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ビーズステッチの基本!概要や編み方の種類をレクチャー!

ビーズでアクセサリーを作る場合、ビーズステッチをしてみたいと思う人は多いです。ビーズステッチは、初心者でも始められるものなので、あまりビーズに慣れていなくても作品作りが可能です。もちろん、最初は時間がかかるかもしれませんが、実際に作品を作っていくうちに、作品作りに慣れていくでしょう。

今回は、ビーズステッチについての基本を説明します。概要や編み方の種類について説明するので、ビーズステッチの基本的な部分をしっかりマスターしましょう。

ビーズステッチの基本︕概要や編み方の種類をレクチャー︕

ビーズステッチとは?

ビーチステッチは、ビーズアクセサリー作りの手法のひとつです。細かい作業が必要ではありますが、初心者でも挑戦しやすいのが特徴的です。ビーズステッチとはどのような手法なのでしょうか。ここでは、ビーズステッチに関する基本について説明します。

概要

ビーズステッチは、織機を使わずにビーズを編んでいく手法です。どのようにするかというと、針を手作業で動かしながら編み、作品を作り上げていきます。すべてを手作業でおこなうのは大変そうに思えますが、慣れてしまえばそれほど難しくはありません。針と糸があれば始められるので、気軽に始めやすい手法だといえます。

形のバリエーション

ビーズステッチには、さまざまな形のバリエーションが存在します。 たとえば、立体的なものやシート状のものなど、まったく違うタイプの形があります。加えて、ビーズの種類やカラーの組み合わせを変えるだけでも、印象が大きく変化します。さらに、ビーズステッチの技法を変えたり、それぞれを少しずつ組み合わせたりすると、さらにさまざまな変化を楽しむことが可能です。

ビーズステッチに使用する材料・道具

ビーズステッチをおこなう場合、具体的にどのような材料や道具が必要になるのでしょうか。ビーズステッチを始めるなら、必要なものはひととおりそろえておいたほうが安心です。ここでは、ビーズステッチに使用する材料や道具について説明します。ビーズステッチを始める前に、必要な物をきちんと確認しておくようにしてください。

ビーズ

ビーズステッチをおこなう場合、当然ながらビーズが必要です。ビーズはデリカビーズを使用するのが基本となっています。デリカビーズはきれいに隙間なく並びやすく、仕上がりも平面になります。そのため、きれいに完成を目指すことができます。ビーズステッチ専用のビーズも最近では出てきているので、そういったものを使用するのもひとつの手でしょう。

ビーズステッチをするためには、ビーズを通すための糸も用意しなければなりません。糸はナイロン製のものが適しているといわれています。ナイロン製の糸はしなやかで柔らかいうえに、ほつれにくいという特徴をもっています。ビーズステッチのために作られた専用糸もあるので、たくさんの種類があって迷う場合はそれを選んでもよいです。なお、糸を選ぶときのポイントとして、ビーズの色と似た色の糸を使うことがあげられます。そうすれば、糸端が目立たず綺麗に仕上がります。少しでもきれいに仕上げるためには、ちょっとした部分にも気を使ったほうがよいでしょう。

ビーズステッチをするためには、ビーズを拾うための針も必要です。針は、ビーズステッチ専用針があるので、それを使用します。縫い針や刺繍針を使用すると、小さなビーズの穴に通らないこともあるため、あまり適しているとはいえません。ひとつ注意したいことといえば、専用針はとても細くて折れやすい点です。特に慣れないうちは、ちょっとしたタイミングで針を折ってしまうこともあるでしょう。もちろん、初心者のうちは針を折ってしまうのも当然なので、あまり気にする必要はありません。ただし、針が1本しかないとなると、針が折れる度に作業を中断することになります。よって、できれば針は数本用意しておいたほうが作業中に焦ってしまうことがないでしょう。針を購入する際は、少し余分に購入してストックしておくことをおすすめします。

ビーズステッチの編み方

ビーズステッチの編み方としては、どのようなものがあるのでしょうか。ビーズステッチの編み方はとてもたくさんあるので、好みや作りたいものに合わせて選ぶことをおすすめします。それぞれを実際に試してみると、好みに合った編み方をみつけやすいかもしれません。どれも慣れればそれほど難しいものではないので、ぜひ積極的に練習してきれいに編めるようにしてみてください。

ペヨーテステッチ

ペヨーテステッチは、まるでレンガを並べているかのようにきれいにビーズが整列している編み方です。ビーズが規則的に並んでいるので、見た目の美しさを楽しめます。ブレスレットやネックレスなどさまざまなアクセサリーを作るのに向いている編み方です。

ブリックステッチ

ブリックステッチは、レンガを縦に積み上げているように見えるビーズの編み方です。ペヨーテステッチに似ていますが、編み目の方向に違いがあります。さまざまなものを作るのに活用できる編み方で人気があります。ブリックステッチは、シェイプドステッチとよばれることもあるので、念のため覚えておくとよいでしょう。

ヘリンボーンステッチ

ヘリンボーンステッチは、V字の編み目が特徴的な編み方です。楽しい雰囲気のあるポップな編み方なので、ビーズの色を工夫して楽しむのがおすすめです。一定の規則をもってビーズの色を調整すれば、統一感のあるアクセサリーになります。

スパイラルロープ

スパイラルロープは、らせん状にビーズが並んでいるように見える編み方です。他の編み方よりも難しく見えやすいですが、実際はそれほど難しい編み方ではないので、安心して練習を始めてください。大人っぽい雰囲気やかっこいい印象が出やすいので、ビーズの色も落ち着いた色味で合わせてみてはいかがでしょうか。

ネッティング

ネッティングは、その名からも分かるとおりネットのように編んでいく編み方です。あえて大きな隙間を作る手法であり、軽やかな印象が出やすいです。昔からある編み方の手法なので、自分なりのアレンジを加えてみると自分らしいアクセサリー作りがしやすくなります。

ビーズステッチの基本を理解して始めよう

ビーズステッチの基本を理解して始めよう

ビーズステッチは、基本的なやり方はそれほど複雑なものではありません。ビーズと針と糸があればすぐに始められるので、初めてでも取り組みやすいでしょう。ビーズステッチと一口にいっても、さまざまな手法があるので、まずは気になるものから試してみることをおすすめします。ビーズでの編み物は難しそうに見えますが、実際にやってみると、意外ときれいに編んでいけることも多いです。実際にやってみるとイメージと違う部分も出てくるので、とにかくまずは試してみることが大切です。

ビーズステッチを編むことができたら、ビーズの上級者のような気分になれるので、ビーズアクセサリー作りが楽しいと感じられること間違いなしです。上手にできるという感覚をもてると、もっとやってみたいという気持ちが湧いてきやすくなります。最初のうちはそうやって意識的にやる気を出すのも大切なことでしょう。まずは、ビーズステッチの基本を理解して、ビーズアクセサリー作りを始めてみてください。そして、自分だけのオリジナルアクセサリーを制作できるように頑張りましょう。