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幼児期のおやつの目的とは?

 

幼児期のおやつは、子どもの成長にとって重要な栄養源となります。もちろん、おやつとしては、甘いものやスナック菓子を絶対に食べてはいけないというわけではありません。しかし、基本的には1日の食事で取りきれない栄養素が補えるような食品を与えることが望ましいと言えます。また、おやつを食べるときは、食事に支障が出ないよう配慮することも大切です。

今回は幼児期のおやつの目的について具体的に説明するとともに、適切なおやつの種類や食べ方についてレクチャーします。

幼児期のおやつの目的

幼児期のおやつの目的とは?

 

幼児期の子どもにとってのおやつは、ただの嗜好品ではありません。子どもの成長を促すためには、おやつもきちんと栄養を考えたうえで与える必要があります。まずは、幼児期のおやつの役割について確認しましょう。

食事で取りきれなかった栄養補給

子どもに与えるおやつの目的は、食事で取りきれなった栄養を補給することです。そのため、幼児期のおやつは、乳製品や果物、ナッツ、イモ類や豆類、少量の炭水化物を基本としましょう。とはいえ、子どもにとっておやつは1日のなかの楽しみの1つでもありますから、ときどきなら菓子類を与えても問題はありません。菓子類を与えるときは糖分や油分などのとり過ぎにならないよう、気をつけることが重要です。

適切なおやつの量

1日に食べるおやつの量は、1日の栄養量の10~20%程度にしましょう。日によって食事の内容や活動量は異なるため、何をどれくらい与えるかは様子を見て決めるようにしてください。

理想的なおやつとは

子どもにおやつを与えるときは、食事との関係性をきちんと考慮することが重要です。栄養を補うという、おやつの役割を最大限発揮できるような食べ方を意識しましょう。

夕食までエネルギーをもたせるためのもの

おやつは「間食」とも呼ばれるように、食事と食事の間に食べるものです。朝食から昼食の間よりも昼食から夕食までの時間のほうが長くあくことが多いので、おやつは昼食から夕食の間に食べるのが一般的です。夕食までにある程度お腹がすくよう、あまり満腹にならない程度の量を与えるようにしましょう。量の調整が難しいときは少量ずつ与えて、子どものお腹の具合を徐々に見極めてみてください。

食事でとりきれなかった栄養を補えるもの

幼児期のおやつの目的は、食事で不足しがちな栄養素を補うことです。すでに説明したように、乳製品や果物、ナッツ、イモ類、少量の炭水化物などを基本としましょう。

乳製品なら牛乳やチーズがおすすめです。チーズは子どもが食べやすいように小さく切ってあげてください。果物は、ビタミンが豊富な季節にあったものを与えましょう。なお、果物は食べ過ぎると糖分のとり過ぎに繋がるため、注意が必要です。また、ナッツも栄養が豊富です。しかし、小さな子どもにとっては喉に詰まりやすい食べ物でもあります。そのため、ナッツを与えるときは子どもから目を離さないようにしてください。

サツマイモなどのイモ類は、甘味があって子どもが喜ぶのでおすすめです。食物繊維が豊富で腹持ちがいいため、おやつの時間が夕食に近くなってしまったときは避けたほうがよいかもしれません。また、子どもはエネルギーをたくさん使うため、おやつとして小さなおにぎりやパンで炭水化物を摂取してもOKです。具材などにこだわると、子どもはより楽しく食べられるようになるでしょう。

朝昼晩の食事に響かないようなもの

おやつは食事の補助的な役割を果たすものですから、おやつを食べたせいで朝昼晩の食事が十分に食べられないといった事態は避けなければなりません。おやつをお腹いっぱいになるまで食べることがないよう、量は少なめに与えるようにしましょう。少量でも満腹になりやすいイモ類や炭水化物を与えるときは、とくに注意してください。

おやつの与え方のポイント

おやつを与えるときは、ほかにもさまざまなポイントについて考慮する必要があります。もちろん、子どもがすんなりと言うことを聞いてくれるとは限りません。とはいえ、子どもの成長にとって大切なことばかりですので、少しずつ取り入れてみてください。

おやつの時間を決める

おやつをいつでも好きなときに食べられる環境にしておくと、子どもは常に口に食べ物が入っていないと落ち着かない状態になってしまいます。食べ物がないと集中できないという感覚があると、生活にも支障をきたしてしまうので注意が必要です。また、そういった状態は虫歯を発生させる原因にもなります。

おやつで満腹になることを避けるためには、食事とおやつの時間は2~3時間程度あくように時間を調整することが大切です。食事の時間はだいたい決まっていますから、おやつも食事と同じように食べる時間を固定するのがおすすめです。また、おやつの食べ過ぎを防止するためにも、おやつは多くても1日2回までにしましょう。一般的には、午前のおやつは10時頃、午後のおやつは15時頃がちょうどよいとされています。これを目安にして、家庭での食事の時間に合わせて、おやつの時間を決めてください。

飲み込みにくいおやつは3歳頃まで与えない

子どもは口が小さいだけでなくあごの力も弱いため、食べ物をのどへしっかり流し込んだり、噛み切ったりする力が十分に備わっていません。とくに歯が生えたばかりの3歳頃までは、食べ物の弾力や大きさにも細心の注意を払う必要があります。3歳になるまでは、餅やこんにゃくゼリーといった弾力のあるおやつを与えるのは避けましょう。また、ナッツ類もくだけた破片が口のなかに残りやすいため、注意してください。なお、飴やガムも誤ってのどに詰まらせてしまう可能性があるためNGです。

ながら食べをさせない

おやつは、おやつの時間をしっかり設けて、集中して食べさせることを意識しましょう。テレビを見たり、遊んだりしながらの飲食は、食べ過ぎの原因になります。また、そういった状況では食べ物を誤飲する恐れも高まるため危険です。おやつは、おやつの時間に食べきるという習慣を子どもにしっかり身に付けさせてください。

市販のお菓子に頼らない

市販のおやつは、糖分や油分が過剰に含まれていることが多いです。また、着色料などの食品添加物も多く含まれています。そういったものは、子どもの健やかな成長を妨げる原因となるだけでなく、味覚の発達にも悪影響を与えます。

そのため、おやつはできる限り、家庭で作ったものを与えるようにしましょう。家庭でおやつを用意すると、菓子類よりも果物や穀物が中心になりやすいのもメリットです。イモをふかしたり、小さなおにぎりを作ったりするのは、それほど手間がかからないためおすすめです。また、果物もサッと切るだけで美味しく食べられるため、冷蔵庫に常備しておくと便利でしょう。

1回に食べる量だけお皿に出す

おやつを食べるときは、そのときに食べる分だけを用意するようにしてください。そうすることで食べ過ぎを防止することに繋がります。子どももおやつがたくさんあると思うと、どうしても食べたくなってしまうものです。子どもの目の前に用意するのは、必要な分だけにしましょう。

おやつを与えて効果的に栄養を補おう

おやつを与えて効果的に栄養を補おう

 

おやつは小さな子どもの成長にとって、欠かせない大切な栄養源です。1日の食事のメニューをもとに、足りない栄養を補えるような食品をおやつとして子どもに与えるようにしましょう。

また、子どもにとっておやつは、1日のなかの大きな楽しみです。子どもが楽しく栄養を補給できるよう、毎日違う種類の食べ物をおやつにしたり、見た目を工夫したりすることも大切です。

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