切りにくいタルトはどう切る?上手な切り方を確認しよう
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切りにくいタルトはどう切る?上手な切り方を確認しよう

タルトを切るときは、切りにくいと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。タルトをきれいに切れないと、せっかくのおいしいケーキが台無しになってしまうこともありますよね。とくに自分で一生懸命作ったケーキは、なるべくきれいに切りたいと思っている人が多いはずです。

タルトを上手に切るには、どのようにすればいいのでしょうか。今回は切りにくいタルトをきれいに切る方法について説明します。タルトの上手な切り方について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

切りにくいタルトはどう切る?上手な切り方を確認しよう

タルトの切り方に関する悩み

タルトを切るときには、さまざまな悩みが聞かれます。その悩みとしては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。たとえば、タルトを切るときは、生地が切りにくかったり、切っている途中で崩れたり割れたりするケースがあります。とくにホールタルトは切りにくいと感じている人が多いようです。また、フルーツなどの具がたくさん含まれているタルトも、切り分けるのが大変だという人がいます。タルトを美味しく食べるためには、きれいに切るコツを押さえておいたほうがいいでしょう。

タルトをきれいに切るための要素

タルトをきれいに切るためには、さまざまな要素を意識する必要があります。具体的には、切るときに使用する包丁や、切りたいと思っているタルトについて準備を整えることが大切です。また、切るときにも意識したい要素があります。ここでは、タルトをきれいに切るために必要な要素について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

包丁

タルトをきれいに切るためには、使用する包丁も切りやすいものを選ぶことが大切です。基本的に、しっかり切ることができる切れ味のよい包丁を用意しましょう。また、包丁を使う前に少し温めておくのも効果的です。そうすれば、切るときに触れたタルトの表面が溶けてスムーズに滑りやすくなるでしょう。

タルト

タルトを切るときは、タルトの温度も重要です。タルトが冷えているほうが、きれいにきりやすくなります。タルトを切るときは冷蔵庫から出してすぐにすると、温度もちょうどよくなっているでしょう。

切り方

タルトをスムーズに切るためには、切り方がとくに重要です。包丁を少しずつ動かして切り、最後は滑らすようにするとうまく切りやすいでしょう。力を入れすぎると崩れやすいので、必要以上に力を入れないようにすることも大切です。なるべくスムーズに滑らすようにすることを意識してタルトを切るようにしましょう。

タルトを切る包丁の準備

タルトを切るときはどのようにして包丁を用意すればいいのでしょうか。包丁の準備を整えることはタルトをスムーズに切るために必要不可欠なものです。ここではタルトを切る包丁の準備について説明するので、しっかりと準備を整えられるようにしましょう。

準備するもの

タルトを切るときの包丁の準備としては、まず使用する包丁を用意しましょう。包丁の刃はできるだけ薄いほうがいいです。できればカステラナイフを用意するのが最適ですが、なければ三徳包丁のような一般的な包丁でも構いません。ただし、タルトの直径よりも刃が長いものを用意するようにしてください。また、切れ味を良くするためにも、使用する前によく研いでおくことが大切です。さらに、包丁を温めるための80度くらいのお湯と、そのお湯をためるための容器も必要です。バットを用意すると温めるときに使いやすいでしょう。さらに、温めた包丁を拭くための布も用意しておいてください。

準備の仕方

タルトを切るための包丁の準備としては、まず熱いお湯をためた容器を準備しましょう。そして、そこの包丁の刃を入れて温めるようにします。包丁の刃が収まる容器がないのであれば、包丁の刃に直接お湯をかけるようにしてもいいです。包丁の刃が温まったら、包丁についた水分をしっかり拭き取ってください。しっかり拭き取っておかないと、水分がタルトに付着して水っぽくなってしまいます。

タルトの上手な切り方

では、タルトを切るときはどのようにすれば上手に切れるのでしょうか。タルトをきれいに切るには、なんといっても切り方がとても重要です。ここでは、タルトの上手な切り方について紹介します。

基本の切り方

基本的に、タルトは冷やしておいたほうがきれいに切れます。タルトの上に乗っている取り外せる飾りがあるときは、最初にとっておきましょう。タルトを切った後で乗せ直せば、きれいな状態に戻すことが可能です。また、タルトを切るときは、最初にフルーツを切ってしまうといいです。そのうえで、クリームを切り、最後にメインのタルトの部分に刃を入れて切りましょう。最終的にタルトをきれいに切れるかどうかは、包丁の切れ味が重要なカギとなります。そのため、やはり包丁の状態をよく保っておくことが大切だといえるでしょう。

フルーツ

タルトのフルーツを切る場合、きれいに切るには斜めに包丁を入れるのが重要なポイントになります。そして、包丁を小刻みに動かしながら、ノコギリのようなイメージでフルーツを切っていきましょう。無理に押して切ろうとするのではなく、包丁の刃の重みを活かしながらゆっくり切っていくのがポイントです。フルーツがきれいに切れていないとタルトの見た目の印象が悪くなってしまうので、とくに慎重に作業する必要があります。

タルト部分

タルトを切るときは、タルトに対して包丁が水平になるようにしましょう。そして、タルトをゆっくり押しながら切っていきます。タルトの斜面は特に崩れやすくなっているので、注意しましょう。刃先を最初に当てるようにし、押しながら切っていくようにしてください。どうしても崩れそうな部分については、指で押さえながら切っても構いません。また、きれいに切るためには、刃を入れるごとに包丁を拭き、温め直したほうがいいです。手間がかかりますが、タルトをきれいに保つためには重要な要素なのでしっかりと準備しておこなうことをおすすめします。

タルトの切り方に注意してきれいに切ろう

タルトの切り方に注意してきれいに切ろう

タルトを上手に切るためには、さまざまなポイントを意識する必要があります。タルトはもともときれいに切るのが難しいので、ポイントをきちんと押さえることが重要だといえます。タルトをきれいに切るには包丁を温める必要があるので、手間がかかると感じる人もいるでしょう。しかしながら、タルトをきれいに切れないと、見た目が悪くなってしまい、美味しさも減ってしまうような気がするのではないでしょうか。せっかくなら美味しいタルトはきれいに切りたいですよね。

タルトの切り方は、最初は戸惑うところも多いかもしれません。しかし、何度もおこなっていると、やがて慣れてくるはずです。そうなれば、いつもの手順としてスムーズにおこなえるようになっていきます。慣れてしまえば、どうってことのない作業として感じられるようになるでしょう。タルトをきれいに切ることができれば、お客様が来たときにもきれいにケーキを出せるようになります。自分で食べるのであれば、少しくらいきれいでないとしても問題ないかもしれません。しかし、お客様に崩れたケーキを出すのは気が引けますよね。そういった事態を防ぐためにも、タルトの切り方を理解しておくことは重要だといえるでしょう。