スクラップブッキングの簡単な作り方って?必要な道具や素材を知ろう
記事更新日:2023年8月21日スクラップブッキングを作ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。自分の手で思い出を飾るのは、それだけでも楽しそうですよね。しかし、バランスよく写真を装飾するのは難しそうというイメージもあるでしょう。とはいえ、実際にはそこまで難しいものではないので、あきらめる必要はありません。
今回は、スクラップブッキングの簡単な作り方について紹介します。必要な道具や素材についても触れるので、これからスクラップブッキングをやってみたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
目次
手作りスクラップブックの作り方
手作りスクラップブックを作るには、どのようにすればいいのでしょうか。スクラップブックの作り方はそれほど難しくはないので、初心者でも気軽に始められます。ここでは、手作りスクラップブックの作り方の基本を紹介します。
テーマに沿って写真を選ぶ
手作りでスクラップブックを作るなら、まずはテーマに沿って写真を選びましょう。テーマを絞ることにより、最初のページから最後のページまで統一性のある印象になります。
台紙を選ぶ
スクラップブック作りでは、台紙選びも重要です。台紙によってスクラップブックの雰囲気も変化するため、テーマや選んだ写真に合わせて選んでみてください。
デコレーション素材を選ぶ
スクラップブックを作るには、デコレーション素材も必要です。イメージに合わせて素材を用意し、だいたいのレイアウトを決めましょう。そのうえで、順番に表紙や台紙に貼り付けていきます。タイトルやコメントを付けたい場合は、ここで一緒に作業をおこないましょう。
スクラップブッキングに最低限必要な道具
スクラップブッキングをおこなう場合、最低限必要な道具としてはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、道具について用途別にそれぞれ紹介します。
切る道具
スクラップブッキングをおこなう際は、さまざまな材料をカットする必要があります。たとえば、写真や台紙に加えて、デコレーション素材を切ることもあるでしょう。カットする道具としては、はさみやカッターを用意します。加えて定規を用意しておくと、素材をまっすぐカットするのに役立ちます。切りたい形のパンチを用意しておくと、よりスムーズに素材をカットできます。
貼る道具
スクラップブッキングでは、素材を貼り付ける作業も多いです。そのため、のりや両面テープなど貼り付けるための道具も用意しておきましょう。
描く道具
スクラップブッキングでは、文字や絵を加えることも多いです。そのため、文字を書くためのペンや色をつけるためのマーカーなども用意しておきましょう。イメージや好みに合わせて色をチョイスしてください。
初心者でも簡単なスクラップブックの作り方
初心者の場合、スクラップブックを作るのは難しいと感じている人もいるかも知れません。しかし、スクラップブック作りは、それほど難しく考える必要はありません。手元に厚手のノートがあれば、それでスクラップブッキングをおこなうことも可能です。また、初心者でも使いやすいスクラップブックの台紙も売られているので、最初はそういったものを選ぶといいでしょう。具体的には、大きめのサイズのスクラップブックだと初めてでも作りやすいです。 また、スクラップブックに使用する素材ですが、無理にさまざまなものを用意する必要はありません。たとえば、マーカーとマスキングテープを組み合わせるだけでも、十分に素敵なデコレーションを完成させられます。デコレーションに必要なものは、100円ショップでも様々な種類があるので気軽に集められるでしょう。なお、もしもイラストを描くのが得意であれば、写真以外に素材を用意せずにイラストだけでデコレーションするのもひとつの方法です。
スクラップブック作りのコツ
スクラップブックを作るときは、いくつかコツがあります。ここでは具体的なコツについて紹介するので、初めてスクラップブックを作るときの参考にしてみてください。
テーマに合わせて土台を選ぶ
スクラップブックを作るときは、台紙の選び方がとても重要です。テーマに合わせ、写真とバランスが合いそうな色を選ぶようにしましょう。写真の色に台紙が合っていると、それだけでセンスのいい印象になりますよ。
分類して見やすくする
スクラップブックに写真を貼るときは、分類して見やすくしたほうがいいです。たとえば、時系列で並べたり、イベント単位にざっくり分けたりするといいでしょう。見る人がどのようなことを思うかを意識しながら分類すると、見やすくなります。また、ページはタイトルページとそれぞれの写真を貼るページに分けると、メリハリがつくでしょう。
装飾のバランスを意識する
スクラップブッキングでは、さまざまな装飾を施すのが醍醐味といえます。ただし、装飾を施しすぎると、やりすぎになってしまうこともあるので注意が必要です。基本的に、スクラップブッキングは写真が主役なので、写真を引き立てられるような装飾を意識したほうがいいでしょう。ただし、にぎやかで楽しい雰囲気にしたいなら、あえて装飾を派手にするというのもひとつおn方法ではあります。
スクラップブック作りの注意点
スクラップブックを作る際は、いろいろと注意が必要な部分もあります。後悔することになってはせっかくの写真が台無しなので、注意点はしっかりと意識しておきましょう。ここでは、スクラップブック作りの注意点について詳しく説明します。
アシッドフリーの素材を選ぶ
スクラップブックを作るときは、アシッドフリーの素材を選びましょう。アシッドフリーというのは、写真を劣化させる成分を含んでいない素材のことを意味します。たとえば、写真に直接触れる台紙やテープはもちろん、マーカーの成分にも注意が必要です。
ボリュームに気をつける
スクラップブッキングでは、台紙にさまざまな装飾を施します。そのため、ボリュームが出やすい点に注意が必要です。ボリュームがあれば華やかな雰囲気にはなりますが、後から見返すときにページをめくりにくくなってしまいます。また、とじにくくなり、収納も大変になる可能性があります。装飾を施しながらボリュームをチェックし、ボリュームが出すぎない程度に抑えることも大切です。
保管場所に注意する
スクラップブックを作成した後は、保管場所にも気をつけましょう。たとえば、日の当たる場所や高温多湿な場所に置いておくと、劣化の恐れがあります。
スクラップブッキングの道具をそろえて手作りしてみよう
スクラップブッキングは、道具をそろえれば誰でもすぐに作業を始められます。バランスを考えることは大切ですが、基本的には自由な発想で楽しみながら装飾すれば問題はありません。実際に作業してみると、「こんなものか」というのが分かるようになるはずです。スクラップブッキングには資格もあるので、本格的に学びたいと思ったら誰でもスキルや知識を深められるようになっています。スクラップブッキングは今後さらに人気になる可能性もあるので、いまのうちにスキルや知識を身につけておくといろいろなところで役立つかもしれませんね。単に趣味として取り組むだけでも十分に楽しめるので、まずは実際に挑戦してみてください。