幼児食はどれくらい食べさせたらいい?具体的な量と注意点

 

子どもが離乳食に慣れてくると、徐々に幼児食に入る時期を見極める必要があります。そうなると、幼児食は何をどれくらい食べさせたらいいのか把握しておきたいですよね。幼児食には年齢に応じた目安の量が一応あります。しかし、実際には、それぞれの子どもの様子を見ながら食べさせる量を調整していくのが基本です。

親も子どもも、幼児食に慣れないうちは戸惑うことも多いはずです。そこで今回は、幼児食の量の目安と、注意すべきポイントについて紹介します。

幼児食の量の目安

幼児食はどれくらい食べさせたらいい?具体的な量と注意点

 

まずは、基本的な幼児食の量の目安について見ていきましょう。子どもは、身体の大きさの割にたくさんのカロリーを必要としています。カロリーは身体を動かすための力になりますから、しっかり補給できるようサポートしてあげましょう。

大人の半分くらいの量

幼児の食事は、基本的に大人が食べる食事の半分程度が目安です。幼児食を食べる時期は1歳後半頃から6歳までと幅広いため、この量はあくまでも幼児食の基本量と考えましょう。年齢やそれぞれの子どもに合わせた量を見極めることが大切です。たとえば、2歳頃なら大人の半分も食事を食べられないかもしれません。一方、6歳でとくに身体が大きい子どもであれば、大人と同じ量を食べることもあります。

また、子どもが意外と量を食べないとしても、問題なく成長しているようであれば無理に多くを食べさせなくても大丈夫です。反対に、子どもがたくさん食べたがるときは、お腹いっぱい食べさせてあげてもOKです。子どもは大人よりも多くのカロリーを必要としていますが、ある程度いろいろな種類の食材をきちんと食べているのであれば、食事の量はそこまで気にしなくても問題ありません。

間食で栄養補給も忘れずに

子どもにとっては間食も大切な栄養源です。間食は、1日1、2回与えましょう。できれば、1日3食の食事で補給できなかった栄養素を補うような食品を選ぶのが望ましいです。たとえば、肉や魚を好まない子どもなら、間食として乳製品をとるようにするとタンパク質を補給できます。また、野菜嫌いな子どもであれば、間食にフルーツを食べることでビタミンを補うことが可能です。そのほか、間食の時間にお腹がすいているようであれば、小さなおにぎり、パンなどを与えるとよいでしょう。間食は、クッキーやゼリーなどの菓子類でも構いませんが、糖分のとり過ぎには注意してください。

年齢別幼児食1日の食品目安量

次は、幼児食について年齢別に1日の必要量を見ていきましょう。これはあくまでも目安であるため、実際に子どもに食べさせるときは、様子を見ながら与えるようにしてください。

1歳半~2歳

1歳半から2歳にかけての子どもが1日に摂取すべきカロリーの量は、950~1050kcalです。主食となる炭水化物は1日あたり270gが適量です。たとえば、米は子ども用のごはん茶わん1杯(80g)、食パン1枚、うどん1/2玉で約270gとなります。

副菜となる食材については、肉類と魚類はそれぞれ15~20gが適量です。肉類はひき肉大さじ1程度または薄切り肉2/3枚、魚類は切り身2/3切れを目安としてください。卵類は25~30gが必要です。鶏卵なら大きいサイズの約半分が適量と言えるでしょう。また、豆製品は35~40gが目安なので、豆腐1/5丁と小さい納豆のパックを1つ食べると適量になります。

副菜となる食材については、野菜類は180gが適量です。淡色野菜を100g、緑黄色野菜を80gの割合にするとよいでしょう。キノコ類は、10gが必要で、たとえば、シイタケ1つがこの量に当たります。イモ類は40gが適量で、小さいジャガイモであれば約半分の量です。

このほかにも、果物は100g程度を目安とし、リンゴなら1/3個、バナナなら1本を摂取しましょう。また、乳製品は250gが必要です。牛乳をコップ1杯と、小さい小分けのパックに入ったヨーグルト半分程度を目安にしてください。

3歳~5歳

3歳から5歳の子どもが1日に摂取すべきカロリーの量は、1250~1400kcalです。年齢や体型、子どもの食欲に合わせて調整するようにしましょう。主食である炭水化物を摂取する目安は、1日280~350gです。具体的には、米は茶わんで1~2杯程度、食パン1~1枚半、うどん1/2玉程度を目安にしてください。

主菜となる食材については、肉類は30gで薄切り肉1枚、魚類は40gで切り身1/2切れ程度が適量です。卵類は40~50gが必要で、中くらいのサイズの鶏卵なら1個食べても構いません。また、豆製品は45gが目安で、豆腐2/5丁と一般的なサイズの納豆1パックが適量です。

副菜となる食材については、野菜類は200~230gが適量です。淡色野菜は110~130g、緑黄色野菜は90~100gの割合で用意しましょう。キノコ類は10~15gが適量で、シイタケなら1~1枚半です。イモ類は約60gが目安なので、ジャガイモなら2/3個くらいを意識してください。

このほか、果物は100~150g程度を目安とし、リンゴなら1/2個、バナナなら1本半程度を食べるようにしましょう。乳製品の目安は、2歳までと変わらず250gです。身体の状態によっては、300g程度でも問題ありません。

飲み物の注意点

子どもに幼児食を与える際は、飲み物にも注意が必要です。飲み物は、忘れがちなポイントなので、ぜひ頭の片隅に入れておいてください。

甘い飲み物は砂糖の取り過ぎに注意

ジュースやスポーツドリンクなどの甘い飲み物を、日常的に子どもに飲ませるのはNGです。果汁100%のフルーツジュースも例外ではありません。甘い飲み物には糖分が大量に含まれており、コップ1杯飲むだけでもかなりの量の糖分を摂取することになります。甘いものをとり過ぎると虫歯や糖尿病になりやすくなるだけでなく、イライラしたり、筋肉が弱くなったりする原因にもなるため気をつけましょう。

また、小さいうちは味覚が敏感なので、注意していないと甘いジュースが癖になってしまう恐れもあります。子どもがジュースをよく飲みたがる場合は、少量に制限したり、週末だけと決めたりして飲み過ぎにならないように工夫してください。

水かお茶を常備

子どもに飲ませるのは、水かお茶を基本としましょう。いつでも飲めるように常備しておいてください。水は水道の水でも構いません。こまめな水分補給で身体を潤すことは、健康のためにとても大切です。また、十分に水分をとると、便秘を防ぐこともできます。

子どもが自分でコップに飲み物を注げるようになる前に、「飲み物は基本的に水かお茶」という意識をしっかり植え付けることが大切です。勝手にジュースを飲むようになると、その癖を治すのにも一苦労するため気をつけましょう。

それぞれの子どもに合った適量を見極めて

それぞれの子どもに合った適量を見極めて

 

幼児食を食べさせる量には年齢によって一応の基準がありますが、これはあくまでも目安です。実際に子どもに食べさせるときは、子どもの成長の様子に合わせて量を決めるようにしましょう。食べる量を無理にセーブさせたり、増やしたりする必要はありません。幼児食を食べる時期は、子どもが食べ物に慣れるための時期でもあるため、子どもが食事を楽しいと思えるような状態を作ることを優先してください。

そのなかで少しずつ苦手なものを減らしたり、たくさん食べられたりするよう、間食も含めて食べさせ方を工夫することが大切です。子どもの様子をよく観察し、その子に合った幼児食を用意してあげましょう。

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