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スタイリストになるには?スタイリストになる方法

テレビや雑誌に出る有名人の服装をコーディネートするスタイリスト。おしゃれなイメージで素敵ですよね。そんなスタイリストになるためには、どうしたらよいのでしょうか。スタイリストになるためには絶対に必要な資格というものはとくにありません。そのため、スタイリストとして名乗ること自体は誰でも可能です。しかしながら、何の経験もない人がいきなりスタイリストとして仕事をとるのは至難の業でしょう。

今回は、スタイリストになるためにはどういった道筋を踏む必要があるのかについて説明します。

スタイリストになるには?スタイリストになる方法

スタイリストになるための道

スタイリストになるには?スタイリストになる方法

スタイリストになるための方法としては、複数の道が存在します。次にあげるいくつかのものを経験したうえで実力をつけ、一人前のスタイリストとしてデビューする人が多いです。

服飾系の学校でファッションについて学ぶ

スタイリストとして活躍している人の多くは、服飾系の学校を卒業しています。専門学校、短大、大学といった違いは、活躍できるかどうかに関係はありません。ファッションの基礎をしっかり学ぶことそのものは、スタイリストとして成功するために必要不可欠な知識です。また、こういった学校ではスタイリストとしての就職情報も把握していることがあるので、頼ってみることもできるでしょう。

スタイリストのアシスタントになる

スタイリストして仕事をするためには、最低でも3年程度の修業期間が必要です。そのため、最初のうちは活躍しているスタイリストのアシスタントとして活動するのが一般的です。アシスタントとしてスタイリストの仕事ぶりを学ぶことで、一人前のスタイリストを目指します。アシスタント時代は給料もかなり低いため、アシスタント以外のアルバイトなどを行っている人も多いです。

アパレルメーカーに就職する

アパレルメーカーにもスタイリストが活躍できる場があります。もともとスタイリストとして活動している人が就職する場合も多いですが、別の職種で就職したあとで知識や経験を積み、スタイリストとして勤務するようになることもあります。アパレルメーカーへ就職すれば、ある程度しっかりとした給料を得ながらスタイリストを目指すことができるという利点があります。ただし、他の職種で採用されるということは、必ずスタイリストになれるとは限らないということでもあります。そういった条件でアパレルメーカーに就職する場合は、アシスタントになるための道が遠回りになる可能性もあるということをきちんと考慮しましょう。

スタイリストに必要なこと

スタイリストは一見華やかで楽しそうな仕事ですが、実際には大変なことがとても多いです。もちろん、最新のファッションに触れながら、たくさんの人と協力して作品を作り上げることができるという点は、他には代えられないやりがいがあります。スタイリストになるためには、強い志を持つことが重要です。

周囲への気配り

スタイリストは周囲の人と協力しながら仕事を行っていく必要があります。さまざまな立場の人としっかり話ができるようでなければ大変です。横柄な態度をとるのはもってのほかですが、だからといって遠慮し過ぎていては、仕事を円滑に進めることは困難になるでしょう。 また、自分のイメージだけでスタイリングを行ってしまっては、クライアントが本当に求めている価値を提供することができません。相手の話をよく聞き、意図をしっかり読み取ることができる高いコミュニケーション能力が必要です。

めげないメンタル

スタイリストとして働いていると、ときには辛いことも起こります。とくにアシスタントとして経験を積んでいる間は、スタイリストからさまざまな指示を出されるため、それらの全てに適切に対応するだけでも一苦労です。真剣勝負で取り組んでいる人ばかりなので、ちょっと失敗しただけでも強く叱責されてしまいます。ただし、そういったことはスタイリストとしての成長には必要不可欠なことだといえます。実際、現在活躍しているスタイリストも、駆け出しの頃はたくさんの苦い経験をしているはずです。辛いことがあってもくよくよせず、すぐに気持ちを切り替えて仕事に取り組むことができるような強いメンタルが必要です。

スタイリストになりたいという熱意

スタイリストは大変なことが多い仕事ですが、それでもたくさんの人が憧れをもつ花型の職業です。そのため、ライバルはとても多いでしょう。そんな中でもスタイリストとして一人前になるためには、スタイリストになりたいという強い熱意をもつことが何よりも重要です。そういった熱意があれば大変なことを乗り切る力になります。また、ファッションについて常に考え、センスを磨くことにもつながります。

スタイリストの就職状況

スタイリストとして実際に就職するとなると、その需要や選考が気になりますよね。最後にそういったポイントについて確認します。

スタイリストの需要

スタイリストの募集はないというわけではありません。ただし、他の職業に比べれば格段に少ないというのが実際のところです。ある程度しっかりとした経験や実績を積んでいる人であれば話は別ですが、とくに学校を出たばかりでアシスタントを希望する段階では、すぐに採用が決まるのは難しいといえます。とくに有名なスタイリストのアシスタントになりたいという場合は、選考の倍率が100倍近くなることも珍しくはありません。そういった状況をくぐり抜けるのは一筋縄ではいかないことが容易に予想できます。スタイリストを目指すなら、粘り強く選考に応募する必要があるということを理解しておきましょう。

面接対策

スタイリストとして面接に出向く際は、笑顔と丁寧な受け答えを大切にし、相手としっかりコミュニケーションがとれることをアピールすべきです。とくに学校を出たばかりのアシスタントの採用では、候補者を実力で判断することは難しいです。そのため、面接での印象が合否に大きく影響をもたらします。面接では面接官から「一緒に働きたい」と思ってもらうことがとくに重要です。

持っていると有利な資格

スタイリストを目指す場合、絶対に必要な資格というものはありません。しかしながら、ファッションビジネス能力検定などファッションに関する何らかの資格を取っておくと、知識として役に立つことも多いです。ほかにもファッションに関連した資格は意外と多くあります。また、とくに撮影では外国人モデルを担当することもあるため、英会話を勉強してTOEICなどを取得しておくと仕事をスムーズに進められるでしょう。

スタイリストになるには強い気持ちが重要

スタイリストになるには強い気持ちが重要

スタイリストを目指すなら、「スタイリストになりたい」という強い気持ちをもち続けることが重要です。そのためには、ファッションが好きだという熱い気持ちや目標を達成したいという思いが必要だといえます。スタイリストはとても素敵な職業ですが、みえないところでたくさん苦労している場合も多いです。そのため、そういった部分に耐えられるかどうかをしっかり見極めましょう。もちろん、一人前のスタイリストになって活躍の場を広げることができれば、やりがいとともに名声を手に入れることも不可能ではありません。かなりの努力が必要ではありますが、その覚悟があるなら一心不乱に突き進んでみましょう。

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