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寝る位置からわかるって本当?猫はどんな気持ちで寝ているの?

猫と一緒に暮らしていると、猫が飼い主の近くに寄ってくることがあります。猫が飼い主の近くで寝る場合、どのような気持ちの表れとなっているのでしょうか。猫の気持ちは、寝る位置から判断することができます。猫の気持ちを適切に理解するためには、猫の寝る位置による気持ちの違いをしっかりと押さえておいたほうがいいでしょう。

今回は、寝る位置から分かる猫の気持ちについて説明します。猫の寝る位置から気持ちをしっかりとくみとりたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

寝る位置からわかるって本当?猫はどんな気持ちで寝ているの?

布団に入ってくる理由

猫が布団に入ってくる理由としては、どのようなことがあげられるのでしょうか。猫が布団に入ってくる理由は、状況によってさまざまです。そのため、猫の気持ちを知りたいときは、状況に応じて猫が布団に入ってくる理由を考える必要があります。ここでは、猫が布団に入ってくる理由について、基本的なところを説明します。

寒い時

猫が布団に入ってきた場合、猫が寒がっている可能性があります。猫の中には寒がりの猫も少なくありません。ただし、もちろんなかには暑がりの猫もいます。暑がりの猫は布団よりも冷たい床を好む傾向があります。

甘えたい時

猫が布団に入ってくる理由としては、甘えたいという理由もあります。特に子猫は甘えたい気持ちが強いので、布団に入ってくることも多いです。また、布団に入ってくるということは、飼い主を信頼していて布団に入ると安心できると感じられるからでもあります。

やわらかくて寝心地がいいと感じた時

猫が布団に入ってくるときは、単純に布団が柔らかくて気持ちがいいと感じている可能性もあります。ふかふかの布団を使っていると、人間にとってもとても気持ちがよいものですよね。

寝る位置でわかる猫の気持ち

猫の気持ちは、寝る位置からも読み取ることができます。寝る位置による猫の気持ちの違いとは、どのようなことがあるのでしょうか。せっかく猫と一緒に生活するのであれば、猫の気持ちをしっかりとくみとりたいですよね。そのためには、猫の寝る位置から猫の気持ちを理解することも重要なヒントとなります。ここでは、寝る位置で分かる猫の気持ちについて紹介します。

顔の近く

猫が顔の近くで寝る場合は、飼い主に甘えているサインとなります。猫は自分のスペースに他人を入れるのを嫌がる傾向があります。しかし、それにもかかわらず顔の近くに遣ってくるということは、飼い主を強くしたっている証拠です。子猫のような気分で飼い主に甘えているといえるでしょう。

布団の中

猫が布団の中に入ってきて飼い主のお腹のあたりで寝ている場合、猫は警戒心をまったくといっていいほどもっていない状態です。顔の近くで寝るときと同じく、飼い主を強くしたっているからこそのことだといえるでしょう。飼い主に甘えたいという気持ちがつよいということの表れでもあります。

股の間

猫を飼っていると、寝ているときに飼い主の股の間に入ってくることもあります。この場合も、猫は飼い主の側にいたいという気持ちをもっています。ただし、上半身の近くとは違い、飼い主にあまり触られることは求めていないといえるでしょう。そっとしておいてあげると、猫とちょうどよい距離感で眠ることができそうです。

足元

猫が足元にいるのであれば、すぐに逃げられる場所を選んでいる可能性があります。飼い主の近くにいれば暖かいため、そこにいるというケースもあります。いずれにせよ、自立心が強い猫らしい猫といえるでしょう。

猫と一緒に寝るときの注意点

猫と一緒に寝るときは、いろいろと注意したい点もあります。猫と一緒に寝るなら、安全かつ安心して眠りたいですよね。そのためには、正しい情報をしっかりと理解しておくことが大切になります。猫と一緒に寝るときの注意点について説明するので、ぜひここでしっかりと確認しておくようにしましょう。

ノミやダニ

猫の体には、気を付けていないとノミやダニが寄生してしまうこともあります。その状態で一緒に寝ると、ノミやダニが布団にすみついてしまう恐れがあるため注意が必要です。そうなると、人間にもノミやダニによる問題が降りかかる恐れがあります。最悪の場合、ただのかゆみなどではなく、アレルギーや感染症などの病気につながる可能性もあります。外によく出ていく猫はもちろんですが、室内で飼っている猫にもノミやダニはついてしまいます。そのため、猫の体は定期的にチェックして、ノミやダニを予防するようにしましょう。

人獣共通感染症(ズーノーシス)

寝ている間は無意識で何らかの行動をとることがあるため、猫と一緒に寝るときは注意が必要です。たとえば、布団についた猫の体液が飼い主の体に入ってしまうこともあります。たとえば、寝ている間に猫が飼い主の鼻や口をなめることも考えられます。その場合、「人獣共通感染症(ズーノーシス)」という病気になる恐れあるため、気を付けなければなりません。特に体力がないお年寄りや幼児の場合は、症状が重くなる可能性があるため注意しましょう。

お互いにケガをさせる可能性

猫と一緒に寝るとなると、お互いにけがをさせる可能性があります。たとえば、寝返りを打った際に猫の爪が飼い主の肌に当たり、傷がついてしまう恐れがあります。傷だけで済めばいいですが、傷から感染症にかかるケースもあるため甘く見てはいけません。猫の爪は定期的に切る必要があるので、特に一緒に寝る場合は気を付けたほうがいいでしょう。さらに、猫と一緒に寝るときは、猫を押しつぶしてしまわないように気を付ける必要があります。小さい猫が人間の体の下敷きになると、最悪の場合、圧死させてしまう恐れがあります。ある程度成長した猫であれば、人間の体に押されて痛いときには自分で抜け出すことができますが、子猫の場合は気を付けないといけません。

布団でのおしっこ

猫と一緒に寝るとなると、ときには布団でおしっこをされてしまうこともあります。特に猫の普段のトイレに問題があったり、病気があったりすると、布団の上でおしっこをしてしまうケースが多いようです。トイレに問題がありそうな場合には、猫の様子にしっかりと気を使って改善してあげるようにしましょう。さらに、病気がある場合は、早めに病院へ連れていく必要があります。猫の様子をしっかりと観察して、きちんとした対応ができるようにしてあげてください。

猫の寝る位置から気持ちを理解してあげよう!

猫の寝る位置から気持ちを理解してあげよう!

猫は寝る位置によってどのような気持ちをもっているのかが異なります。もちろん、猫によっては異なる気持ちをもっている場合もありますが、寝る位置を把握すればだいたいの心持ちを把握することが可能です。猫の気持ちを理解したいなら、どのような位置で寝ているかについてしっかり観察するようにしましょう。飼い主の近くに寄ってくるということは、それだけ飼い主のことを信用しているという証拠です。猫と一緒に寝ることで、より親密な関係を築くことができるでしょう。ただし、猫と一緒に寝るときは注意したいこともあります。ちょっと間違うと大きな危険につながる恐れもあるため、きちんと安全な状態を確保したうえで猫と一緒に寝るようにしましょう。そうすれば、猫と一緒にゆっくりと睡眠をとることができるようになります。