒー豆10~12gあたりで150ccのコーヒーを抽出したら、サーバーからドリッパーを外すようにしてください。

コーヒーの抽出方法の種類別!味わいの特徴

コーヒーの抽出方法にはどのような種類があるのでしょうか。コーヒーをいれる方法にはいくつも種類があります。方法によってコーヒーの味わいが変化することもあるので、それぞれの特徴をおさえることが大切です。各抽出方法について確認していきましょう。

手軽でもっとも普及している「ペーパードリッパー」

コーヒーのいれ方として世間にもっとも普及しているのが、「ペーパードリッパー」とよばれるコーヒーの抽出方法です。紙でできたフィルターに挽いたコーヒー豆を入れ、お湯を注ぐことで抽出を行います。フィルターがコーヒーのオイル分を吸収するので、すっきりとした飲みやすい味わいのコーヒーに仕上げることができます。抽出が終わったら、そのままフィルターを捨てることができるので便利です。

ペーパードリッパーにはさまざまな種類があります。ペーパードリッパーを大きく分けると、「円錐型」「台形型」の2つに分かれます。それぞれ、円錐型では「ハリオV60」や「コーノ式」、台形型では「メリタ式」や「カリタ式」が有名です。基本的にはいずれもペーパードリッパーの特徴を備えていますが、細かくみていくとそれぞれいれ方や味わいにも違いがあることが分かります。

ペーパードリッパーに似ている「ステンレスフィルター」

コーヒーの抽出方法としては、「ステンレスフィルター」も人気があります。ステンレスフィルターは、ペーパードリッパーに似たもので、基本的な使用方法はペーパードリッパーと同じです。ペーパードリッパーとの違いは、抽出の際にコーヒーのオイル分がフィルターに吸収されないという点です。そのため、ペーパードリッパーでいれたときよりも、よりコーヒーらしい味わいを感じ取ることができます。ただし、コーヒーの粉も少し落ちてしまうので、コーヒーはざらざらした舌触りなります。

スイッチを押すだけでコーヒーが抽出できる「コーヒーメーカー」

もっとも手軽にコーヒーを抽出できるのが「コーヒーメーカー」です。コーヒーメーカーは水やコーヒー豆をセットし、スイッチを押すだけでおいしいコーヒーを抽出することができます。コーヒーメーカーの中にもさまざまな種類があり、最近では本格的にコーヒーが入れられるコーヒーメーカーも販売されています。毎朝コーヒーを飲むなど、頻繁にコーヒーを飲む習慣があるなら頼りにしたい抽出方法です。

紅茶でなじみのある「フレンチプレス」

紅茶をいれるための道具としてのイメージが強い「フレンチプレス」ですが、これはもともとコーヒーを抽出するために作られたものです。開発されたのはイタリアですが、フランスのパリで重宝されたことからフレンチプレスという名称で普及しました。ポットに挽いたコーヒー豆をいれてお湯を注ぎ、抽出が進んだ頃にフィルターを下ろします。ステンレスフィルター同様、コーヒー豆の本来の味をしっかり楽しむことができるいれ方です。なお、フレンチプレスは「コーヒープレス」や「プランジャーポット」という名称でよばれることもあります。

本格的なコーヒーをいれるなら「ネルドリップ」

ネルとよばれるフィルターを使用する「ネルドリップ」は、より本格的にコーヒーを抽出したいというときにおすすめです。いれ方の原理はペーパードリッパーと同じですが、コーヒーのオイル分は抽出されやすいという特徴があります。細かいフィルターなのでコーヒーの粉をもらさず、舌触りのなめらかなコーヒーに仕上げることが可能です。

お店でみかける「サイフォン」

カフェなどでよく置いてある「サイフォン」もコーヒーの抽出をするための道具の1つです。アルコールランプの熱を活用することでコーヒーを抽出する方法が採用されています。香りを立たせたいコーヒー豆に合う抽出方法です。ただし、抽出するときに発生するアルコールランプの熱がコーヒーの粉を焼いてしまうので、風味が落ちてしまいます。そのため、サイフォンは、コーヒーの種類をよく吟味して使用する必要があります。

コーヒーを抽出するなら方法にもこだわって

コーヒーを抽出するなら方法にもこだわって

 

コーヒーを抽出するときは、豆やお湯の分量に気を使うことでおいしく仕上げることが可能です。もったいないからといって、少量でたくさんのコーヒーをいれようとすると失敗するので注意しましょう。コーヒーを抽出するための方法には、さまざまな方法があります。どの方法を用いるかによってコーヒーの仕上がりに差が出るので、味わいの好みに合わせた抽出方法を選ぶことが大切です。コーヒー豆の種類にこだわるなら、コーヒーのいれ方についてもしっかり配慮することが必要です。コーヒーの豆の種類によっても適した抽出方法は異なる場合があるので、それぞれの特徴をよく把握したうえで選ぶことが重要だといえます。抽出の仕組みをしっかり理解したうえで抽出方法を選び、おいしいコーヒーをいれてみましょう。

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