ガーデニングの土づくりとは?種類や方法をレクチャー

 

ガーデニングを始めれば、美しい花や緑を思いきり楽しむことができます。とはいえ、ガーデニングで重要なのは、そういった植物だけではありません。植物はよい土があってこそしっかり育つことができます。それぞれの植物によって合う土は異なることもあるので、植物を植える前によく確認しておくことが必要です。

土にはいろいろな種類があるので難しそうだと感じるかもしれません。しかし、コツさえ掴んでしまえば簡単です。今回は、ガーデニングの土選びや土の作り方について説明します。

ガーデニングの土作りとは?

ガーデニングの土づくりとは?種類や方法をレクチャー

 

ガーデニングでの土づくりには、さまざまな役割があります。しっかりした土を用意することによって、植物が根をしっかり張れるようにしたり、根に必要な栄養や水分を与えたりすることができます。土はこのように、植物を内側と外側の両方から支える役割を果たしています。ガーデニング用の土としてはさまざまな種類があるため、それぞれの植物に合うように土を作ることで、自然界に近い環境に整えることが可能です。植物の育成に適した状態を作ることで、より美しく植物を成長させることができます。

ガーデニングに適した土の条件

ガーデニングに適した土の条件としては、どの植物にも共通する内容がいくつかあります。ガーデニングの土づくりの基本となることばかりなので、ガーデニングを始める前に一通り頭に入れておくとよいでしょう。

排水性

植物は、排水性の高い土を好むことが多いです。排水性が高いということは水はけがよいということであり、土が乾きやすいということになります。土が乾きやすければ、新しくて新鮮な水を多く取り入れることが可能になるのです。水は潤いを与えるだけでなく、肥料となる成分を溶かし、植物に浸透させる効果もあります。

保肥性

保肥性は、肥料となる成分を蓄えたり、土そのものが肥料の成分となったりすることを示しています。堆肥や腐葉土は、微生物が寄ってきやすい土であるため、保肥性が高い土だということができます。

ガーデニング用の基本的な土の種類

ガーデニング用の基本的な土の種類

 

ガーデニングに使用する土には、さまざまな種類が存在します。それぞれの大まかな特徴をおさえることで、ガーデニングの土づくりを適切に行いましょう。

土の特性による分類

ガーデニングに使用する土は、大きく分けて「基本用土」「補助用土」「培養土」の3つです。基本用土とは、主体となる土のことで全体の5割以上を占めるものです。基本用土をよりよい状態に整えるために使用するのが、補助用土です。そして、基本用土や補助用土、肥料などを合わせて植物に合った状態に調整した土のことを培養土と呼びます。

土の種類

ガーデニングに使用する土には、さまざまな種類があります。ここでは、そのうちのいくつかについて特徴を紹介します。

*赤玉土

赤玉土は、何層にも重なった火山灰を乾燥させた土のことです。関東ローム層で採取します。赤みがかった色をしており、粒状になっています。水はけがよく、肥料のもちがよいのが特徴です。ほとんどの植物に対して使用することができる万能な土です。

*鹿沼土

鹿沼土は、赤玉土と同じように関東ローム層で採取することができます。主に、栃木県の鹿沼地方で採取されます。やや黄色を含んだ白っぽい色をした軽石で、粒状なのが特徴です。酸性の土を好む植物に対して使用します。

*日向土

日向土は、宮崎県南部などで採取することができます。日向土のうち、湿っているものは「ボラ土」と呼ばれることもあります。日向土は固いので、長い時間が経っても粒が潰れにくいです。単体で使用されることもありますが、補助用土として使われることも多いです。細かい小さな穴が開いているため、養分を保ちやすいのもポイントだといえます。赤玉土や鹿沼土との相性がよいです。

*黒土

黒土は、火山灰の1種です。関東ローム層の表層から採取されます。枯れた植物と火山灰が混ざり合ってできているため、養分を豊富に含んでいます。土がやわらかいのが特徴で、根菜類など野菜の栽培によく利用されています。赤玉土と混ぜることもあります。

*まさ土

まさ土は、花崗岩が風化して砂状になったもののことをいいます。粘土質で、栄養はほとんど含まれていません。ガーデニングに使用する際は、肥料などを混ぜて使用する必要があります。

プランターの土入れ手順

プランターに土を入れるときは、どのように行ったらよいのでしょうか。ここでは、基本的な土入れの手順について紹介します。

プランターの土入れに必要なもの

プランターの土入れを行う際に用意するものは、以下のとおりです。土入れをする前に、全て手元にあるかきちんと確認しておきましょう。

【必要なもの】

・固形肥料
・培養土
・ネット状の袋
・鉢底石
・鉢底ネット(プランターに穴が開いている場合)

手順

まず、プランターの底を確認し、穴が開いている場合は鉢底ネットを敷きます。底にもともとネットやすのこがついている場合は、敷かなくて構いません。鉢底石をネット状の袋に入れたら、プランターの底が見えなくなる程度に薄く敷きましょう。その上から培養土を入れ、固形肥料を混ぜていきます。土は、プランターのふちよりも少し下のあたりまで入れます。

花壇の土づくり手順

花壇の土は、プランターに比べるとあまり入れ替えることがありません。そのため、最初の土づくりがその後の花壇の花の生育に大きな影響を与えることになります。

└花壇の土づくりに必要なもの
花壇の土づくりでは、複数の肥料を数回に分けて土に混ぜていきます。そうすることで、より豊かな土を作ります。花壇の土づくりに必要なものは以下のとおりです。

【必要なもの】

・苦土石灰
・腐葉土
・堆肥

手順

花壇の土づくりを行う際は、数週間かけてじっくり行う必要があります。植え付けを行う2週間ほど前になったら土を掘り返して耕しておきましょう。そのうえで、雑草や小石などもきれいに取り除いておきます。1㎡あたり100~120gの割合で苦土石灰を混ぜます。その状態で1週間ほど寝かしておきましょう。1週間が経過したら、腐葉土や堆肥を混ぜてさらに土を寝かせます。植え付けの当日になったら、肥料を足してさらによく混ぜてください。

ガーデニングは土が重要!植物を支えられる土を選んで

ガーデニングは土が重要!植物を支えられる土を選んで

 

ガーデニングを行うなら、花の種類だけでなく、土にも気を配るようにしましょう。土の種類はとても豊富ですが、それぞれの使用方法はほとんど決まっています。植えたい花に合う土や肥料が分からないという場合には、園芸店などで質問すれば、適切なものを教えてもらうことが可能です。植物に合わない土を選んでしまうと、植物がきちんと育たなくなってしまう可能性もあるため注意しましょう。

なお、植物をプランターに植えるのか、それとも直接、花壇に植えるのかによっても、土づくりの方法は変わってきます。プランターに植物を植える際は、根の大きさとプランターのサイズが適合するかにも注意した上で、植物に合った土を選ぶことが大切です。また、花壇に植えるなら、2週間程度前から土の準備を始めてしっかり肥料と土を馴染ませておくことが重要です。きちんとした手順を踏むことでこそ、きれいな花を咲かせることが可能になります。土づくりにこだわりながら、素敵な庭づくりに取り組んでみてください。

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