効率的にきれいにする部屋掃除のコツ | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 片付け・整理収納・生活の資格取得講座一覧 > 掃除資格取得講座 > 部屋の掃除がしたい!効率的にきれいにするコツとは?

部屋の掃除がしたい!効率的にきれいにするコツとは?

部屋は常にきれいにしておきたいですよね。しかし、普段過ごす場所はいつの間にか散らかったり汚れたりしてしまうということも多いものです。そんな部屋をきれいにするには、どうしたらよいのでしょうか。

部屋をきれいに掃除するためには、効率的に掃除や片付けを行うことが重要です。なるべく短時間でしっかりときれいにすることができれば、掃除や片付けも楽しくなるでしょう。今回は、効率よく部屋の掃除や片付けをするためのコツについて紹介します。

部屋の掃除がしたい!効率的にきれいにするコツとは?

掃除の基本ルール

部屋の掃除がしたい!効率的にきれいにするコツとは?

部屋を効率的にきれいにするためには、掃除の基本ルールをおさえることが大切です。まずは、掃除の基本的なルールについて理解しましょう。

目的と場所を明確に

掃除を始めるときは、最初に目的と場所を明確にします。これらが曖昧になってしまうと、全体的に中途半端に手を付けることになってしまいます。「どうしてその場所を掃除するのか」がはっきりしていないと、部屋がきれいにならないだけでなく、効率的な掃除の仕方を考えるのも難しいので注意しましょう。たとえば「ホコリが気になるから」といった目的を意識し、範囲を決めたうえで掃除を始めるようにしてください。

決めた場所を守る

掃除をする場所を決めたら、それを必ず守りましょう。たまたま別の場所の汚れが目に入ったとしても、ほかの場所まで掃除を延長するのはNGです。決めた範囲の掃除が終わるまでは次に移動してはいけません。計画した場所以外の掃除を途中から始めると、また同じ道具を使用する必要が出るなどの二度手間がかかる可能性が高いです。そうなると作業効率はとても悪くなるので気を付けましょう。掃除する範囲を決める際は、あらかじめ家の中をよく点検してからにするとよいです。

掃除道具の準備をしてから片付ける

掃除をする前は、掃除の邪魔になるものの片付けを行います。ただし、掃除道具の準備は必ずその前に済ませておきましょう。たとえば、片付けの段階からホコリは舞うので、マスクは最初からつけておいたほうがよいです。また、ものを片付けてから掃除道具を用意するとなると、ものの置き場によっては出しづらくなることもあるはずです。そのため、掃除を始めるときは、掃除の目的と場所を意識して、最初に道具をそろえるようにしましょう。

効率的な掃除のコツ

効率的に掃除を進めるためには、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。具体的にみてみましょう。

まずは大きなものを片付ける

掃除を効率的に行うためには、ものを片付けるところから始めます。とくに大きくて邪魔になっているものは必ず片付けるべきです。たとえば、リビングに置きっぱなしになっているカバンや脱ぎっぱなしの服などは、クローゼットに戻すなどしましょう。いらないものがあると、それだけ掃除がしにくくなるので要注意です。

捨てるかどうかはあとで考える

片付けや掃除をしていると、あまり使っていないものが見つかることがよくあります。しかし、思い出が詰まっているものや人からもらったものは捨てるかどうかをなかなか判断できないことが多いです。その場合は、掃除の最中に判断をしなくても構いません。あとでじっくり考えることにして保留にしておきましょう。結論が出るまでその場で考えてしまうと、掃除の時間がその分余計にかかってしまいます。そうなることを避けるため、まずは掃除を先に終わらせることを意識しましょう。ものの処分については、掃除が終わったうえで改めて考えてみてください。

ゴミ袋や掃除道具は手の届く範囲に設置する

掃除をするときは、ゴミ袋や掃除道具を必ず手の届く範囲に設置するようにしましょう。使いたいと思うたびに歩いて取りに行くという状況ではとても効率が悪いです。ゴミ袋や掃除道具はすぐに使えるよう、掃除しながら一緒に移動していくようにしてください。

汚れはできるだけ早く拭き取る

掃除の最中に限らず、汚れを見つけたときはなるべく早くふき取るように心掛けるべきです。汚れは乾いてこびりつくと、なかなか取れなくなってしまうことが多いです。汚れがついたばかりのうちは比較的落ちやすいので、なるべくこまめに拭き取るようにしましょう。そうすれば、余計な洗剤を使用する必要もなくなるので経済的です。

きれいな部屋を保つコツ

せっかく掃除したら、きれいな部屋の状態をなるべく長く保ちたいですよね。そのためには、きれいな状態を保つ工夫をしなければなりません。普段からきれいな部屋にすることを心掛けることで、常に掃除の行き届いた部屋を保てるようにしましょう。

使用頻度に合わせてジャンル分けをする

ものは使用頻度に合わせてジャンル分けをして収納することが大切です。よく使うものと普段は使わないものを分けて、それぞれ収納しましょう。よく使うものは取り出しやすい位置に置き、普段使わないものは奥のほうにしまうようにするとよいです。また、そのうえで、ものを使ったら必ずもとの位置に戻すことを徹底してください。そうすれば、いつの間にか部屋にものが散乱しているという事態を回避することができるでしょう。

収納できない分は捨てる

ものがたくさんあって収納できないものがある場合は、その分を捨てることを検討してください。しまってあるだけで使用することがないものなどは、この機会に思い切って捨ててしまいましょう。理想は、使用するものだけを残してすっきりした状態です。ものは収納し切れる分だけ所持するように心掛けたほうがよいです。思い出の品などもかさばるものであれば、処分を検討したほうがよいかもしれません。現物は処分することにし、写真などを撮って見返すことができるようにするというのも1つの手です。

普段から少しずつ片付ける

掃除や片付けには意外と時間がかかります。とくに、普段はあまり部屋をきれいにする習慣がないという場合は、いざ掃除や片付けに着手してもなかなか作業が終わりません。きれいな部屋にするためには、普段から少しずつ片付けるようにすることが大切です。ちょっとした部分であれば、普段の空いた時間でパパッと掃除や片付けを行うことができるはずです。慣れないうちは面倒に思えますが、習慣化してくると難なくこなせるはずなので、最初は頑張って意識的に掃除や片付けに取り組んでみてください。

部屋の掃除のコツはきれいな部屋をしっかり意識すること

部屋の掃除のコツはきれいな部屋をしっかり意識すること

部屋をきれいに保つためには掃除や片付けをしっかり行うとともに、普段からきれいな部屋を意識することが必要です。普段から、使ったものはもとの場所に戻すことや、汚したらすぐに拭き取るといったことを徹底するようにしましょう。そうすれば、部屋にものが散乱したり、ひどい汚れが気になったりする事態は避けることができます。もともときれいにしておけば、掃除や片付けをしようと思った場合でも、簡単に済ませることができるはずです。

また、実際に掃除や片付けを進めるときは、欲張らずに特定の範囲をきれいにすることに重きを置きましょう。一度に広範囲をきれいにしようとしても、掃除や片付けには意外と時間や手間がかかるのでなかなかうまくいきません。特定の範囲に限定して、しっかりときれいにすることを心掛けてください。効率的な掃除や片付けの方法を意識できれば、きれいな部屋を保つことも難しくはなくなるはずです。

片付け・整理収納・生活の講座