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手編み作品を販売する方法にはどのようなものがある?

編み物を趣味にしているなら、手編み作品を販売してみてはいかがでしょうか。素敵な作品であれば多くの人が購入したいと思ってくれる可能性があります。もちろん、販売してお金をもらうからには、完成度の高い作品を提供しなければなりません。その分、商品をお客さんに喜んでもらえたときには大きな達成感を得ることができるでしょう。

手編み作品を販売する方法としては、どのようなものがあるのでしょうか。今回は、手編み作品を販売する方法について紹介します。

手編み作品を販売する方法にはどのようなものがある?

手編み作品は販売できる?

手編みの作品は、そもそも販売することができるのでしょうか。手編みの作品を販売したいと考えている人にとって、これはとても重大な問題です。ここでは、手編み作品の販売について考える際に押さえておきたいことを説明します。

著作権に抵触していなければ販売できる

手編み作品は、著作権に抵触していなければ自由に販売することが可能です。誰かがすでに販売しているデザインにはそれぞれの作者の著作権があります。そのため、そういったものを真似してまったく同じ作品を販売することはやめましょう。自分でオリジナルの作品を作る場合に限り、手編み作品の阪大が可能です。

販売するための免許や資格は不要

手編み作品を販売するときには、特に免許や資格などは必要ありません。そのため、きちんと責任をもって作品を販売できるのであれば、誰でもすぐに作品を売り出すことが可能です。人からお金を受け取ることになるので、販売する作品はきちんと管理する必要があります。また、たくさん作品を販売する場合には税金の支払いも必要になるので、そういった手続きについても理解しておく必要があります。

手編み作品を販売する方法

手編み作品を販売する方法としては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。手編み作品の販売方法は、大きく分けてオフラインとオンラインの2つの方法があります。それぞれ代表的な販売方法について確認しておきましょう。

オフライン

オフラインの販売方法というのは、お客さんに直接作品を手に取ってもらう方法です。実際に目で見たうえで作品を購入してもらえるのが大きな魅力と言えます。オフラインの販売方法について代表的なものを紹介します。

イベント出展

ハンドメイド作品を販売できるイベントに参加すれば、手編み作品を販売することができます。イベントであればもともとハンドメイド作品に興味をもつ人が集まってくるので、作品に興味をもってくれる人も多いという期待がもてます。ただし、他にもライバルとなる作品が多く集まるため、他の作品に負けないよう、自分の作品の魅力をしっかりアピールする必要があります。

フリーマーケット出展

オフラインの販売方法としては、フリーマーケットへの出店もあります。フリーマーケットは手作りの作品以外にもさまざまなものが販売されていますが、手作りの作品を出品する人も意外と多いです。さまざまなものとの出会いを楽しみにしてフリーマーケットを訪れる人も多いため、魅力的な作品をもって参加すれば、たくさんの人の注目を集められる可能性があります。

委託販売

オフラインの販売方法には、他にも委託販売というものがあります。委託販売は雑貨店や衣料品店などに作品を置いてもらい、そこを訪れるお客さんに作品を購入してもらう方法です。委託販売の契約さえできれば、時期を問わずいつでも作品の販売をすることが可能です。

オンライン

手編み作品を販売する方法としては、オンライン上のサービスを利用する方法もあります。場所や時間を問わず販売ができるため、多くの人に作品を購入してもらえるチャンスがあります。ここでは、オンラインの販売方法について代表的なものを見てみましょう。

フリマアプリへ出品

オンラインでの販売方法としては、フリマアプリへの出品という方法があります。フリマアプリには多くの手作り作品が出品されており、お客さんも多く集まっています。そのため、作品の魅力をしっかりと伝えることができれば、フリマアプリでたくさん作品を販売することができるでしょう。

ネットショップを開設

オンライン上で手編み作品を販売する方法としては、ネットショップの開設もあります。ネットショップを解説すれば、自分の店を簡単にオープンすることが可能です。ただし、単にネットショップを作っただけでは、なかなか人を集めることはできません。ネットショップを宣伝する方法も考えたうえでオープンしたほうがいいでしょう。

オンラインで手編み作品を販売するステップ

オンラインで手編み作品を販売する場合、どのようなステップを踏めばいいのでしょうか。まずは販売方法を決めることが大切です。そのうえで、売れやすい作品や価格をリサーチして、どのような作品をいくらで販売するのか決定しましょう。そのうえで販売する作品を作っていきます。そうしたら、写真撮影や作品の説明文を考えて公開の準備を進めます。公開後は作品が売れるのを待ちましょう。実際に作品が売れたら梱包して発送をおこないます。

手編み作品を販売するときの注意点

手編み作品を販売するときは、注意点もあります。うっかりしてしまい、トラブルに発展することも少なくないため、事前にしっかり対策しておいたほうがいいでしょう。ここでは、手編み作品を販売するときの注意点について説明します。

著作権に気を付ける

手編み作品を販売するときは、著作権に気を付けるようにしましょう。特に他の作家のデザインをまるっきり模倣して作品を作るのは、NGです。既成の編み図も安易に使用すると著作権侵害として問題になる可能性があります。作品を販売するときは、オリジナルのデザインのものを作るようにしましょう。

必ず売れるとは限らない

手編み作品は誰でも販売することが可能です。ただし、手編み作品を売りに出したからといって必ず売れるとは限りません。魅力的な作品を作らなければ、それを買いたいと思ってくれる人は現れないでしょう。そのため、作品を作るときはお客さんの立場に立って考えることが大切です。

採算

手編み作品を販売するときは採算も重要です。お金稼ぎをしたいわけではないとしても、赤字になってしまっては活動を続けるのが難しくなるでしょう。手編み作品を販売するときは、材料費のほかにも、ラッピング費用・梱包費・送料などがかかります。それらを考慮しても採算がとれる価格設定を考えるようにしてください。なお、販売サイトやフリマアプリを使用する場合、販売手数料もかかることを忘れないようにしましょう。

自信作の手編み作品を販売してみよう

自信作の手編み作品を販売してみよう

手編み作品は、さまざまな方法で販売することができます。作品によっても適した販売方法は異なるので、自分の作品にあった販売方法を選んでみましょう。素敵な作品であれば、販売することで多くの人に喜んでもらうことができます。自分が作った作品を多くの人に使ってもらえたなら、とても大きな達成感を得られること間違いなしです。手編み作品は作り上げるのに時間や労力がかかりますが、販売するという目標があれば、モチベーションを保ちながら作品作りをおこなえるでしょう。自分にとって無理のない販売方法を選び、手編み作品の販売を始めてみてはいかがでしょうか。