洋服の素材の違いにはどんなものがある?

 

洋服の素材の違いにはどんなものがある?

 

洋服の素材には、それぞれ違ったものが使用されています。素材の種類によって、その衣服の機能性は大きく異なることも多いです。それぞれの素材の特徴をよく理解したうえで衣服を選ぶことができれば、快適にファッションを楽しむことができるでしょう。

洋服の素材の違いとしては、どういったものがあるのでしょうか。今回はさまざまな服の素材について紹介します。特徴までしっかり説明するので、この機会にしっかり覚えておくようにしましょう。

洋服の素材の基本知識

一口に洋服と言っても、その素材の種類はさまざまです。同じ形の服であっても素材が違えば、着られる季節やイメージは大きく異なります。まずはそのような服の素材についての基礎知識をおさえておきましょう。

素材には特徴がある

服を作るための生地には、さまざまな素材があります。そしてそれぞれの素材によっても特徴は大きく異なります。素材の種類はとても多いですが、最適でも自分が着る服の素材についてはきちんとした知識を持ち合わせておいたほうがよいといえるでしょう。

メリットやデメリットを知ることで取扱いにも役立つ

服の素材にはそれぞれメリットとともにデメリットがあります。それらをしっかりと把握しておけば、服の洗濯やお手入れにも大きく役立てることができるでしょう。逆にきちんと素材の特徴を理解できていないと、思わぬトラブルにつながる可能性も無いとはいえません。せっかくお気に入りの洋服を買ったなら、きちんとケアしてなるべく長く着られるようにしたいですよね。そのためにはやはり、素材ごとのメリットやデメリットといった特徴をしっかりと押さえておくことが重要です。

天然繊維と化学繊維に大別される

服の素材は、大きく分けると天然繊維と化学繊維に分かれます。これらの種類分けは衣服の分類の基本です。まずはこれらの違いをおさえるところから、服の素材の扱い方について理解していくとよいでしょう。

天然繊維とは?

具体的には、衣服の素材の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは衣服の素材の基本的な分類の1つである、天然繊維について違いについてみていきましょう。天然繊維はさらに植物繊維と動物繊維の2種類に分かれます。

植物繊維

植物繊維はその名のとおり、植物をもとにして作られた繊維のことです。品質が高いものが多く、肌にも優しいことから高い人気があります。

 *綿(コットン)

綿はやわらかい肌触りが特徴的で、Tシャツやニットトレーナーなどさまざまな衣類に使用されています。吸水性が高いため、着用している間は汗を吸ってくれるといううれしい効果も持ち合わせています。家庭での洗濯も可能なうえ、アイロンの熱にも耐えられる丈夫さです。ただし、洗うと少し縮んでしまう恐れがあり、シワの原因にもなります。そのため、お気に入りの綿素材の服がある場合は、お手入れの仕方に機を使ったほうがよいでしょう。

 *麻(リネン)

麻は通気性と吸湿性に優れた素材で、着用すると涼しいのが魅力です。そのため、主に春や夏の衣服の素材として使用されています。汗をかいてもすぐに乾くという特徴もあります。丈夫なので洗濯機で洗濯をおこなっても問題ありません。ただし、麻は弾力が少ないため、シワがつきやすいという点に注意が必要です。

動物繊維

動物繊維は動物の毛を使って作られている繊維です。いずれも高い品質をもっており、高級な衣類として人気なものが多いです。

  *ウール

ウールは羊の毛を使った繊維です。保湿性と伸縮性に優れており、高い保温効果を発揮します。型崩れしにくいという特徴ももっています。ウールは水をはじきますが、湿気を吸収するため、着ている間に汗をかいてもそれをうまく発散できます。

 *カシミヤ

カシミヤは「カシミヤ山羊」からとれる高級な毛でできた繊維です。やわらかくて軽いのが大きな特徴です。セーターやコートなどに使用されることも多く、高い保湿性をもっています。着心地がよいですが、毛玉になりやすいためこまめなお手入れが大切です。

 *アルパカ

アルパカからとれる繊維も衣服の材料として使用されています。軽くて光沢があるのが特徴的です。毛が長いため、衣服の着用後はブラッシングなどをおこなう必要があります。

 *シルク

シルクは紀元前の頃に中国で作られ始めた素材です。蚕の繭からシルクを作っています。光沢が美しいのが特徴的です。とてもデリケートな素材であるため、洗濯をしたいときはクリーニングに出すのが必須です。

化学繊維とは?

化学繊維はさまざまな材料を使って人工的に作られた繊維です。たくさん作ることができるため、いろいろな衣服の材料として重宝されています。

再生繊維

再生繊維としては、レーヨンがあります。木材パルプを溶かしてから繊維を再生して作るため、再生繊維とよばれています。光沢があり、染色しやすいという特徴をもっています。やわらかい素材なので、衣服としても着やすいです。ただし、伸縮性はなく、水にぬれると縮みやすいです。

合成繊維

合成繊維としてはさまざまなものがあります。それぞれの特徴についてみてみましょう。

 *ナイロン

ナイロンは、軽くて強い弾力性があるのが特徴的です。シワもつきにくいため、スポーツウェアやウィンドブレーカーなどにもよく使用されています。ただし、光に長時間当たると変色しやすいです。

 *ポリエステル

ポリエステルは、綿や麻に似せて作られた繊維です。縮んだりシワができたりしにくいのが魅力です。綿と混ぜて利用されることも多くなっています。

 *アクリル

アクリルはウールやシルクに似せて作られた素材です。セーターや靴下、ストールなどによく使用されています。暖かいのが特徴的ですが、アイロンなどの高熱には弱い傾向にあります。

季節に合った洋服の素材

それぞれの繊維にはいろいろな特徴があります。そのため、衣類を選ぶときは季節に合った繊維を選ぶと快適に過ごすことができます。ここでは、季節に合った洋服の素材についてみてみましょう。

一年間着られる素材

一年中着られる素材としては、天然繊維ならシルクや綿がおすすめです。また、化学繊維ならレーヨンやポリエステルを選ぶとよいでしょう。どのような気候でも、体を快適に保ってくれます。

夏におすすめの素材

暑さが気になる夏には、吸湿性や湿性のある素材がおすすめです。たとえば、麻(リネン)やレーヨン、コットンなどを選ぶと体を涼しく快適に保つことができるでしょう。

秋や冬に体を温める素材

秋や冬など寒い季節には、保温性の高い繊維を選ぶと快適です。たとえば、ウールやカシミヤなどを選ぶと冷たい風から体を守ることが可能です。

洋服は季節に合った素材のものを選ぼう

洋服は季節に合った素材のものを選ぼう

 

洋服の素材にはとてもたくさんの種類があります。今回紹介したものはどれも代表的な繊維ですが、他にもいろいろな素材があります。洋服を選ぶときはデザインだけでなく、こういった繊維の特徴にも注目するとよいでしょう。そうすれば見た目だけでなく、機能性も抜群な服のコーディネートが可能になります。素材によっては季節感を演出することもできます。素材のイメージを考慮しつつファッションをコーディネートできれば、よりおしゃれな印象を出すことができるでしょう。洋服を選ぶときは素材にも配慮して素敵なファッションを楽しんでみてください。

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