キャンドルに関するコラム

アロマキャンドルを使ったことはありますか?アロマキャンドルを使用すると、「香り」と「あたたかい光」による高いリラックス効果が期待できます。忙しい毎日のなかにアロマキャンドルを取り入れれば、ほっと穏やかな気持ちになれる時間ができます。アロマキャンドルは見た目がカラフルでかわいらしいものが多いので、インテリアとして楽しむことも可能です。
今回は、そんなアロマキャンドルの正しい使い方について紹介します。正しい使い方をすることで、アロマキャンドルを最後まで効果的に使うことができますよ。
アロマキャンドルとは、エッセンシャルオイルなどの精油で香りがつけられたキャンドルのことです。精油は植物から抽出されているため、アロマキャンドルに火をともすと自然な香りがあたりに優しく広がります。
アロマキャンドルにはさまざまな種類があります。そのなかから自分好みのものを見つけ出すのも、アロマキャンドルの楽しみ方のひとつです。アロマキャンドルを選ぶときは、次の3つについて注目しましょう。
アロマキャンドルの香りにはたくさんの種類がありますが、香りの系統によって得られる効果も少しずつ違います。
【効能と香りの例】
・気分転換をしたいとき:柑橘系(オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモットなど)
・心を落ち着かせたいとき:ハーブ系(カモミール、クラリセージ、ゼラニウムなど)
・高ぶった気持ちをおさえたいとき:ウッディ系(アミリス、イニュラ、ウインターグリーンなど)
・気持ちを明るくしたいとき:フローラル系(イランイラン、ジャスミン、ローズオットなど)
香りの種類はほかにもたくさんあります。自分の好みや状況に合わせて、香りを使い分けましょう。
アロマキャンドルの形状にはいくつかの種類があり、たとえば、円柱状に固めたもの、ガラスや缶にロウを流し込んだものなどがあります。ロウがむき出しになっているタイプのアロマキャンドルは、キャンドルホルダーに入れて使用します。
また、インテリアとして見た目を楽しむなら、水に浮かべて使うものや、ロウのなかに花びらが入っているもの、ロウに模様が描かれているものもおすすめです。
アロマキャンドルのロウにはいろいろな種類があります。
天然のロウとしては、ミツバチの巣から精製されたロウを固めた「ミツロウ」、大豆から作られた「ソイワックス」などがあります。また、油から作られたロウとしては、パーム油でできている「パームワックス」、原油からできている「パラフィンワックス」などがあります。
アロマキャンドルを上手に使いこなすためにはいくつかコツがあります。コツをつかめば、お気に入りのアロマキャンドルを長持ちさせることが可能です。
火をつけている時間が短いと、キャンドルの真ん中だけがへこんでしまいます。ロウ全体が均一に溶けていくように、アロマキャンドルを使うときは、最低1時間は火をつけておくようにしましょう。
キャンドルは、芯が長すぎると炎が大きくなってしまい、逆に短すぎると炎が小さくなってしまいます。そのため、火をつける前にアロマキャンドルの芯が5~6mm程度になっているか確認し、長さに問題があれば調整をしましょう。
アロマキャンドルに火をともしていると、ロウが溶けて液体状になり、アロマキャンドルの上のほうにたまってしまうことがあります。液体状になったロウをそのまま放っておくと、ロウが固まって芯を短くする原因になったり、アロマキャンドルを劣化させる原因になったりします。
そのため、溶けたロウは固まる前にティッシュかキッチンペーパーで吸い取りましょう。そのまま流しなどに流してしまうと、冷えてこびりついたり、配管に詰まってしまったりするのでやめましょう。
キャンドルは、息を吹きかけて消すと、焦げ臭くなってしまいます。火を消すときはロウソク消し(スヌーファー)を使いましょう。
ロウソク消し(スヌーファー)がない場合は、ピンセットを使って芯をはさみ、ロウに倒すようにして火を消すことも可能です。芯が倒れた状態のままで固まってしまうと次に使うときに困るので、火が消えたら芯を戻すのを忘れないようにしてください。
