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不登校になる小学生の心理とは?

 

不登校になる小学生の心理とは?

 

子どもが不登校になった場合、どのような心理になっているのでしょうか。不登校の問題を解決するには、心理をしっかりと理解してあげることが大切です。不登校の子どもの心理は複雑なので、単に「学校に行こう」と言うだけでは問題は解決しません。周りの大人が不登校の子どもの心理をしっかり理解すれば、子どもも無理せずに状況を改善するための行動を起こせるでしょう。今回は、不登校になる小学生の心理や不登校の改善方法について紹介します。

不登校とは?

子どもの不登校とは、具体的にどのような状況のことをいうのでしょうか。不登校についてしっかり理解し、状況を改善するには基本的なところをしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、不登校の子どもの状態について見ておきましょう。

学校に登校しない状況

不登校とは、文字どおり子どもが学校に登校していない状態です。ただし、学校に行きたくないと本人が思っているとは限らず、場合によっては学校に行きたいという気持ちがあるにも関わらず学校に行けないケースもあります。不登校はそれぞれの子どもによってそれぞれ違うため、ひとりひとりの状態をしっかりと把握したうえで解決を目指す必要があります。

不登校の種類

一言で不登校といっても、それにはいくつか種類があります。たとえば、本人が無気力であるために起きる不登校です。この場合、その子どもが育つ環境が大きく影響していることも少なくありません。不登校そのものだけでなく、子どもが置かれている状況の根っこの部分から対応する必要があるでしょう。また、非行が不登校を引き起こしていることもあります。非行の原因を改善するのは簡単ではありませんが、そういったところから解決を目指さなければなりません。さらに、いじめが原因で不登校になるケースもとても多いです。いじめが原因の場合、いじめを起こしている相手についてもきちんとした指導ができないと解決が難しいといえます。

小学生の不登校児は増加している

文部科学省の調査によると、小学生の不登校児は増加傾向にあります。不登校には子どもの人間関係も大きく関係していることが多いため、いじめなどの問題も深刻になっています。いじめが発覚するのは本人による申告ではなく、アンケート調査や学校の聞き取り調査によることが多いです。本人がより悩みを訴えやすい環境が必要だといえるでしょう。

不登校になる主な理由

小学生が不登校になる原因は、学年や年齢によっても異なります。そのため、不登校の原因を解決するには、それぞれの傾向をしっかりと理解することが大切だといえるでしょう。ここでは、低学年、中学年、高学年の3つに分けて不登校になる主な原因を紹介します。

低学年

小学校の低学年が不登校になる原因は、本人が学校へ通うという生活環境に順応できないことがあげられます。友達付き合いがうまくできず、不安や強いさびしさを感じることも多いです。不登校になってしまった場合は、そういった状況を親や教師がしっかりと理解して対応することが重要だといえるでしょう。

中学年

小学校の中学年になると、不登校の原因はさらに複雑になります。たとえば、勉強が苦手で授業についていけないことで、不登校になるケースもあります。さらに、友人関係がうまくいかないことを理由に、学校に行きたくないと思うこともあるようです。そして、何かをきっかけに恥じらいをもつことで学校に行けなくなる場合もあります。

高学年

小学校の高学年になると、不登校の原因は人間関係が理由になっているケースが多くなります。たとえば、友人どうしのトラブルやいじめが不登校の要因となることはとても多いです。それだけでなく異性との問題が起き、結果として学校を避けるようになる場合もあります。さらには教師との関係が悪くなることで学校に行きたくないと感じてしまうこともあるようです。加えて、親の人間関係が不登校を引き起こしていることもあります。

不登校生の心理

不登校の子どもはどのような心理状態にあるのでしょうか。不登校の問題を解決するには、子どもの気持ちをしっかりと理解することが必要不可欠です。ここでは、不登校の子どもがどのような気持ちになっているのかを説明します。

本当は学校へ行きたいと思っている子が多い

不登校の子どもは、実は学校へ行きたいと思っていることが大半です。学校を休む罪悪感や不登校でいる自分に嫌悪感を抱いており、そのことが大きなストレスになっていることが多いです。また、授業に出席していないことで遅れてしまった勉強を取り返せるかどうか不安にもなっているでしょう。本人もその状況を深刻にとらえているので、傷つきやすく疲れやすい状態になっています。

周りの目

不登校の子どもは周りの目も気にしています。まず、親にどう思われるだろうということを気にしているでしょう。「学校に行きたいけど行けない」という苦しい状態にあるので、親から「学校へどうして行かないの?」と問い詰められるのではないかと恐れています。また、学校へ行かないことで先生やクラスメイトからどう思われているのかも気になっているでしょう。それを気にするあまりなかなか学校に行くタイミングをつかめないでいる子どももいます。

不登校生のケア

不登校になった子どもについては、しっかりとケアをしてあげることが必要不可欠です。子どもはとても繊細なので、無理に学校へ行かせるのではなく適切な対応をおこなうことが重要だといえるでしょう。不登校生の適切なケアの方法について紹介します。

アドバイスではなく共感をする

不登校となっている子どもに対しては、問題を解決するためのアドバイスよりも悩んでいる気持ちに共感を示すことを大切にしましょう。子どもも学校に行かなければいけないということは本心では分かっているので、それを改めて諭したところで状況は変わりません。まずは、悩んでいる気持ちを理解し、肯定してあげることが大切です。

親子で良好な関係を築くこと

不登校になっている子どもは、ただでさえ孤独を感じています。そのため、せめて家庭内では居場所があると感じられるようにしてあげましょう。親子で良好な関係を築くことを大切にし、子どもの気持ちを落ち着かせてあげることが重要です。

フリースクールの活用

どうしても学校に行けない場合は、フリースクールを活用するのもひとつの手です。フリースクールは不登校で悩む子どもの学ぶ権利を保障するための施設です。子どもの気持ちを大切にして、子どもがのびのびと学べる方法を一緒に考えてあげるとよいでしょう。

不登校の小学生の心理をしっかり理解しよう

不登校の小学生の心理をしっかり理解しよう

不登校の小学生は、複雑でつらい気持ちを抱えています。そのため、不登校の問題を改善するには、まずはその気持ちにしっかりと寄り添うことが重要になります。子どもの気持ちを理解して周りの大人が肯定すれば、それだけで子どもは安心できます。学校にはたくさんの子どもがおり、さまざまな関係を築いているので、子どもによって何らかの問題が生じるのは不思議なことではありません。何か問題があるときは、一緒になって解決してあげることが大切です。不登校を解決するには、いろいろできることがあります。子どもに合った方法を実践して、不登校の原因を根本からしっかりと解決しましょう。

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