メディカルハーブの種類と効能について | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 食・パティシエ・スイーツの資格取得講座一覧 > ハーブ資格取得講座 > メディカルハーブの種類と効能とは?

メディカルハーブの種類と効能とは?

メディカルハーブにはさまざまな種類があり、それぞれ違った効能をもっています。メディカルハーブを上手に活用するためには、メディカルハーブの種類や効能をおさえておくことが大切です。一口にメディカルハーブといってもそれぞれまったく違う性質をもっています。それらをしっかりと理解しておかないとせっかくの効果を活かしきれないこともあるので注意しましょう。

メディカルハーブには、具体的にどのような種類や効能があるのでしょうか。今回はメディカルハーブの種類や効能について詳しく見ていきましょう。

メディカルハーブの種類と効能とは?

メディカルハーブの効果とは?

そもそもメディカルハーブには、どのような効果があるのでしょうか。メディカルハーブは古くから使用されてきており、高い効果が認められています。ここでは、メディカルハーブの効果の概要について、基本的なところをおさえておきましょう。

メディカルハーブは心身に作用する

メディカルハーブは、心と体の両方に作用する力をもっています。たとえば、疲労回復をさせたりデトックスを促したりする効果も期待できます。さらに、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる効果もあります。メディカルハーブは薬とは違い、日常的に自分の判断で使用することができます。そのため、自分の体調に合わせて使うことが可能です。上手に活用することができれば、メディカルハーブを健康管理に役立てることができるでしょう。

自然治癒力を高めて病気やアレルギーを未然に防ぐ役割

メディカルハーブは、現代で活用されている薬品のもととなっています。古い時代にはメディカルハーブが薬のような存在として扱われていました。メディカルハーブを使用すれば、自然治癒力を高めることで病気やアレルギーを未然に防ぐことも可能です。そのためには、メディカルハーブの種類や効能をしっかりと把握しておくのが大切です。

メディカルハーブの種類と効能

メディカルハーブには、非常にさまざまな種類があります。なかには、名前を耳にしたことがあるものもあるはずです。メディカルハーブの種類や効能をおさえて、上手にメディカルハーブを活用できるようにしましょう。

ハイビスカス

ハイビスカスは見た目も華やかで美しいため、花の種類としても有名です。しかし、ハイビスカスにはメディカルハーブとしての高い効能もあります。ハイビスカスにはクエン酸やリンゴ酸などが含まれており、疲労回復させる効果を期待できます。また、カリウムも含まれていることから、むくみが気になる人にもおすすめです。メディカルハーブとしてのハイビスカスは、免疫力を高めたり、美容を目指したりするのに向いています。

ネトル

メディカルハーブとして有名なネトルには、フラボノイドやクロロフィルが含まれています。そのため、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー症状をもつ人に効果を発揮します。飲めばすぐ効果が出るというわけではないですが、アレルギーが出やすい季節を先取りして飲むようにすると効果的です。なお、ネトルには浄化作用も期待できます。

マルベリー

マルベリーとは桑の実のことをさしており、日本でも古来より活用されてきたメディカルハーブです。マルベリーにはデオキシノジリマイシンという成分が含まれており、糖の吸収を抑えて血糖値の急上昇を抑制する効果が期待できます。生活習慣病の予防をしたい人におすすめのメディカルハーブです。

マテ

お茶としても有名なマテは、ブラジルやアルゼンチン。パラグアイで生産されているメディカルハーブです。マテは「飲むサラダ」とも言われているほど栄養が豊富なのが特徴的です。普段から野菜を食べる機会が少なく、ビタミンやミネラルが不足気味の人が摂取すると効果的です。疲労回復の効果も期待できます。

リンデン

メディカルハーブとしてのリンデンは花や葉の部分と、木質部の2つに分かれており、それぞれ効能が違います。花や葉の部分には甘香りが特徴的で、神経の緊張を沈めて気持ちをリラックスさせる効果が期待できます。また、リンデンの木質部には心臓の鎮静効果があり、ストレスからくる動悸や高血圧をおさえる効果があります。いずれもストレスによる問題を抱えている人におすすめです。

ローズヒップ

ローズヒップはドックローズの実です。レモンの20~40倍のビタミンCを含んでおり、「ビタミンCの爆弾」とも言われています。そのため、免疫力を高めたいときや疲れがたまっているときに摂取すると効果的です。美容効果を求める人も摂取すると期待する効果を得られるでしょう。

ウスベニアオイ

マウロともよばれるウスベニアオイは、青紫色の独特な色のお茶としても有名です。お茶が青くなる理由は、ウスベニアオイにブルーベリーなどにも含まれるアントシアニンが含まれているからです。ウスベニアオイには、のどの痛みや咳などを改善する効果があるといわれています。お茶としてではなく、うがい薬として使用することも可能です。ちなみに、ウスベニアオイのお茶にレモン汁を垂らすと色がピンク色になります。

エキナセア

エキナセアは北米の先住民が活用していたメディカルハーブです。風邪薬やヘビにかまれたときに使用する薬として重宝されていました。エキナセアは免疫力を高める効果が期待できるため、風邪以外にもさまざまな感染症に効果を発揮します。インフルエンザの予防などにも効果が期待できます。乾燥しやすく、風邪が流行する季節には積極的に活用したいメディカルハーブです。

アニス

アニスは、エジプトやギリシャでよくとれるメディカルハーブです。消化不良や口臭に対して効果を発揮します。また、腸内のガスを排出する効果もあります。そのため、食後にアニスを口に含むとしっかりとした効果を感じられるはずです。ハーブティーとして飲んだり、うがいをしたりして使用できます。去痰作用もあるため、風邪やぜんそくの咳を和らげる効果も期待できます。

メディカルハーブの相乗効果

メディカルハーブは単体でも高い効果を発揮します。しかし、メディカルハーブは組み合わせることで、相乗効果を出すことも可能です。メディカルハーブは求める効果や香りを考慮してブレンドすることで、効果を上げることができます。しかしながら、誤ったブレンドをすることで効果が出なくなってしまう場合もあるので注意しましょう。メディカルハーブのブレンドをするときは、それぞれの効果をしっかりと理解したうえでおこなうことが大切です。

メディカルハーブにはたくさんの種類や効能がある

メディカルハーブにはたくさんの種類や効能がある

メディカルハーブにはさまざまな種類があり、それぞれに違った効能をもっています。そのため、自分の症状や求める効果に合わせて選ぶことが大切です。メディカルハーブの効果をしっかりと感じるためには選び方がとても大切なので、しっかりとそれぞれの効能を覚えておきましょう。また、メディカルハーブはブレンドすることも可能ですが、ブレンド方法によっては効果が薄くなってしまうこともあるので要注意です。ブレンド方法がわからないときは、本できちんと調べたり専門家に相談したりしたほうがよいでしょう。メディカルハーブを上手に活用できれば、その高い効果で健康を促進することが可能です。メディカルハーブの力を利用して、効果的に健康的な心身の状態を目指しましょう。