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手作りパンが膨らまない原因は?パンが膨らむメカニズムと対処法を紹介

 

手作りパンが膨らまない原因は?パンが膨らむメカニズムと対処法を紹介

おいしいパンを作るためには、生地をしっかりと膨らませることが大切です。パンを膨らませるためには、さまざまなポイントに気を付ける必要があります。なぜなら、パンはいろいろな要素が絡み合うことで、しっかりと大きく膨らむことができるからです。

パンを手作りしているとパンの膨らみが悪くて悩む人も少なくはありません。そこで今回は、パンが膨らまない原因について説明するとともに、パンが膨らむメカニズムやパンをしっかり膨らませるための対処法について紹介します。パンの膨らみについて悩んでいる人は、参考にしてください。

パンが膨らむメカニズム

そもそもパンはどうして膨らむのでしょうか。パンが膨らむメカニズムには、パン作りのさまざまな要素が大きく関わっています。手作りパンが膨らまない原因や対策を知るためには、パンが膨らむメカニズムについてもしっかり押さえておくことが大切です。ここでは、パンが膨らむメカニズムについてしっかりと確認しておきましょう。

発酵

パンが膨らむ大きな要因は、パンを発酵させることにあります。パンの発酵は、一次発酵と二次発酵に分かれています。一次発酵ではパンは2倍もの大きさにパンを膨らませることが可能です。また、二次発酵の際にもパンはだいたい1.5倍程度に膨らみます。パンをしっかり膨らませるためには、パンの発酵に気を使うことが重要です。

イースト菌

発酵でパンが膨らむのは、イースト菌のおかげです。イースト菌は糖を分解して炭酸ガスを生成することにより、パンを大きく膨らませます。この状態のことを発酵とよんでいます。イースト菌は「菌」であり、生き物です。イースト菌をしっかり作用させるためには、発酵させる環境にも注意を払う必要があります。

グルテン

グルテンは、小麦粉に含まれるタンパク質のことを表しています。グルテンがしっかり作用すると、パン生地の伸びをよくする効果を期待できます。パンの生地がしっかり伸びることで、イースト菌によって発生した炭酸ガスをもらさず包み込むことが可能です。グルテンの粘り気があるおかげで、発酵によって出た炭酸ガスが抜けず、パンのふっくらとした膨らみを保つことができます。

パンが膨らまない原因

では、パンが膨らまない原因としては、どのようなことがあげられるのでしょうか。パンが膨らまない具体的な原因としては、さまざまなことがあげられます。パンが膨らまない場合に考えられる、代表的な原因について紹介します。

計量と手順が適当

パンの膨らみが悪い原因としては、材料の軽量やパン作りの手順が適当であることがあげられます。そういったことにより材料の入れ忘れや入れ過ぎがあったりすると、パンが膨らむメカニズムがうまく働かなくなってしまいます。そうなれば、当然にパンがきちんときれいに膨らむことはできません。パン作りは正確さが大切です。材料はすべて正確に量り、手順も省略せずにレシピ通りおこなう必要があります。

ドライイーストが古い

パンが膨らまない原因としては、ドライイーストが古いという可能性もあります。古くなったイーストは本来の力を発揮することができないため、パン作りに使用しても思ったように膨らみません。そのため、古くなったイーストを使用すると、パン生地の発酵不足の原因になりますドライイーストの保存期間は、長くても半年程度です。イーストは必要以上に長く放置することなく、しっかり使い切るようにしましょう。

捏ねが不足している

パンの膨らみが満足に見られない場合は、捏ねが不足しているケースも多いです。生地をしっかり捏ねないと、グルテンがきちんと形成されないため、パンの膨らみが悪くなってしまいます。パンを捏ねるのは意外と重労働なため、パン作りに慣れていないとつい捏ねが甘くなってしまいがちなので注意が必要です。生地はしっかりと捏ねて、グルテン膜をきちんと形成することができるようにしましょう。

生地の乾燥

パンを作るときは、生地の水分量にも配慮する必要があります。生地が乾燥してしまうと、イースト菌による発酵がきちんと進まなくなります。たとえば、生地の温度が高い状態が続くと、パンを作っている途中でどんどんパン生地が乾燥していってしまいます。また、生地はベンチタイムをとって寝かせる必要もありますが、単にそのまま放置してしまうと、乾燥してしまいます。ベンチタイムでは、必ず濡らした布巾などをパン生地の上にかけておくなどして、乾燥対策をする必要があります。

打ち粉のし過ぎ

パン生地をしっかりと膨らませるためには、打ち粉にも注意が必要です。打ち粉をあまりやり過ぎると、粉がパン生地の水分を奪ってしまいます。打ち粉をするときは、適切な量でおさめるように注意しましょう。

形成が出来ていない

パンの膨らみ具合については、パン生地の形成にもしっかりこだわる必要があります。たとえば、パン生地のとじ目が閉じられていないと、イースト菌によって出る炭酸ガスをきちんと生地の中に集めておくことができません。また、パン生地に傷がついている場合も同様のことがいえます。

ホームベーカリーで膨らまないときの対処法

家庭でパンを焼くときは、ホームベーカリーを使用することも多いです。その場合は、パンをしっかり膨らませるためにどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。ホームベーカリーを使っていてパンの膨らみが悪いときは、たとえば変圧器のチェックしてみましょう。また、それでもパンがきちんと膨らまないときは、グルテンの量を増やすのもひとつの方法です。さらに、発酵の時間を変えてよりしっかりとパンを膨らませる時間を多くとるのもよいでしょう。パンの膨らみ方はちょっとした状況の差に大きく左右されることになるため、細かいところに注意しながら、パンをしっかり膨らませる方法を意識していきましょう。

パンが膨らまないときは正しい対処をしよう

パンが膨らまないときは正しい対処をしよう

 

パンを手作りするときに生地が思うように膨らまない場合は、さまざまな要因が考えられます。パン生地をしっかりと膨らませるためには、実際の要因に合わせた適切な対処法が必要です。正しい対処法を実践すれば、必ずきちんとパンを膨らませることができます。そのため、うまくいかないと思っても、まずは原因をしっかり把握することから始めるようにしましょう。そのうえで、原因に合った具体的な対処法を実践してみてください。そのようにすれば、家庭でもしっかりとパン生地を膨らませることができるようになります。

パンを作るときは、細かい手順についてレシピ通り忠実に作業していくことが大切です。レシピの通りにきちんと作業すれば、基本的にパン作りを失敗することはないでしょう。レシピ通り作業するということは、材料を過不足なく入れることだけでなく、順番をしっかり守ったり環境を整えたりすることも含まれています。「順番や環境が多少違っても、仕上がりに差はほとんどないだろう」と思ったら大間違いです。パン作りにおいては、ちょっとした違いが仕上がりに大きな差をもたらしてしまいます。そのため、きっちり細かいところもまで丁寧に配慮しなければなりません。丁寧に作業を進めることでしっかりパンを膨らませ、おいしいパン作りができるようになりましょう。

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