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編み物にはどれくらいの時間がかかる?

編み物をおこなえば自分でさまざまな作品を作りだすことが可能です。ただし、編み物で作品を作るにはそれなりに多くの時間がかかるというのも事実です。編み物で作品を完成させるまでには、具体的にどの程度の時間がかかるのでしょうか。編み物を始めるなら、おおよその目安をもっておいたほうがいいでしょう。

今回は、編み物をするのにどれくらいの時間がかかるのかについて説明します。編み物を始めるなら、編み物にかかる時間をしっかりと把握するようにしてください。

編み物にはどれくらいの時間がかかる?

編み物の特徴

編み物にはどのような特徴があるのでしょうか。編み物にかかる時間について知るためには、編み物の特徴もきちんと理解しておく必要があります。ここでは編み物の特徴について説明します。編み物の特徴についてひととおり確認しておきましょう。

短時間ずつ中断しながら進められる

編み物は少しずつ進められるという特徴があります。作り始めても無理に一気にすべてを仕上げる必要はありません。少しずつ完成に向けて作業すればいいのです。隙間時間に少しずつ編むことができるので、自分のペースで仕事を進めることが可能です。

場所を問わず編める

編み物はどのような場所でもおこなうことができます。そのため、自宅以外の場所でも編み物をおこなうことは可能です。特に小さな作品であれば、道具をカバンに入れて持って行っても邪魔にはなりません。社内での移動時間や会社の昼休みなど、外出先のちょっとした空き時間で編み物をおこなうことができます。よって、日常的に編み物をする時間がとれないという人でも、タイミングを見つけて編み物をおこなえるでしょう。

完成までに時間がかかる

編み物は完成までに時間がかかります。より大きな作品を作るのであれば、その分、たくさんの時間がかかってしまいます。とはいえ、時間をかけて作品を作れば、完成したときの達成感はひと際大きなものになるでしょう。時間や手間がかかるからこそ、趣味としてはまってしまうという人も少なくありません。

編み物にかかる時間

では、編み物にはどれくらいの時間がかかるものなのでしょうか。編み物にかかる時間は、状況によっても異なりますが、おおよその目安があります。ここでは、編み物にかかる時間の目安とともに、状況によってどのように時間が変わるのか確認しましょう。

完成までの期間の目安は?

編み物の完成までにかかる時間の目安は、作る作品によって違います。たとえばマフラーやスヌードは2日~1週間程度で完成させることが可能です。それに対してセーターはひと月から半年程度の時間がかかります。やはり、大きな作品や形が複雑な作品であればあるほど、完成にかかる時間は長くなる傾向があります。編み物による作品作りを始めるときは、完成までにかかるおおよその時間について把握しておいたほうがよいでしょう。

人によっても差がある

編み物の完成までにかかる時間は、人によっても差があります。手際や慣れ具合によっても、編み物の完成までにかかる時間は変わってくるでしょう。また、編み物に割く時間によっても完成までにかかる時間は大きく変化します。毎日時間をとって編み物をすれば当然早く完成させられますが、週末だけ取り組むような場合には時間をかけられない分、完成までにはより長い期間がかかってしまいます。

その他の要因によっても異なる

編み物の完成までにかかる時間は、他の要因によっても変化します。たとえば、編み方や道具によっても、編む時間には大きな影響が出るのです。さらに糸の太さによっても、完成までにかかる時間は左右されます。

編み物を速く編む方法

編み物をなるべく編むには、どのようにすればいいのでしょうか。せっかく作品を作るなら速く編み物を完成させてすぐに身に着けたいと考える人も多いでしょう。ここでは編み物を速く編むためにできることについて紹介します。編み物を速く編みたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

糸の選び方

編み物を速く編むには、意図の選び方も重要です。編み物を速く完成させたいなら、編みにくい毛糸は選ばないようにしましょう。編みにくい糸というのはファーやループなど、太さが均一でないものです。一般的には、毛糸は合太から並太程度の太さが編みやすいと言われています。凝った毛糸を使用すればその分おしゃれな作品にできますが、編みやすさも考慮したほうがいいでしょう。

針の選び方

編み物をするときは、針も大切です。針は竹製より金属製のもののほうが、すべりがよくてスムーズに作業できます。また、2本の棒針よりも短めの輪針のほうが作業は速く進むでしょう。加えて、針先は尖りぎみのほうが目を拾いやすいです。

アメリカ式とフランス式

編み物にはアメリカ式とフランス式があります。アメリカ式は左手に糸をかけて編む方法であり、フランス式は右手で一目ごとに糸をかける方法です。一般的に、基本的にはフランス式のほうが速く編めると言われています。そのため、早さを重視するのであれば、フランス式の編み方を選んだほうがいいでしょう。

スピードアップ時の注意点

編み物のスピードアップを意識するときは注意したいこともあります。それは目を落としたり、間違えたりしやすいという点です。また、編み目がそろわなくなってしまうケースもあります。加えて一度中断してから数日経つと手際がにぶってしまうので、その点にも気を付けましょう。

編む以外に必要な作業

編み物の速さを意識するときは、編む作業以外にも編み物には作業が必要なことを考慮しましょう。その点もあわせて編み物にかかる時間を考慮することで、具体的にかかる時間を算出することができます。ここでは、編み物において編む以外に必要な作業を紹介します。

デザイン・編み図の製作

編み物をするときはデザインや編み図の制作が必要です。ただし、レシピ本や既成の編み図を利用する場合はこの作業は不要です。速く編み物を進めたいときはレシピ本や既成の編み図を利用すると便利です。

道具の準備

編み物をするときは道具もきちんとそろえる必要があります。特に初めての場合や久しぶりの場合は、すべての道具をしっかりそろえるようにしましょう。後から足りない道具に気が付いて用意するとなると、作業を中断しなければならなくなるので面倒です。

サイズ確認

編み物をするときは、サイズ確認も大切です。編み物のサイズがきちんと合っているかについて、しっかり確認するようにしましょう。

編み物には多くの時間がかかることを意識して!

編み物には多くの時間がかかることを意識して!

編み物をおこなうためには、それなりに時間がかかります。特に作品のサイズが大きくなればなるほど、編み物を完成させるまでにかかる時間は長くなります。そのため、編み物をおこなうときは編み物にかかる時間もしっかり考慮して計画的に作業を進めることが大切です。編み物は楽しみながらおこなえるものなので、時間をあまり気にしないという人もいるでしょう。もちろん、時間を気にせず楽しむことに問題はありません。しかしながら、作品を身に着けて楽しむことも考えれば、季節に合わせて完成させたいところです。作品ごとにどれくらいの時間が必要か考慮し、逆算して作品作りを始めることをおすすめします。そうすれば、自分の作った作品をめいっぱい楽しむことができるでしょう。