アロマキャンドルのロウだけが残り芯がなくなってしまったときは、芯を足すこともできます。まず、キャンドルを容器のまま湯煎にかけてロウを溶かします。ロウが溶けたたら、芯の代わりになるもの(タコ糸など)をさしましょう。
なお、芯の代わりとして使うタコ糸などは、ロウにさす前に溶かしたロウを染み込ませておくと、キャンドルとなじみやすくなります。
一度使ったキャンドルホルダーの底に溶けたロウがこびりついてしまっているときは、60度くらいのお湯を入れましょう。
個体が液体になるときの温度を融点と呼びますが、ロウの融点は60度です。そのため、60度のお湯をキャンドルホルダーに入れると、固まっていたロウが徐々に溶けはじめます。そのまま置いておくとお湯の温度が下がって、固まったロウが上のほうに浮かんできます。そうなれば、簡単に取り除くことが可能です。
きれいになったキャンドルホルダーは、新しいアロマキャンドルを入れて使うことができます。
アロマキャンドルの香りを保ち、ロウを長持ちさせるためには、保管方法にもこだわりをもちましょう。
風があたる場所にアロマキャンドルを置いておくと、香りが飛んでしまったり、ホコリがついてしまったりします。せっかくのいい香りが飛んでしまったら癒しの効果も半減してしまいますし、ホコリがついたアロマキャンドルに火をつけるとカビ臭くなってしまうこともあります。
また、アロマキャンドルを直射日光が当たるところに保管していると、ロウが変色したり、溶けたりする恐れがあります。そうなると見た目が悪いだけでなく、火がつきにくくなってしまうこともあります。
そのため、アロマキャンドルは、風通しがいい場所や日当たりがいい場所を避けて保管するようにしましょう。
アロマキャンドルを保管するときは、香りを保つため、できるだけ蓋がついた容器に入れましょう。
蓋があるとアロマキャンドルをホコリから守ることもできます。万が一、アロマキャンドルにホコリがついてしまったときは、湿らせた布で優しくふき取ってください。
アロマキャンドルは火を使うため、使用中は十分な注意が必要です。安全にアロマキャンドルを使用するために、次のことを守りましょう。
アロマキャンドルは、寝る前に使用すればリラックスして眠ることができます。ただし、火をつけたまま眠ってしまわないよう注意しましょう。
火をつけたまま眠ってしまうと、寝たばこと同じで思わぬ火事の原因になりかねません。寝るときは必ずアロマキャンドルの火が消えていることを確認する習慣をつけましょう。
アロマキャンドルは必ず安定したテーブルの上などに置いて使いましょう。不安定な場所に置いていると、目を離した隙に倒れてしまう可能性があります。
アロマキャンドルのそばには物を置かないようにしましょう。炎はちょっとした空気の流れに影響を受けやすいため、近くに物があると何かの拍子に火が燃え移ってしまうかもしれません。
風が当たる場所でキャンドルを使用すると、ロウがこぼれたり、転倒したりする恐れがあるため絶対にやめましょう。とくに窓辺では、風にあおられたカーテンに火がついてしまうことも考えられるため、注意が必要です。
キャンドルに火をつけてもすぐ消えてしまう場合は、芯が短くなりすぎている可能性があります。そういったときは、芯のまわりのロウを削って芯の長さを調節するようにしましょう。
アロマキャンドルの使い方にはいくつもポイントがありますが、慣れてしまえばそこまで難しいことはありません。
アロマキャンドルの癒しの効果を生かすためには、ロウや芯、使われている精油の素材にもこだわることをおすすめします。天然の良質な素材で作られたアロマキャンドルなら、より安心して使用することができます。
アロマキャンドルを使用すると、とても心地よいリラックスタイムを演出できます。アロマキャンドルを上手に使って、ほっと一息つける時間を確保してみませんか。
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