左利きでもカリグラフィーは書ける?ポイントや意識したいことをチェック!
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左利きでもカリグラフィーは書ける?ポイントや意識したいことをチェック!

左利きの人は、カリグラフィーをきれいに書くことはできるのでしょうか。右利きを前提として解説されていることが多いので、左利きだと不安に思う場面もありますよね。確かに左手でカリグラフィーを描くとなると、少し難しい部分もあります。しかし、ポイントをしっかりと意識できれば、左手でカリグラフィーを描くことができます。

今回は、左利きでカリグラフィーを描くポイントや意識したいことを紹介します。左利きの人はぜひ参考にしてみてください。

左利きでもカリグラフィーは書ける?ポイントや意識したいことをチェック!

左手で書くと難しい理由って?

カリグラフィーは、一般的に左手で書くと難しいといわれています。それはなぜなのでしょうか。まず、カリグラフィーを美しく描くためには、ペンの角度が大切です。しかし、左手の場合は右手で書くときに比べて理想の角度をつけづらいといわれています。さらに、文字は左から右に向かって書いていくため、左手で書くと左手で文字が隠れてしまうというデメリットもあります。カリグラフィーでは字の大きさやバランスが重要なので、左手で書いた文字を覆ってしまうと、全体を見ながら調整するのが難しくなります。また、左手が触れることにより、乾ききっていないインクが伸びてしまう恐れもあるでしょう。加えて、左手で線を引くとなると、力が入りやすいという問題もあります。流れるような美しいカリグラフィーを書くには、優しくペンを動かしたほうがよいです。もちろん、左手でもカリグラフィーを書くのは不可能ではありません。しかし、基本的には右手で書くことが想定されているので、左利きの人から見ると書きにくい部分も多いです。

左利きでカリグラフィーを書くには?

左利きの人がカリグラフィーを上手に書くには、どのような点に気を付けたらいいのでしょうか。左手でもいくつかのコツを意識すれば、十分カリグラフィーを素敵に描くことは可能です。そこで、ここでは、左利きの人がカリグラフィーを書くときに押さえておきたいコツを紹介します。

左利き用の道具を使用する

左利きの人がカリグラフィーを書くときは、左利き用の道具を使用するとよいです。左利きの人に合わせて作られている道具なら、スムーズにカリグラフィーを書く作業をおこなうことができるでしょう。また、ペン先などの細かい部分も、書きやすいものを選んで使用することが大切です。

手軽なブラッシュカリグラフィーを楽しむ

左利きの人がカリグラフィーに挑戦するなら、より自由なルールで書くことができる「ブラッシュカリグラフィー」を選ぶのもひとつの方法です。ブラッシュカリグラフィーの場合、一般的なカリグラフィーに比べて厳密なルールはありません。そのため、自分の感覚やセンスを活かして、自由に描くことが可能です。そのため、左手で書く場合でも、神経質にルールを意識する必要がありません。ブラッシュカリグラフィーは筆ペンを使用するため、左右のどちらで書く場合も同じ道具を使用できます。よって、ブラッシュカリグラフィーのほうが、左手でも気軽に始められる要素を備えているといえます。

左利きの人がカリグラフィーを練習するときのポイント

左利きの人がカリグラフィーを練習するときは、どのようなポイントを意識するとよいのでしょうか。左利きの人がカリグラフィーを練習するなら、しっかりポイントを押さえておかないとなかなか上達できない可能性もあります。ここでは、左利きの人がカリグラフィーを練習するときのポイントについて見てみましょう。

線の引き方から練習する

左手の人がカリグラフィーを練習するときは、線の引き方の練習から始めましょう。カリグラフィーは、線の滑らかさや美しさがとても重要です。いきなり文字を書く練習から始めても、上手に全体のバランスが整わない可能性があるので注意しましょう。まずはきれいな線をひくところから練習を始め、美しい線を引けるようになったらそれぞれの文字の書き方を練習するようにしてください。

摩擦が少ない紙で練習する

カリグラフィーの練習をするときは、なるべく摩擦が少ない紙を選ぶようにしましょう。すでに触れたように、カリグラフィーでは滑らかで美しい線を書くことが大切です。そのため、摩擦の大きな紙を使用してしまうと、どうしても途中でつっかかりやすくなります。摩擦の少ない紙を選べば、その分、スムーズな線を描きやすくなるのでおすすめです。

書きやすい書体から練習する

カリグラフィーの練習を左手でするときは、なるべく書きやすい書体を選ぶようにしましょう。たとえば、イタリック体から練習を始めるのがおすすめです。イタリック体は比較的書きやすいので、左手で練習するときもスムーズに上達する可能性があります。少しずつ練習を重ねながら、より多くの書体を描けるようにチェレンジしていきましょう。

カリグラフィーをきれいに書くために意識したいこと

カリグラフィーを自分の手で描くなら、よりきれいに描きたいですよね。カリグラフィーをきれいに書くためには、意識したいことがあります。ここでは、カリグラフィーをきれいに書くために意識したいことを紹介します。それぞれを意識しながら、カリグラフィーの文字を描いていきましょう。

ペンの角度は一定にする

カリグラフィーを描く場合、ペンの角度は一定にするように心掛けましょう。カリグラフィーでは、ペンの角度がとても大きな意味をもちます。ペンの角度がそろっていないと、それぞれの文字がバラバラの角度になってしまい、美しい文字の並びではなくなってしまうでしょう。ペンの角度を意識することができれば、それだけ美しい文字が書きやすくなるでしょう。

アームポジションを調整する

カリグラフィーを書くときは、アームポジションも重要です。たとえば、フックポジションやヴァーティカルポジションなど、いくつかのポジションがあるので、自分に合うポジションを選ぶようにしましょう。実際に試してみて、画期安いポジションを選ぶことが大切です。

道具は使いやすいものを選ぶ

左手でカリグラフィーを書く場合、特に道具の使いやすさが大切です。道具の使い勝手が悪いとどうしても文字の美しさにも大きな影響が出てしまいます。道具は使いやすさを考慮して選び、スムーズに字を書けるようにしましょう。

独学以外の方法も視野に入れる

左手で美しいカリグラフィーを描くのは、右手に比べると難しいです。そのため、左手でカリグラフィーを描く方法を学ぶときは、独学以外の方法も視野に入れることをおすすめします。たとえば、通信講座やスクールを選べば、プロの技を学ぶことができるので、上達が速くなる可能性が高いです。

左手の人でもカリグラフィーを美しく描くことは可能!

左手の人でもカリグラフィーを美しく描くことは可能!

左利きでも、ポイントやコツをしっかり押さえれば、美しいカリグラフィーを描くことは可能です。右利きの場合でも、美しいカリグラフィーを書くにはしっかりと練習しなければなりません。そのため、実際には、右利きの場合と比べて左利きの場合も、それほど難易度には差はないといえます。まずはしっかりと練習することを大切にして、カリグラフィーの技を自分のものにすることを目指しましょう。そうすれば、左利きでも、右利きの人と同じように素敵なカリグラフィーの文字を描くことができるようになるはずです。