ポイントを押さえれば簡単!ワインの頼み方って?
記事更新日:2023年8月21日お店で食事をする際は、料理に合ったワインを選ぶとよりおいしく食事を楽しめます。とはいえ、お店でワインを選ぶとなると、似たようなものがたくさんあってどれを選んだらいいか分からず、ワインが頼みづらいということも多いですよね。そんなときでも選び方のポイントを押さえておけば、ワイン選びが楽になります。
今回は、お店で食事をするときのワインの頼み方について詳しく説明します。お店でワインを頼むときは、今回紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
目次
ワインを選ぶ基準
ワインを選ぶときは、何を基準に考えたらいいのでしょうか。ワインを選ぶときは、料理や場所、予算などを考慮するのが基本です。ワインを選ぶための基準について詳しくみていきましょう。
基本は料理と合わせる
ワインの選び方としては、基本的に料理と合わせることが重要です。ワインと料理と一緒に口に運ぶのであれば、両方がマッチしている組み合わせを選ぶとよりおいしく食事を楽しむことができるでしょう。たとえば、肉料理なら赤ワイン、魚料理なら白ワインを選ぶことが多いです。
場所・予算に合わせる
ワインの選び方は、場所に合わせるという手もあります。高級レストランなら普段はお目にかかれないような珍しいワインがおかれていることも多いでしょう。また、カジュアルレストランであれば、誰でも飲みやすいワインが用意されていることが多いです。それぞれの場所の特徴を押さえた頼み方をしてみましょう。また、予算を考慮することも忘れてはいけません。料理のレベルに合ったワインを選べば、予算内におさめやすくなるでしょう。
産地
ワインを選ぶときは、産地に注目するという方法もあります。ただし、ワインの産地から飲みたいワインを選ぶなら、ある程度ワインに関する知識もしっかりと持ち合わせている必要があるでしょう。有名な地域を押さえ、それぞれのワインの特徴を把握しておけば、自分の好みに合いそうなワインの産地が見つかるはずです。
料理と合わせる時のポイント
料理とワインを合わせるときは、どういったポイントに気を付けたらいいのでしょうか。料理とワインを合わせるときはいろいろな組み合わせ方があります。ここでは、料理とワインを合わせるポイントについて紹介します。
色が似たもの
ワインを選ぶときは、料理と色を合わせるという方法があります。色を合わせるというのは、ワインの色と食事全体の色を合わせるという意味です。たとえば、鶏肉にクリームがかかっている白っぽい料理なら白ワイン、サーモンにトマトソースがかかっている赤っぽい料理であれば赤ワインといった選び方ができます。このようにしてワインを選べば、食事と合いやすいワインを選べる可能性が高いです。
味の印象を合わせる
ワイン選びとしては、食事の味の重さに合わせるという方法もあります。こってりした味付けの料理であれば、濃くて重い印象の強い赤ワインが合うでしょう。反対にさっぱりした味付けの料理なら、すっきりとしていて狩る印象の白ワインのほうが合いやすいです。また、ハーブを使った料理であれば、ハーブの香りをもつワインを選ぶというのもよいでしょう。
産地と合わせる
ワインを選ぶなら、料理に使われている食材と同じ産地のものを選ぶのもおすすめです。また、イタリア料理ならイタリアのワイン、フランス料理ならフランスのワインという選び方をしても、料理に合うワインを見つけやすいです。
ワインの頼み方
ワインをお店で注文するときは、どのようにして選べばよいのでしょうか。ワインをレストランなどで頼むときは、好みを伝えるとお店の人がそれに合ったワインを選んでくれることも多いです。そういったときにうまく自分の好みを伝える方法について紹介します。
好みの伝え方は?
まずは、それぞれのワインの好みの伝え方について説明します。ワインの種類によって伝えるべきポイントはそれぞれ異なります。
*赤ワインの場合
赤ワインの場合は、軽めまたは重めという表現で伝えるとスムーズに好みのワインを選んでもらうことができます。軽めであれば、赤ワインにしてはさっぱりとした印象のする渋みの少ないものを選んでもらえるでしょう。また、重めという伝え方をすれば、渋みやコクが程よくあり、濃厚な味つけの食事にも合いやすいワインを選んでもらえるはずです。
*白ワインの場合
白ワインの場合は、甘口または辛口という伝え方をするとよいでしょう。甘口であればフルーティーでさっぱりとした印象のワインを飲むことができます。反対に辛口であれば、甘さは控えめですっきりとした味わいが楽しめるワインに出会えることでしょう。
*スパークリングワイン
スパークリングワインを頼むときも、基本的には白ワインと同じ頼み方をすれば問題ありません。スパークリングワインはお店によっては種類が少ないこともあるので、好みに合ったものがあるかどうかしっかりと確認することが大切です。
ソムリエに頼る場合
お店にソムリエがいる場合は、プロの目線でワインを選んでもらうことも可能です。基本的には、予算や赤と白のどちらのワインがいいか伝えると適切なワインを選んでもらうことができます。今日の気分を伝えれば、よりそのときのシチュエーションに合うワインを選んでもらえる可能性が高まります。「気分がいい」「ほっとしたい」といった簡単な言い方でいいので、ソムリエに気分を伝えてみましょう。また、好きな雰囲気や気分だけでなく、苦手なものを伝えるというのもひとつの方法だといえるでしょう。
高級店での頼み方
高級店でワインを頼むときは、より緊張感がありますよね。高級店でワインを頼むときはどのようなポイントに気を付けたらいいのでしょうか。最後に、高級店でのワインの頼み方について説明します。
ワインの値段目安はコース料理の半分の額
高級店でワインを頼むときは、コース料理の値段の半分くらいに収まるワインを頼むようにしましょう。コースの値段ばかりに気を取られていると、ワインもあわせた合計金額が意外と高くなってしまうことも多いです。ワインの値段にもしっかり配慮することが大切です。
ボトルよりもグラスがおすすめ
高級店でワインを頼むなら、ボトルよりもグラスを選んでおいたほうが安心でしょう。ボトルでワインを選んでしまうと、好みに合わなくてもその分のお金を払う必要があります。高級店のワインは料金もそれなりにするので、慎重に選ぶようにしたほうがよいでしょう。
お店でおいしいワインを注文してみて
お店で食事を楽しむなら、ワインもこだわって選びましょう。しっかりとワイン選びにこだわることができれば、ワインのおいしさを楽しみつつ食事の味をより引き立てることも可能です。ワインと料理の相性がよければ、食事に対する印象もさらにアップするでしょう。慣れていないとワインの選び方は少し難しく感じられますが、ポイントさえ押さえればワインを注文するのは決して難しいことではありません。どうしても自分で決められないときは、お店の人に選んでもらうこともできます。その場合は、難しい用語を使う必要もなく、ありのままの気分や予算を伝えればそれでOKです。プロに選んでもらえば、それまで知らなかったおいしいワインに出会える可能性もあるでしょう。お店でワインを注文して、その味わいをじっくり楽しんでみませんか。