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アパレル店員なら必須!接客テクニックを身につけよう

お客様に気持ちよく買い物を楽しんでもらえるように、しっかりとしたサポートをおこなうのがアパレル店員の仕事です。アパレル店員として働くなら、接客のテクニックを身につけることが必要不可欠となります。誤った認識を持っていると、お客様に不快感を与える接客となる場合もあるので注意が必要です。

アパレル店員としての正しい接客とは、具体的にはどういったものなのでしょうか。今回はアパレル店員の接客について、基本的なルールからNG事項まで詳しく紹介していきます。

アパレル店員なら必須!接客テクニックを身につけよう

アパレル接客の基本ルール

アパレルで接客をするときには、最低限おさえておくべき基本のルールがあります。そのため、まずはそのルールについて概要を見ておきましょう。お客様にもいろいろなタイプの人がいますが、この基本ルールはどのような相手に対しても共通しています。まずはこのルールだけでもしっかりと身につけられるようにすることが大切です。

親しまれる愛想のいい笑顔

接客をするときは、親しみやすさが大切です。これはアパレルの販売員に限らず、接客業なら必ずいえることでしょう。お客様に対して愛想のよさをアピールし、自然な笑顔を見せることが大切です。とはいえ、よい対応もやり過ぎてしまうとお客様に不信感を与えてしまう可能性があります。そのため、適度な対応を心掛けることも重要です。

丁寧な言葉遣い

お客様に対しては丁寧な言葉遣いをすることが大切です。少しでも失礼な言動があれば、手に取った商品を買ってもらえないどころか、クレームを言われてしまう可能性もあるでしょう。お客様に接するときは言葉遣いに細心の注意を払い、常に丁寧な物言いを心掛けなければなりません。

トレンドと商品知識をしっかり把握しておく

アパレルの販売員として接客するなら、ファッションのトレンドとともに商品知識をしっかりと把握しておくことが大切です。お客様に何を聞かれても的確な情報をすぐに伝えられるようにしておくことが理想だといえます。何度もいちいち確認してお客様を待たせてしまってはいけません。お客様がスムーズに買い物できるようなサポートをできるようにしておきましょう。

お客様に好まれる接客ポイント

では、具体的にお客様に好まれる接客のポイントとはどのようなものなのでしょうか。アパレルでの接客では、ちょっとした違いが大きな差につながることも多いです。ポイントをおさえて、お客様にとって気持ちのよい接客ができるようにしていきましょう。

お客様目線の接客

接客をするときは、お客様の目線に立つということがとても大切です。お客様は何を考えているのかを常に予想し、それに合わせた対応をしなければなりません。臨機応変な対応を心掛け、マニュアルを棒読みしているような接客は避けましょう。また、お客様に対しては一定の距離感を保つことも大切です。お客様の中には初対面の相手にむやみにプライベートを知られたくないと思う人も多いです。あくまでも販売員として接客に必要な対応だけに集中するようにしてください。

声かけのタイミング

接客では、お客様に対して声をかけるタイミングも大切です。お客様が定員のサポートを必要としている場面を見極めて声をかける必要があります。また、声をかけるときは右側からアプローチすると効果的です。人は左よりも右から声をかけられたほうが警戒心をときやすいといわれています。不自然になってしまうときは無理に右側に回り込む必要はありません。とはいえ、テクニックの1つとして覚えておくと役に立つでしょう。

次につながる接客テクニック

アパレルの接客では、「次もここで買い物しよう!」とお客様に思ってもらうことも視野に入れなければなりません。そのためにはどういった接客をすればよいのでしょうか。何度もお店に来てもらえるような接客について、詳しく見てみましょう。

コーディネートの提案力をつけてファンになってもらう

お客様の中にはコーディネートの仕方が難しいという理由で、服を買うのをためらっている人もいます。そのため、接客をするときは、コーディネートの提案をするようにしましょう。複数の種類の着方を提案できれば、お客様も自分自身がその服を着ているイメージをもちやすいはずです。また、お客様の持ち物にあったコーディネートを提案するというのも効果的だといえます。そのとき身に付けているものと合わせたり、持っている服の種類をヒアリングしたりして、お客様に合ったコーディネートを提案しましょう。

セールの日時を伝える

接客をするときは、お得情報やおすすめ情報を伝えることも忘れないようにしてください。そういった情報は、お客様の購買意欲をかき立てるのに大いに役立ちます。また、お客様のことを可能な限り覚えておくというのも効果的です。やはり少しでも親しい関係を築けている相手に対しては、お客様は心を開きやすいです。お客様が再び店舗にやってきたときには、以前にお買い上げいただいた商品の感想を尋ねてみるのもよいでしょう。

やってはいけない接客の注意点

アパレルの接客をする際は、やってはいけないことがいくつかあります。誤った対応をしてしまうと、お客様は買い物をしづらくなってしまうので要注意です。ここではアパレル店員としての基本的なNG事項について紹介します。接客をする際はこれらの行動に気をつけるようにしましょう。

入店してすぐに話しかけない

アパレル店員として接客するときは、入店してきたばかりのお客様にいきなり話しかけてはいけません。お客様は「何となく見てみよう」という気持ちで入店してくることも多いです。そのため、まずはお客様が自分自身で気に入った商品を見つけるまで待ったほうがよいです。お客様の動向をさりげなく見守りつつ、話しかけるタイミングを見計らってみてください。

しつこく張り付かない

お客様に対しては、しつこく張り付くのもNGです。一度話しかけた後もお客様があまり乗り気ではないなら、離れて見守るようにしてください。「店員に話しかけられるのが苦手」と感じている人も少なくはないので、お客様に合わせた対応をすべきです。もちろん、常に周りのお客様に気を払い、サポートを必要としている人のところへすぐに駆け付けられるように待機しておく必要があります。

お客様の意見を否定しない

接客をするときは、お客様の意見を否定するのはやめましょう。お客様の意見を尊重しつつ、気持ちよく買い物ができるようなサポートをおこなうようにしてください。どうしても否定が必要な場合でも、まずは相手のことを肯定する言葉を添えて、補足として正しい情報を伝えるようにする必要があります。

アパレル店員として正しい接客をしよう

アパレル店員として正しい接客をしよう

アパレル店員として仕事をするなら、正しい接客方法でお客様をおもてなししましょう。お客様にはいろいろなタイプの人がいるので、絶対的な正解というものはありません。しかしながら、マナーや態度など基本的な部分をしっかりすべきなのは変わりありません。お客様への接客の仕方によって、売上にも大きな差が出る可能性もあります。そのため、アパレル店員になるなら、接客のスキルを高めることはとても大切です。お客様にとって気持ちのいい接客を心掛け、アパレル店員として成長していきましょう。

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