ペットシッターの給料は?開業した場合の収入についてみてみよう
記事更新日:2023年8月21日ペットシッターとして働く場合、給料はどれくらい得られるものなのでしょうか。ペットシッターとしての給料は、働き方やその他の条件によってもそれぞれ異なります。そのため、ペットシッターとしての給料を知りたいなら、ペットシッターとしてどのような働き方をするかについても考える必要があるでしょう。
今回は、ペットシッターの給料について説明します。雇用される場合とともに開業した場合の収入についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次
ペットシッターの働き方
ペットシッターとして働く場合、どのような働き方ができるのでしょうか。ペットシッターとして働く場合も、一般的な仕事と同様にさまざまな働き方があります。ここでは、ペットシッターとしての代表的な働き方についてチェックしておきましょう。
雇われる場合
ペットシッターとして働く場合、企業や事業主に雇われて働くケースがほとんどです。ペットシッターの場合でも、正社員として働くことは十分可能であるといえます。また、ペットシッターとして自分の空き時間を活用したい人は、アルバイトや副業で取り組む倍もあります。ペットシッターは平日の夜間や休日などに需要が高まるため、その時間に仕事ができる人のほうが稼ぎやすいでしょう。
自営業
ペットシッターとして仕事をする方法としては、自分自身で事業を開業して自営業になる手もあります。自営業としては、個人でゼロから事業を立ち上げるのもひとつの方法です。ただし、ペットシッターの場合はフランチャイズで開業することもできます。フランチャイズで開業すれば、一定のノウハウを最初から教えてもらえるというメリットがあります。ただし、フランチャイズの場合は一定の契約料がかかるため、契約料を払ってフランチャイズ契約をしたほうがいいのかについては、よく検討したうえで決定したほうがいいでしょう。
ペットシッターの勤務形態別の給料
ペットシッターとして働く場合、給料はどの程度となっているのでしょうか。ペットシッターの勤務形態別の給料について、ここで働き方別に見ておきましょう。
非正規雇用
ペットシッターとして非正規雇用で働く場合、アルバイトやパートタイムに加えて、派遣などさまざまな働き方が可能です。非正規雇用でペットシッターとして働く場合、給料は時給で約800~1500円ほどとなります。非正規雇用の場合は時給に幅があるため、自分自身のペットシッターとしての能力を高めていけば、ある程度なら給料アップを目指すことも可能です。
正社員・契約社員
ペットシッターとして正社員や契約社員になるなら、月収は約15~30万円となります。正社員や契約社員の場合も、給料にはかなり幅があるといえるでしょう。そのため、年収も約180~300万円台まで幅があります。なお、ペットシッターの場合は正社員や契約社員でも歩合制が採用されていることが多いです。そのため、就職先を選ぶときは、給料体系についてもよく確認しておいたほうがいいでしょう。
ペットシッターの個人開業した場合の収入
ペットシッターとして個人で開業した場合、収入はどの程度になるのでしょうか。個人で開業する場合、収入は1回あたりの料金とも直結することになります。ここでは、ペットシッターとして個人で開業した場合の収入について説明するので、ぜひ参考にしてください。
基本の考え方
ペットシッターとして個人で開業したときに得られる収入は、働き方や集客の積極性によって変化します。また、地域によって価格もことなるため、開業するエリアによっても収入は変わるでしょう。ペットシッターには繁忙期もあるため、繁忙期とそれ以外の時期では収入に大きな差が出ます。そのため、収入は一定ではありません。ただし、自営業の収入は時期によってばらつきがあるのは一般的なことです。そのため、時期による収支のバランスを考えて営業することが重要といえます。
一般的なペットシッターの利用料金
ペットシッターの料金は、どの程度が相場なのでしょうか。まず、猫や小動物などを留守宅で世話する場合、 1時間の料金は2000~3000円程度となります。また、小型犬の散歩や食事などの世話を代行するのであれば、 1時間あたりの料金は2000~3000円です。さらに、中型犬や大型犬の場合は、1時間あたり2500~4000円程度の料金となるでしょう。 多頭飼いの場合は、頭数やお世話の内容によって追加料金を請求できます。加えて1日数回以上訪問する場合は、顧客と相談したうえで料金を決める事が多いです。 繁忙期には複数の顧客を掛け持ちしたり、割増料金にしたりすることも可能です。そのため、繁忙期は収入アップを見込めます。具体的には、1日で20000円程度稼げることもあります。その場合、全体の収入は30~50万円ほどになる可能性があります。
収入が高くなりやすいケース
ペットシッターの収入が高くなりやすいケースとしてさまざまな場合があります。特に定期利用者や業務提携先を獲得すると、収入は安定しやすくなるでしょう。定期利用の例としては、子犬のしつけや散歩の代行などが一般的です。さらに、老犬介護や動物病院への通院代行も、定期的なリピートが見込めるでしょう。加えて、ペットに必要な物品を配達する業務も、定期的な利用が見込めます。 業務提携とは、顧客紹介に協力してもらうことを指します。ペットシッターが業務提携できる相手としては、動物病院やトリミングサロン、ペットショップなどがあります。よい関係を築くことができると、自然と仕事が舞い込んでくる可能性が高まるので、集客も楽におこなえるようになるでしょう。
ペットシッターのフランチャイズ開業した場合の収入
ペットシッターとして開業する場合、フランチャイズを選択することも可能です。フランチャイズは、契約する本部からのサポートを受けられるという点が大きなメリットといえます。事業の開業が初めてであっても適切なサポートをしてもらえるので、安心して業務に取り組むことができるでしょう。たとえば、研修や集客方法のサポートがあったり、保険が充実していたりします。 フランチャイズであれば、最初のうちから収入を安定させやすいです。ただし、フランチャイズはフランチャイズ契約のための支払いも必要である点に注意が必要です。加盟金に加えて、研修費、販促資材費、月額固定費などがかかります。それらの費用をきちんと支払い続けられるかどうかを検討したうえで契約するようにしましょう。
ペットシッターの給料や収入を踏まえておこう
ペットシッターになる場合、働く時の状況によって給料や収入は変化する可能性があります。そのため、ペットシッターになるのであれば、給料や収入をしっかりと踏まえたうえでどのような働き方をするか選んだほうがいいでしょう。ペットシッターで高い収入を得たいのであれば、それなりに工夫が必要になります。ペットシッターとしてはさまざまな働き方ができるため、自分に合う働き方を選びやすいのも魅力的です。ペットシッターになりたいのであれば、もちろん、ペットシッターに必要な能力もしっかりと身につける必要があります。しっかりとしたスキルを身につけることができれば、ペットシッターとしても活躍の幅が広がり、給料もアップしやすくなります。ペットシッターとしてしっかりと仕事をしていきましょう。