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編み物を始めるために必要な物って?

編み物を始める場合、どのような道具を用意したらいいのでしょうか。編み物を始めるには、必要な道具がいくつかあります。作品を作り上げるためには、最初に道具をしっかりと用意することが大切です。編み物をするときに必要な物は、どのような作品を作るかによっても異なってきます。

今回は、編み物を始めるために必要な基本的な道具について紹介します。編み物をこれから始めてみたいという人は、ぜひ参考にして編み物に挑戦してみてください。

編み物を始めるために必要な物って?

編み物の種類

編み物を始めるなら、まずは編み物の種類を決めるところから始めましょう。編み物の種類としては具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、編み物の主な種類について紹介します。

大きく3つに分類できる

編み物には大きく分けて3つの種類があります。それは、かぎ針編み、棒針編み、アフガン編みです。それぞれ異なる特徴のある編み方ですが、初めて編み物をする場合はかぎ編みから始めるとよいでしょう。理由は、かぎ編みはいちばん形が安定していることに加えて、編むのにかかる時間が最も少ないからです。かぎ編みはアフガン編みにも必要な編み方なので、まずはかぎ編みをしっかりマスターしたほうがいいでしょう。

それぞれ道具が違う

かぎ針編み、棒針編み、アフガン編みは、それぞれ使用する道具が異なります。そのため、編みたいものに合わせて道具を用意しなければなりません。それぞれ一度道具をしっかりと用意してしまえば、何度でも繰り返し編み物を楽しむことができます。

編む物の決め方

編み方を決めた後は、何を編むかについても決める必要があります。編み物をしようと考えた場合、いろいろと編みたいものが頭の中に浮かんできますよね。とはいえ、編み物は大きなものほど材料が多く必要となるため、費用も高くなってしまいます。加えて大きいものほど完成させるまでに多くの時間がかかってしまうでしょう。そのため、最初は簡単に作ることができる小さいものから選ぶことが大切です。そうすれば、少しずつ編み物のやり方を理解して、自分の腕を磨いていくことができます。比較的簡単にできる編み物としては、四角いコースターなどがあります。難しい編み物もシンプルな方法を組み合わせてできているので、まずは基本の編み方をしっかりとマスターできるようにしましょう。

編み物に必要な毛糸の選び方

編み物に必要な物としては、毛糸があげられます。毛糸にはたくさんの種類があるため、選び方はとても重要です。たとえば、毛糸は編むものに合わせた太さや量を意識することが必要になります。特に最初のうちは、編むのが難しい毛糸は避けたほうがいいでしょう。たとえば、でこぼこがあったり、滑りにくい素材であったりする場合は、初心者向きではありません。また、毛足が長い毛糸も編み物がしにくいでしょう。慣れてきたら編むのが難しい素材にも対応できるようになるので、選べる毛糸の幅も少しずつ広がっていきます。

編み物に最低限必要な道具

編み物をするときは、道具も必要です。まずは絶対に必要な物をそろえるところから始めましょう。ここでは、編み物に最低限必要な道具について紹介します。これから編み物を始める場合は、道具をそろえるところから始めてみてください。

編み針

編み物を始めるには、編み針が必要です。編み針にはいろいろな種類があります。編み針を選ぶときは、編む毛糸に合ったものを選ぶことが大切です。それぞれの編み針の特徴を説明します。

玉つき2本針

2本使用する編み棒は、直径によって号数が分かれています。編みたいものによって必要な太さは異なるため、編みたいものに合わせて選ぶようにしましょう。先端が丸くなっている「玉つき」のものであれば毛糸が外れにくくて使いやすいです。

かぎ針

かぎ針もサイズが号数によって分かれています。金属、竹、プラスチックなどの素材がありますが、使いやすいものを選べば問題ありません。また、持ち手つきのものもあるため、持ちやすいものを選ぶのがよいでしょう。

アフガン針

アフガン針は、アフガン編みをする際に使用します。簡単に説明すると、アフガン編みはかぎ針編みと棒針編みを合わせたような編み方のことです。素材を変えるだけで違った雰囲気を楽しめる編み方なので、慣れてきたらアフガン針を用意して挑戦するとよいでしょう。

ハサミ

編み物をするときはハサミも必要です。毛糸をちょうどいい長さで切る必要があるため、編み物をするときは必ず手元に1本用意しておくようにしましょう。

あると便利な道具

編み物をするときは、他にもあると便利な道具があります。より編み物がしやすくなるので、編み物をするときはできれば用意しておいたほうがよいでしょう。もちろん、最初からすべてをきっちり用意する必要はありません。少しずつ試しながら、編み物に役立つ道具をそろえていってみてください。ここでは、編み物をする際にあると便利な道具について紹介します。

レシピ本・編み図

編み物をするときは、レシピ本や編み図があるとよいでしょう。特に初めて編み物をする場合は、ガイドとなるようなものがあったほうがいいです。初心者向けのレシピ本や編み図を選び、無理なく編み物ができるように準備しましょう。

メジャー・ものさし

編み物をするときは、メジャーやものさしもあると便利です。メジャーやものさしは手芸用のものでなくても構いません。家にあるものを手元に用意して編み物を始めましょう。

ニットゲージ

ニットゲージは編み物のサイズを確認するために使用するものです。必要な目の数や段数を計算することができるため、とても便利です。

ほつれ止め

ほつれ止めは目を休ませる際に使用する道具です。編み物を編み進めている途中で編むのを中断したい場合は、目を針からほつれ止めに移すことでその状態をキープできます。

目数リング・段数マーカー

目数リングや段数マーカーは、作品の目の数や段数が分からなくならないように印をつけるための道具です。大きな作品を作るようになってきたら、用意したほうが便利でしょう。

編み物を始めるなら必要なものを準備しよう

編み物を始めるなら必要なものを準備しよう

編み物を始めるなら、まずは必要なものをしっかり準備するところから始めましょう。編み物を始めるにはいろいろと道具が必要ですが、最低限のものさえ最初に用意してしまえば、その後はいつでも好きな時に編み物を楽しむことができます。編み物の編み方についても、コツを押さえればそんな難しいものではありません。もちろん、最初は難しく感じられるかもしれませんが、何度も繰り返していくうちに上手なやり方が分かってくるはずです。編み物は目をひたすら編み続ける工程が圧倒的に多いため、1つの作品を作り上げるだけでもかなりの練習となるでしょう。

編み物を上達させたいなら、少しずつ難しい編み方にも挑戦していくことをおすすめします。一気に編み終えることができなくても、途中で編み目をキープできる道具もあるため、上手に活用するとよいでしょう。上手に活用することができれば、時間をかけて編み物を完成させることができます。大きな作品を自分の手で完成させることができると、とても大きな達成感を得られること間違いなしです。道具をきちんとそろえ、編み物での作品作りに挑戦してみましょう。