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手作り石鹸の型って?種類と代用方法を解説!

手作り石鹸を作るときは、石鹸の型をうまくとる必要があります。そのために使用するのが石鹸の型です。石鹸の型にはいくつか種類があり、作りたい石鹸の形に合わせて選ぶ必要があります。また、石鹸の型は専用のものを使うだけでなく、身近なもので代用することも可能です。

今回は、手作り石鹸の型について説明します。型の種類や代用方法を解説するので、どのような型を使用すればいいか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

手作り石鹸の型って?種類と代用方法を解説!

手作り石鹸の型とは?

手作り石鹸を作るときには、型が必要です。石鹸作りの型はモールドとよばれることもあります。型は石鹸作りにおいてどのような役割をもっているのでしょうか。まずは、手作り石鹸の型とはどのようなものなのかについて説明します。

石鹸のデザインのベースになる

手作り石鹸の型であるモールドは、石鹸の形を作るために必要不可欠なものです。石鹸を作るときは、材料を混ぜてドロドロした液体を作ったうえでそれを固めます。そのため、石鹸は型に入れることで、好きな形に固めることができるのです。石鹸の型を変えれば、石鹸の形を自由に決めることができます。石鹸の型は石鹸全体のデザインのベースになるため、とても重要なものだといえます。

型選びも楽しみのひとつ

手作り石鹸を作るときは、石鹸の型選びも楽しみのひとつです。さまざまな形をした型があるため、好きなように自分で選ぶことができます。ちょっとした違いでも、石鹸の仕上がりには大きく影響する可能性があるので、型選びは慎重におこなう必要があります。石鹸作りをおこなう前から石鹸について考えることができるため、いろいろな工夫ができます。さまざまな型を選んでどのような仕上がりになるか試してみるのもよいでしょう。

手作り石鹸の型の種類

手作り石鹸の型には、たくさんの種類があります。具体的にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、手作り石鹸の型の種類について紹介します。自分自身の石鹸作りではどのような型を使おうか考えながら、確認してみてください。

専用型

手作り石鹸には、専用型もあります。石鹸のために作られているので、石鹸作りをスムーズにおこなえるような設計になっているのが大きな魅力です。たとえば、アクリル製の四角形や円錐型などの石鹸型があります。これらの型を選んだ場合は、固まった後切り分けが必要になります。また、それ以外にもシリコンでできたモチーフ型や動物型などもあります。これらは、石鹸が固まった後そのまま型から外すだけで形が完成しています。切り分けの必要がないので手間が省けて便利です。比較的型出ししやすいのも魅力といえます。ただし、作りたい個数分の型を用意しなければならないため、一度に大量の石鹸を作りたい場合はその分の型を用意しなければなりません。

代用するには?

手作り石鹸を作るときは、専用型のほかに代用品を使用する方法もあります。代用品を使用すれば、わざわざ専用の型を買う必要がなく、手軽に石鹸を作ることができるでしょう。ただし、型を代用する場合は切り分けが必要なことも多いです。使用するものによっては切り分けなくてよい場合もありますが、型によっては出しにくい場合もあります。そういった点に注意しながら型を選ぶようにするとよいでしょう。

手作り石鹸の型の代用にできるもの

手作り石鹸を作るときに型を代用するには、具体的にどのようなものを選ぶとよいのでしょうか。手作り石鹸の型としては日常にあるさまざまなものを使うことができます。普段の生活の中で型として使えそうなものを見つけたら、きれいに洗ってとっておくとよいでしょう。ここでは、手作り石鹸の型として代用できるものの例を紹介します。

牛乳パック

手作り石鹸を作るときは、牛乳パックで代用するという手があります。牛乳パックを使用するのは、石鹸の型の代用方法としても代表的です。一度のまとまった量の石鹸を作ることができます。切り分ける大きさを変えるだけでも、雰囲気の異なるさまざまな石鹸を作ることが可能です。また、型を外すときにとりづらい場合は破いたり切ったりすることもできるので、使い勝手もよいといえます。

ヨーグルトの空き容器

手作り石鹸の型としては、ヨーグルトの空き容器も使用可能です。牛乳パックに比べるとサイズが小さいですが、それでもいくつかの石鹸に切り分けて使用することができます。ヨーグルトの容器もメーカーやブランドによってサイズが異なるので、イメージに合うものを選ぶとよいでしょう。

プリンやゼリーのカップ

石鹸の型としては、プリンやゼリーのカップを使うのもおすすめです。手に馴染むサイズになるので、そのまま型から出して使うことができます。さまざまなカップの形があるので、石鹸として使いやすそうな形があれば洗ってとっておくとよいでしょう。

お菓子作りの型

お菓子作りの型も石鹸の型として使用できます。お菓子は小さめのものが多いので、プリンやゼリーのカップ同様そのまま型から外して石鹸をすぐに使うことができます。お菓子作りに使用しなくなった型などがあれば、石鹸作りにうまく活用すると無駄にならないでしょう。

製氷型

石鹸の型としては製氷型も使えます。製氷型の中には、かわいらしい形をしたものも多いですよね。そういったものを選んで石鹸の型にすれば、ポップで楽しい形をした石鹸を作ることができるでしょう。形に合わせて石鹸の色を変えてみるのもおすすめです。

牛乳パック石鹸型の作り方

石鹸の型の代用品として代表的な牛乳パックですが、実際に使用するときは使い方にポイントがあります。なぜなら、牛乳パックの内側は注ぎ口やつなぎ目によって凸凹している部分があるからです。牛乳パックを使ってきれいな手作り石鹸を作るためには、注ぎ口の部分はあらかじめ切り落としておくとよいでしょう。また、継ぎ目の段差も石鹸に影響しないように工夫する必要があります。

手作り石鹸の型は代用もできる!

手作り石鹸の型は代用もできる!

手作り石鹸を作るときは、型の形にもこだわる必要があります。なぜなら、型はその石鹸のデザインを決定づける重要な部分だからです。型の形が少し違うだけで、石鹸の印象は大きく変わる可能性が高いといえます。そのため、石鹸の型はデザインを意識して選んだほうがよいでしょう。とはいえ、だからといって必ずしも凝った形をした型を選ばなければならないというわけではありません。四角い石鹸でも中の色や香りなどを工夫すれば、十分おしゃれで素敵な石鹸を作ることは可能です。実際、市販されているおしゃれな石鹸の中には、四角いものも多くあります。シンプルな形にすれば、その分ほかの部分のデザインが際立つでしょう。

そういった意味で言えば、牛乳パックは型としてはとても使い勝手がいいです。好きな長さにカットすることができるので、大きさも自由に調整することができます。たくさんの石鹸を一気に作ることができるというのも、便利なポイントです。もちろん、牛乳パック以外にも石鹸の型としてさまざまなものを使用することができます。アイデア次第で型は代用することができるので、さまざまなアイデアを巡らせて型を用意してみましょう。型選びから石鹸作りは始まっています。素敵な型を選んで、おしゃれな手作り石鹸を作って楽しんでみてはいかがでしょうか。