ワインのペアリングとは?基本知識と具体例 | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > ドリンク・飲み物の資格取得講座一覧 > ワイン資格取得講座 > ワインのペアリングとは?基本知識と具体例

ワインのペアリングとは?基本知識と具体例

食事と一緒にワインを楽しむときは、ペアリングという方法を知っておくとよいです。ペアリングには料理とワインの両方の味を引き立たせる効果があるので、普段以上に深い味わいを楽しむことができるでしょう。ペアリングはさまざまな方法があるので、自分の好みに合った組み合わせをすることも可能です。

今回は、ワインのペアリングについて基本的な知識や具体例などを紹介します。ワインと料理の両方をおいしく楽しみたいという方は、ぜひペアリングしてみてください。

ワインのペアリングとは?基本知識と具体例

ワイン資格取得講座の資格を取得したい方へ

家にいながら、最短2ヶ月で資格が取れる!

ペアリングとは?

ワインのペアリングとは、具体的にどのようなものをいうのでしょうか。ワインを楽しむなら、ペアリングはしっかりと押さえておきたい項目です。ワインのペアリングの意味についてみてみましょう。

ワインと料理の組み合わせのこと

ワインのペアリングとは、ワインと料理の組み合わせのことをさしています。食事をおいしく食べるためには、ワインと料理の組み合わせはとても重要です。料理の種類によって合うワインはそれぞれも異なるため、ワインとの相性を考慮して選ぶことはとても大切だといえます。ペアリングは、コース料理の1皿に1種類ずつワインを変えて楽しむとさまざまなおいしさを楽しめます。

自分で選んだりソムリエに任せたりする

ワインのペアリングは、自分で好きなように選ぶことも可能です。ただし、自分ではうまくペアリングする自信がなかったりよりおいしい組み合わせを楽しみたかったりする場合は、ソムリエに頼んで選んでもらうことも可能です。それぞれ違った楽しみ方ができるので、ワインと一緒に食事をとるならぜひとり入れてみるとよいでしょう。

マリアージュとの違い

ペアリングとよく似たものとして使われる言葉に「マリアージュ」があります。マリアージュとはどのような意味をもっているのでしょうか。また、ペアリングとの違いも気になるところです。マリアージュについて説明します。

マリアージュはフランス語で結婚のこと

マリアージュとは、フランス語で結婚を意味しています。よって、マリアージュにも料理とワインの組み合わせという意味合いがあります。

マリアージュは組み合わせて新たな味を生む

マリアージュの大きな特徴は、お酒と料理を組み合わせて新しい味を楽しむという点にあります。一方、ペアリングは相性のいい組み合わせという意味です。マリアージュとペアリングは似ていますが、このような微妙なニュアンスの違いがあるのです。

ペアリングの方法

ワインと料理のペアリングを考えるときは、どのような方法をおこなえばよいのでしょうか。上手にペアリングするには、ちょっとしたコツがあります。ワインと料理の両方を楽しめるおいしい組み合わせができるようにペアリングの方法を考えましょう。

似ているものどうしを合わせる

ペアリングをするときは、似ているものどうしを合わせるようにすると、味の相性が合いやすいです。たとえば、コクのある料理にはコクのあるワイン、さっぱりした料理には辛口ワインなどを合わせるようにすると、違和感なくワインと料理の両方の味を楽しむことができるでしょう。

対照的なものを合わせる

ペアリングの方法としては、対照的なものどうしを合わせるというのもひとつの手です。たとえば、塩気のある料理に甘みの強いワインを組み合わせれば、双方がおいしさを引き立て合うことができるでしょう。いろいろな組み合わせを楽しめるのがペアリングのよいところです。

ペアリングの具体例

ペアリングをする場合、具体的にはどのようにワインと料理を組み合わせたらよいのでしょうか。味の組み合わせといっても、慣れていないと上手にペアリングするのはなかなか難しいです。よって、ここではペアリングの具体例について紹介します。

酸味どうしのペアリング

少し酸味の強いワインを飲むときは、酸味のある料理を選ぶとワインの刺激を和らげることができます。たとえば、酸味の強い白ワインを飲むときは、レモンやライムを使った料理を選ぶとおいしく食事ができます。また、酸味の強い赤ワインを飲むなら、マヨネーズを使用したソースをかけたステーキ肉などが合うでしょう。

コクが少ないワインと甘い食べ物のペアリング

果物やはちみつといった甘い食べ物は、ワインの苦みや渋みを際立たせる働きがあります。そのため、もう少しコクが欲しいと思うようなワインと果物やはちみつを使った料理を合わせると、両方をおいしく食べることができるでしょう。逆にいうと、苦みや渋みが強いワインと甘いものを合わせると、ワインの味が強く感じられてしまうので要注意です。

フレッシュなワインと旨みのある食べ物のペアリング

旨みがある食べ物もまた甘みがある食べ物と同じように、ワインの苦みや渋みを引き立たせる効果があります。よって、玉ねぎや緑黄色野菜などの旨みがたっぷり詰まったソースを使った料理にフレッシュなワインを合わせると、ワインの味の深みを感じやすくなるでしょう。

レストランでペアリングを楽しむポイント

レストランでおいしい食事を楽しみながらペアリングする場合は、いろいろと気を付けたいポイントがあります。しっかりポイントを意識すれば、料理とワインの両方をおいしく楽しむことができるでしょう。ここでは、レストランのペアリングをするときにどのようなポイントに気を付けたらいいのかについて説明します。

ペアリングコースがあるお店を選ぶ

レストランのメニューのなかには、ペアリングのコースが用意されているお店もあります。よって、「ペアリングをしてみたいとすべてを自分で希望するのは難しそう」と思っている場合は、こういったコースを利用するのもひとつの手です。予約時にペアリングコースがあるかどうか確認してみるとよいでしょう。

予算をみておく

ペアリングするときは、予算を決めておくことも大切です。複数の料理にそれぞれ違ったワインを合わせるとなると、それなりに値が張ってしまいます。予算内で楽しめるようにしておいたほうが、お財布の心配をすることなく安心してワインと料理の組み合わせを味わうことができるでしょう。

苦手なワインはあらかじめ申告

ペアリングをお店の人に依頼するときは、あらかじめ苦手なワインのタイプを伝えておくとよいです。たいていは、飲みやすいものに変更してもらえることが多くなっています。

ワインのペアリングで食事を楽しもう

ワインのペアリングで食事を楽しもう

ワインと料理のペアリングをおこなうと、両方の味をしっかりと引き立てることが可能です。組み合わせ方によってはワインの味を変えることもできるので、ペアリングをとり入れればいつもは苦手だと感じている味のワインにも挑戦しやすくなるでしょう。また、それまで試したことのないワインと料理の組み合わせにより、まったく知らなかったおいしさに出会える可能性もあります。さらに、食事の際にワインを飲むのであれば、ペアリングを意識するとより料理のおいしさを演出することも可能です。おいしい料理をさらにおいしく楽しめるというのは、ワインならではの効果だといえるでしょう。それぞれの料理にペアリングをおこなえば、さまざまなワインを一気に楽しめるというメリットもあります。おいしいワインと料理のペアリングで、これまでと一味違った食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ワインを学ぶなら

ワイン通信講座

SARAのワイン資格講座は2種類のワイン資格に対応した資格取得可能です。
更に、プラチナコースなら講座終了時の課題を提出するだけで試験免除で資格取得が可能です。

ワイン資格に関する記事一覧