色による印象の違いとは?色が与える心理効果

 

色にはとてもたくさんの種類がありますが、1つ1つに何らかのイメージがありますよね。何も言葉をつけ足されていなくても、色を見ただけで何かしらのイメージが頭の中に浮かぶことが多いです。色が人に与える印象はさまざまな場面で活用されています。これらは多くの人に共通するものとなっており、とても不思議なものです。

色による印象の違いとは、どういったものがあるのでしょうか。また、色が与える心理的な効果とは具体的にどういったものなのでしょうか。今回は、色が与える印象について詳しく見ていきます。

色が与える心理効果とは?

色による印象の違いとは?色が与える心理効果

 

色が違うだけで、人は異なった印象をもちます。そのように色が与える心理効果とはどのようなものなのでしょうか。まずは、基本となる考え方を知りましょう。

色には特有のイメージや心理的効果がある

色にはそれぞれ特有のイメージがあり、それが心理的に何らかの効果をもたらしています。たとえば、同じ形でも色が違えば全く違った印象をもちますよね。また、温かいといえば赤やオレンジ、冷たいといえば青や水色が思い浮かぶのではないでしょうか。そういった印象の方向性は、人によって変わるわけではなく共通の認識としてとらえられています。

色がもつ印象効果は「色彩感情」とよばれる

色がもつ印象効果は、専門用語でいうと「色彩感情」です。また、色が何かを想起させることを「色彩象徴」とよびます。これは、普段の生活の中でも自然に起きていることなので、誰しもが経験しています。

色が与える印象と効果

色はそれだけでさまざまな印象や効果を与えます。言葉で表現しなくても、色によってイメージが決まります。色が与える印象や効果の例を具体的にみてみましょう。

心理的・生理的・物理的な影響

色は心理的・生理的・物理的などさまざまな影響を人にもたらします。たとえば、部屋の壁紙の色によって気持ちに影響が出ることもあります。また、ランチョンマットの色を変えるだけで食欲を刺激できるともいわれています。色は私たちが意識していない中でも、さまざまな効果を発生させているのです。

色によって感じる寒暖の差

色は寒さや暖かさも表します。寒さをあらわすときは寒色とよばれる青や緑、温かさをあらわすときは暖色とよばれる赤やピンクを使用します。そうすることで、言葉で表記しなくても自然と温度を表現することができます。

膨張色と収縮色

色には膨張色と収縮色というものがあります。具体的には白のように明るい色は膨張色で、黒のように暗い色は収縮色です。実際、暗い色の服を着ると体型がスマートに見えるので、収縮色はファッションでもよく取り入れられています。同じ大きさであるにもかかわらず色の違いによって大きさが違って見えるというのは不思議ですが、実際に比べてみるとその差は一目瞭然です。

色別に見る印象効果

では、具体的にそれぞれの色の印象や効果の違いをみてみましょう。比べてみるとそれぞれ全く異なる印象をもっていることがよく分かります。私たちは普段の生活の中で、無意識のうちにこれらの印象を受けています。

赤は一般的に熱さや強さを感じさせます。温度が高いことをあらわすのはもちろん、赤は炎や生命をあらわすこともあります。そのため、強いエネルギーの象徴ともとらえられています。また、赤は明るく派手な印象で活動的なイメージを与えます。強調したい部分は赤で印をつけることも多いですね。力を入れている部分を表現するのにもぴったりです。赤は強いエネルギーを感じさせる色なので、場合によっては怒りや緊張など負の要素をあらわすこともあります。相手を威圧する色としても使用されます。いずれにせよ、赤は強い印象を与える色なので使いどころはよく考えたほうがよいでしょう。

ピンク

ピンクは刺激が少ない色なので、かわいらしさや甘さを感じさせます。女性らしさを象徴する色でもあり、美しさや健康をイメージさせる色でもあります。また、ロマンチックな印象を作りたいときにも使用される色です。

オレンジ

オレンジは、楽しいさや親しみやすさを感じさせる色です。開放感を与えたり、食欲を増進させたりする効果もあります。オレンジのような暖色は、気持ちをよい状態に保つのに向いています。ただし、オレンジはその親しみやすさから、使い方によっては安っぽい印象を与えてしまう場合もあるので要注意です。色味や使い方を工夫して、程よい色使いに気を配るべきです。

黄色

黄色は明るさや幸福などポジティブな印象を与えます。また、子どもらしさや騒がしさをあらわす色でもあります。さらに、黄色は警戒色の効果ももっているため、注意を促したい部分を目立たせるためにも役立てられています。

緑は自然の色なので、癒しや新鮮さを表現します。緑があるだけで何となく落ち着くと感じた経験がある人も多いはずです。そのため、たとえば部屋のインテリアに緑を上手に使用すると、安らぎの空間に仕上げられます。病院のカーテンなどではよく緑色が使われています。

青は海や空の色であるため、冷たさをあらわす色です。また、神秘的なイメージも与えることができます。静かさやさわやかさも表現しています。さらに、青は信頼感を与えることも可能です。その反面、孤独や憂鬱など暗いイメージを与える色でもあります。色のトーンやほかの色との組み合わせに注意したいところです。

紫は高級さやあらたまった印象を与える色です。昔は紫の染料はとても貴重だったため、このような印象がついています。役職を色で分ける場合、紫が位の高い役職にあてられることが多いです。また、夕焼けや朝焼けが紫になることを連想して、紫には神秘的なイメージもあるといわれています。そのことから、女性らしさや優しさをあらわす色としても使われます。

白は純粋で清潔なイメージをもっています。真っ白な色は、けがれのない様子をあらわします。そのことから白は、ほかにも潔白さや善の象徴としても使用されています。

黒は闇の色なので、恐怖や孤独を想起させる色です。反抗心や不吉さをあらわす色としても使用されます。ただし、クールな印象を与える色として高級感を演出したい場面で使用されるケースもあります。その場合、黒はおしゃれでラグジュアリーな色としてイメージされます。

色によって印象や心的な効果はさまざま

色によって印象や心的な効果はさまざま

 

色はそれぞれ全く違った印象を人に与えます。同じものでも色を変えるだけで、人か感じるイメージを全く異なるものにできるというのは不思議ですよね。こういった色による印象の違いは。私たちの身のまわりでもよく活用されています。たとえば、お店で売られているさまざまな商品は、色のイメージをうまく利用してパッケージが作られている場合がほとんどです。中身がみえなくても、パッケージのイメージだけで「使ってみたい」と感じることも多いですよね。もちろんこれは色だけでなくデザインや説明文の影響もありますが、色をうまく利用することによりその印象を強く表すことができるのです。こういった点を踏まえると、自分自身が何か作ったり配置したりするときも色の印象をうまく活用できると心強いですよね。色によるイメージの違いを把握しつつ、効果的な色使いをすることで見た人の心に意図した印象を与えられるようにしましょう。

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