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香辛料を使うと下痢になる!?原因と対策について解説

香辛料を使用すると、料理の風味を引き立たせておいしく仕上げることができますよね。しかし、香辛料は刺激が強いので、場合によっては体内を刺激し過ぎて下痢を引き起こす場合もあります。香辛料で下痢になってしまうと困りますよね。香辛料で下痢にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は、香辛料を使って下痢になってしまう原因やその対策について詳しく紹介します。「辛いものが好きだけど下痢になるのは困る」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

香辛料を使うと下痢になる!?原因と対策について解説

下痢になる香辛料の食べ方・使い方

香辛料を使うと下痢になる!?原因と対策について解説

香辛料を摂取すると下痢になる場合、食べ方や使い方に問題があることも多いです。まずは下痢を引き起こしやすい香辛料の食べ方や使い方についてみてみましょう。辛いものを食べると下痢になりやすいと感じている人は、自分がどのようなタイプに当てはあるのかを考えながら読んでみてください。

香辛料の使い過ぎ

下痢を引き起こす香辛料の使い方として真っ先に考えられるのは、香辛料の使い過ぎです。大量の香辛料を摂取すると胃腸が過剰に刺激されて、下痢につながります。とくに香辛料は、食べているうちに舌の味覚を麻痺させてしまうこともあり、それによって必要以上の香辛料をかけてしまう人も多いです。香辛料を使うときはかけ過ぎにならないよう、自分がかけた量をしっかりと把握しながら調整することが必要です。どんな時であっても香辛料は少量ずつ使用して、調整しながら食事を進めるようにしましょう。

辛さを和らげるために大量の水を飲む

香辛料を摂取するときは、辛さを和らげるために大量の水を飲むことも多いです。しかし、水を飲み過ぎるとそれが原因となって下痢になる場合もあります。こういった点を踏まえると、自分にとって辛過ぎると感じる食べ物は、あまり摂取しないようにするのが基本です。香辛料をかけ過ぎず、水も水分補給として必要以上の量は摂取しないように心掛けましょう。

下痢になる原因

香辛料によって下痢が起きる原因は、どういった点にあるのでしょうか。次に、香辛料が体に与える影響についてみてみましょう。辛いものが体にどのように作用するのか分かれば、下痢を防ぎやすくなるのでよく頭に入れておくとよいです。

香辛料には胃腸を刺激しすぎる性質があるものもある

香辛料の中には、胃腸に刺激を与える作用があるものも多いです。香辛料は刺激物でもあるので、胃腸が弱い人はその影響を受けやすい可能性が高いといえるでしょう。そのため、胃腸に自信がないのであれば、香辛料の使用には注意が必要です。慣れない香辛料を一気に摂取することは避け、少しずつ自分に合った量を見極める必要があります。食べながら少しでも異変を感じたら、香辛料を摂取するのは控えたほうがよいでしょう。

蠕動運動を高める

香辛料の中には、蠕動運動を高める効果をもつものもあります。ということは、そういったタイプの香辛料を過剰に摂取すれば、当然に下痢が起こることが予想されますね。便秘気味の人にとってはうれしい効果だともいえますが、それ以外の人は注意したほうがよいでしょう。

胃腸の負担になり消化不良をおこす

香辛料によって胃腸が過剰に刺激されると、胃腸の働きが弱くなって消化不良が起きることもあります。そうなると、下痢につながるので要注意です。胃腸にとって過度な負担となるような香辛料の取り方避け、適量を摂取するように心掛けるべきです。

下痢の原因なりやすい香辛料

下痢の原因となる香辛料としては、どういったものがあるのでしょうか。下痢を引き起こしやすいとされる香辛料としては、特別なものはありません。普段の食事でもよく利用されるものばかりです。下痢が心配な方は、日常的に注意したほうがよいでしょう。下痢の原因となりうる香辛料について例をあげるので、こういったものを摂取するときは十分に注意してください。

七味唐辛子

料理の味を引き立てる香辛料をミックスした七味唐辛子は、普段の食事の中でも摂取する機会が多いですよね。しかし、使い過ぎると辛みが強くなり、下痢の原因となる可能性もあるので注意が必要です。

ニンニク

ニンニクもまた下痢の原因となる調味料の1つです。ニンニク自体は比較的まろやかな風味ですが、大量に摂取すると下痢の原因となるため気をつけましょう。ニンニクをそのまま食材として食べる場合も気をつけたほうがよいです。

マスタード

洋風な料理の味を引き立てるマスタードもまた、たくさん摂取すると下痢の原因となることがあります。マスタードは風味がよいのでついかけ過ぎてしまうことも多いので要注意です。

タバスコ

香辛料としてはタバスコも忘れてはいけない存在です。タバスコは辛みが強く、比較的少量でも下痢の原因となってしまうケースがあるので十分に気をつけてください。

香辛料でお腹を下さない対策

香辛料は下痢の原因となると分かってはいても、全く食べないというのは現実的に考えて難しいですよね。辛いものが好きという人であれば、どうしても食べたくなってしまうはずです。そこで最後に、香辛料でお腹を下さないためにできる対策について紹介します。上手な食べ方をすることで下痢を防ぎ、香辛料と上手に付き合っていきましょう。

生野菜と一緒に食べる

香辛料を使用するときは、生野菜も一緒に摂取するようにするとよいです。野菜には整腸作用も期待できるので、香辛料の刺激をうまくカバーできる可能性があります。野菜を摂取することで食物繊維もしっかりとれるので、お腹の調子を良好に保って下痢を防ぐことにつながります。

お腹が不調なときは香辛料を避ける

香辛料はお腹の調子に合わせて使用することが大切です。不調なときは香辛料を避け、刺激が少ないものを摂取するようにしてください。たとえば、香辛料の代わりとして整腸作用のあるハーブなどを使用すれば、料理がおいしく食べられるはずです。香辛料だけに頼らず、いろいろな風味や味わいで食事を楽しむようにしましょう。

ほどほどに楽しむ

香辛料は刺激が強いです。量を増やせばその分、刺激はより強くなるでしょう。そのため、香辛料はほどほどの量を楽しむようにしてください。辛いものが好きな方も、食材の本来の風味が感じられる程度の辛みで料理を楽しむように習慣化すべきです。

香辛料で下痢にならないよう注意しよう

香辛料で下痢にならないよう注意しよう

香辛料は料理の味を引き立てる重要なスパイスです。しかしながら、使用し過ぎると下痢の原因となってしまうので注意が必要です。下痢になりやすい人や胃腸が弱い人は、香辛料の量には気をつけたほうがよいでしょう。少量ずつ使用しながら、自分の体に合った香辛料の量や種類を見極めることが大切です。なお、香辛料を摂取して下痢になる場合、原因は水の飲み過ぎであることも少なくないのでそちらにも注意してください。水を普段以上に飲まなくてもおいしく食べられるような香辛料の使い方をするのがベストです。

香辛料は上手に使えば、料理をおいしくして体にもよい影響を与えてくれます。しかし、何事もやり過ぎはよくないのでスパイスの使い過ぎには気をつけましょう。適量を守れば、香辛料でおいしい料理を楽しむことができます。香辛料はほかのスパイスやハーブなどと上手に組み合わせながら、食材をおいしくするためのものとして使うようにしてください。