ニードルフェルトに関するコラム

ひと口に羊毛フェルトといっても、実は複数の種類があることを知っていますか。羊毛フェルトになれている人は、作りたい作品によって種類を使い分けることもあります。素敵な作品を作りたいのであれば、羊毛フェルトの種類をしっかりと押さえておきたいところです。
今回は、羊毛フェルトの種類について紹介します。そのうえで、選び方や買える場所についても説明するので、これから羊毛フェルトを購入するという方はぜひチェックしてみてください。
羊毛フェルトといっても、実はさまざまな種類があります。定番といえるのは3種類ですが、細かくみていくとそれ以外にも種類があります。ここでは、羊毛フェルトの基本の3種類とともに、ニードルフェルトを始めるなら押さえておきたいそのほかの種類について説明します。
メリノとは羊の種類のことで、一般的なものです。繊維かなり細いため、柔らかいのが大きな特徴です。見た目には艶や光沢が見られるので、きれいで上品な印象になります。肌に触れても嫌な感じがしないため、身に付けるものを作るときにも適しているといえるでしょう。
ロムニーは少し硬さのある品種です。弾力があるのが特徴的です。そのため、強度が必要なものを作るときには、ロムニーを使用するとよいでしょう。
コリデールは、ちょうどメリノとロムニーの間くらいの固さの繊維です。どちらかというと柔らかい印象がありますが、一定のコシがあります。とてもバランスの整った種類なので、どのような作品にも使いやすいです。迷う場合はコリデールを使用してもよいでしょう。
羊毛フェルトには、他にもいくつか種類があります。ここでは、その中でもとくに押さえておきたいものをピックアップして紹介します。
羊毛フェルトとよばれるものの中には、羊以外の獣毛を使用しているものもあります。特に「毛」や「ウール」と表記されている場合、アルパカやアンゴラなどの毛が使用されている可能性もあります。同じように表記されている場合でも、実際に使ってみると質感が違うこともあるため、注意したほうがよいでしょう。
化学繊維とは、ナイロンやアクリルなどの素材のことです。化学繊維だけで作られている羊毛フェルトもあれば、羊の毛と化学繊維が少しずつ混ぜられている羊毛フェルトもあります。化学繊維というとあまりよくないイメージがあるかもしれないですが、実際には化学繊維を使用することによって、色や質感を上手く表現できる場合もあります。そのため、作りたいもののイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
羊毛フェルトには種類がたくさんあるため、作品作りの前の選び方がとても重要です。どんなに丁寧に作業しても、羊毛フェルトがもつ質感によってはイメージ通りの作品を仕上げられないこともあるので気を付けないといけません。羊毛フェルトを選ぶときはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。ここでは、失敗しない羊毛フェルトの選び方について説明します。
羊毛フェルト選ぶときは、作品に適したものを選ぶことが大切です。羊毛フェルトは選ぶ種類によって、表現できる微妙なニュアンスは異なります。こだわりの作品を作りたいのであれば、それぞれの羊毛フェルトの特徴の違いをしっかりと理解したうえで、作品のイメージに合うものを選ぶことが大切です。素材を無駄にしないためには、作る作品の大きさに合わせて羊毛フェルトの購入量も調整するようにしたほうがよいでしょう。
イメージ通りの羊毛フェルトを選ぶには、やはりそれぞれの羊毛フェルトの特徴を自分自身がしっかり理解しておく必要があります。実際にニードルで刺してみないと、実際のイメージは湧かないというのが極論です。そのため、できるだけいろいろな羊毛フェルトを購入して試してみることが大切です。同じ種類でもメーカーによって質感が異なるので注意しましょう。最初はいろいろと比べてみるのが大変ですが、徐々にそれぞれの違いが分かってくると、必要な羊毛フェルトだけを上手に選ぶことができるようになっていきます。最初は練習も兼ねてたくさんの羊毛フェルトを使ってみましょう。
羊毛フェルトはどのような場所で購入できるのでしょうか。実は、羊毛フェルトを購入できる場所は意外とたくさんあります。ここでは、羊毛フェルトを購入できる代表的な場所について紹介します。
羊毛フェルトは専門店もあります。専門店なら羊毛フェルトや道具の種類も豊富です。ただし、住んでいる場所によっては近くに専門店がない可能性もあります。
手芸店でも羊毛フェルトは比較的多くの種類がそろっています。専門店ほどの品ぞろえではないですが、一通りの材料や道具はそろっているはずです。
羊毛フェルトは人気があるせいか、100円ショップでも購入できます。ただし、専門店や手芸店に比べると、品ぞろえは少ないです。また、量も少なめで販売されています。とはいえ、道具も取り扱っているところが多いので、初めて羊毛フェルトを始める場合は、まずは100円ショップで一通りの材料や道具をそろえてもよいでしょう。
初心者が羊毛フェルトを選ぶ場合、どれが扱いやすいのでしょうか。羊毛フェルトは慣れるまではまとめるのが難しいので、できるだけ扱いやすいものを選んだほうが作品をきれいに仕上げやすくなります。初心者向けの羊毛フェルトについて紹介します。
ロムニーは羊の毛の中では、まとまりやすくて初心者向けです。ある程度かたさがあるので、毛をしっかりとまとめることができます。
コリデールは、どのような作品にもマッチしやすい羊毛フェルトです。何を作るのにも扱いやすいので、選んで失敗することはまずない素材です。
羊毛フェルト以外を選ぶなら、アクリル繊維100%のものも狙い目です。羊の毛でできているフェルトは割とまとめにくいですが、アクリル繊維はまとまりやすいです。そのため、初心者にはぴったりだと言えます。特に子どもが羊毛フェルトを始めるなら、まずはアクリル繊維を選んだほうが作業はスムーズに進むでしょう。
羊毛フェルトにはさまざまな種類があります。種類によって質感や見た目の印象も微妙に異なることを覚えておきましょう。よりイメージに近い作品を作るためには、羊毛フェルトの種類について理解を深めておくことが大切です。羊毛フェルトのちょっとした違いで、作品全体の印象が大きく変わることもあります。より凝った作品を作るようになればなるほど、羊毛フェルトの種類は重要になっていくでしょう。羊毛フェルトの種類についての知識を得るには、実際に試してみるのがいちばんです。最初はそれぞれの羊毛フェルトのちょっとした違いを押さえるのが大変かもしれないですが、徐々にそれぞれの特徴が分かってきます。羊毛フェルトの種類ごとの特徴をしっかりと押さえ、唯一無二の素敵な作品を作れるようにしましょう。
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