カクテルに関するコラム

カクテルを作ったり楽しんだりしたいなら、カクテルに関する基本的な用語をしっかり覚えましょう。カクテルにはとてもたくさんの種類があります。なかには普段カクテルを飲む人でもなかなか耳にすることがない用語もあるはずです。カクテルをしっかり味わって楽しみたいなら、用語も的確にしっかり覚えておきたいところです。
カクテルに関する用語にはどんなものがあるのでしょうか。今回はカクテルに関係する用語について基本的なものを紹介します。
カクテルを作るためにはさまざまな技法をもちいます。それぞれおいしいカクテル作りには欠かせないものです。ここでは、基本的なカクテルの技法の用語についておさえておきましょう。技法の違いをおさえておけば、自分で作るときはもちろん、お店で飲むときもカクテルをしっかり楽しめます。
ビルドとはグラスにお酒やソーダなどの材料を直接注ぎ、そのまま提供する技法です。カクテルの作り方としては非常に簡単で、すぐに完成させられます。複数の材料を使う場合は中身が均一に混ざるように、バー・スプーンを使用してステアします。
シェイクはシェーカーに材料とともに氷を入れて強く降ることで中身を混ぜ合わせる技法です。シェイクをおこなうとアルコール度数の高いお酒でも飲みやすくなります。また、ただ混ぜるだけではきちんと混ざりにくいような材料でもしっかり混ぜることができます。
ブレンドはブレンダーとよばれるミキサーを使って材料をスピーディーに混ぜる技法です。砕いた氷を使用してシャーベット状のカクテルを作ったり、新鮮な果物を溶かし込んでフルーティーなカクテルを作ったりする場合に使用します。
ステアとは材料と氷やグラスに入れ、バー・スプーンで混ぜ合わせる技法のことです。混ぜ合わせたいお酒の比重が同程度で混ぜやすいときや、シェイクしたときのカクテルのにごりが心配な場合におこないます。
スクイーズとは「搾る」という意味です。スクイザーを使用して、レモンやオレンジなどの果物の果汁を搾ってカクテルに使用します。
スノースタイルとは、グラスのふちに砂糖または塩をまぶすことです。その様子はまるで雪が凍り付いているように見えます。具体的にはグラスのふちの1周にレモンやライムの汁を付着させ、バッドなどに広げた砂糖や塩をつけることで完成させます。
カクテルを作るときはたくさんの道具を使用します。カクテルの種類によって使用する道具はそれぞれです。ここではカクテル作りで頻繁に利用する基本的な道具について紹介します。それぞれの役割と名前をおさえれば、スムーズにカクテル作りができるようになるでしょう。
アイスクラッシャーは、氷を砕いてクラッシュド・アイスを作るための機械です。手動式と電動式に分かれています。小さな粒状の氷を一度にたくさん作ることができるのでとても便利です。
アイスピックもまた氷を砕くための道具です。キリ状になっていて先は鋭利なので取り扱いには注意が必要です。購入するときは先の部分に硬さがあり、しっかりとがっているものを選ぶのがおすすめです。
アイスペールは割った氷を入れておく容器のことで、アイス・バケットとよばれることもあります。ペールとはバケツのことを意味しています。材質は製品によってさまざまなで、金属製、ガラス製、プラスチック製など種類が豊富です。デザインもそれぞれ異なりますが、底には水切り用の底じきがついたものを選ぶと氷が水っぽくならないのでおいしいカクテル作りにつながります。
マドラーはお酒どうしを混ぜたり、グラスの中の砂糖や果肉をつぶしたりするための道具です。材質はガラス製やステンレス製などいろいろな種類があります。基本的にはどんなものを使用しても構いませんが、温かいカクテルの場合はプラスチック製や木製のものは避けたほうがよいでしょう。
カクテルピンはカクテルをデコレーションするためのフルーツを刺すピンのことです。ワンポイントになるデザインのものを選べば、カクテルの印象をアップさせることができます。
メジャーカップは、カクテルを作る際に使用するお酒やジュースを計量するためのカップです。一般的には金属製のものを使用します。
カクテル作りにおいては単位をあらわす単語も独特なものを使用します。普段は聞きなれないような単位ばかりなのではないでしょうか。とはいえ材料の分量はとても重要なので、しっかり覚えておきましょう。おいしいカクテルを作るためには分量をしっかり合わせることが大切です。
ドロップは非常に少量をあらわす単位です。カクテルのレシピなどではdrと表記します。ビターズ・ボトルを逆さにして自然にしたたり落ちる量が1drです。1drでおよそ1/5mlです。
ダッシュもまたごく少量を示す単位です。シロップなどの単位として使用し、レシピではdまたはdashと表記されます。ビターズ・ボトルをひと振りしたときの量が1dashです。1dashあたり約1mlです。
オンスはカクテルの量を示す単位です。日本では1オンスあたりだいたい30mlくらいです。1オンスはシングル、2オンスはダブルとよばれます。
一口にカクテルといっても、さまざまな分類方法があります。ここでは代表的なカクテルの分類のしかたについてみてみましょう。カクテルの分類を覚えておくと、それぞれのイメージにあったカクテルが作りやすくなります。
オール・デイ・カクテルは、1日のうちいつでも飲むことができるカクテルです。食前、食中、食後を問わずおいしく飲めます。何にでも合いやすいおいしいカクテルだといえます。
アペリティフは食前酒のことです。甘味の少ない辛口系のカクテルがアペリティフに向いています。たとえばマティーニやマンハッタンなどは代表的なアペリティフです。ちなみにアペリティフはフランス語です。
ディジェスティフは食後に向いているカクテルです。消化を促すために飲むものです。味わいは甘くて濃厚なものが多くなっています。
ナイト・キャップ・カクテルは寝る前に飲むカクテルです。これを飲むと熟睡しやすいといわれています。ブランデーをベースにしたタイプのカクテルが多いです。
カクテルにはさまざまな専門用語が多数あります。カクテルの作り方や必要な道具などそれぞれ1つ1つに名前がついているので、最初は覚えるのが大変かもしれません。カクテルの種類もただ説明されるだけではイメージがなかなか湧かないでしょう。しかし、実際にカクテルを作ったり飲んだりしながら少しずつ覚えていけば、必ずしっかりカクテル用語を覚えられるようになるはずです。カクテルに触れる機会が多いなら、そのたびにカクテル用語を確認することでカクテル用語を覚えることができるでしょう。カクテル用語としては今回紹介した以外にもさまざまな種類があります。いろいろなカクテル用語を覚えれば、カクテルをより楽しむことができるようになるでしょう。
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