カリグラフィーに使う道具って?使い方やポイントを解説!
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カリグラフィーに使う道具って?使い方やポイントを解説!

カリグラフィーを始めるなら、基本的な道具をきちんと用意することが大切です。カリグラフィーは、細かく正確な作業が必要となるため、しっかりと道具のことを考えなければなりません。そして、道具をそろえたら、使い方やポイントをよく理解することも必要となります。

今回は、カリグラフィーを始める際にそろえておきたい道具について紹介します。ポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にして道具をきちんとそろえてみてください。

カリグラフィーに使う道具って?使い方やポイントを解説!

カリグラフィーの道具とは?

カリグラフィーを始める場合、どのような道具を用意したらいいのでしょうか。カリグラフィーを始めるときは、基本的に専用の道具を用いる必要があります。カリグラフィー専用ではないものを使っても、カリグラフィーの真似はできますが、やはり専用の道具に比べると使い勝手が悪いといえるでしょう。なぜなら、カリグラフィーの書体には、厳密なルールが定められているからです。カリグラフィーは美しい書体が特徴的であり、それを確実に再現するために、書き方が細かく決められています。よって、カリグラフィーを始めるのであれば、専用の道具を一式そろえることが重要だといえるでしょう。

カリグラフィーの必需品

カリグラフィーを始めるなら、必需品といえるものがあります。カリグラフィーに必要な基本の道具は3つです。ここでは、カリグラフィーの必需品ともいえる3つの道具についてそれぞれ見てみましょう。

ペン

カリグラフィーは自分で1文字1文字書いていくため、ペンが必要です。細かい文字をしっかり表現するためには、カリグラフィーの専用のペンを用意したほうがよいでしょう。ペンは、ペン先とペンホルダーに分かれているので、それぞれを別々に購入する必要があります。ペン先は安いものなら300円程度で購入可能です。また、ペンホルダーについても、安ければ500円程度で買うことができます。最初のうちは、それほど高価な物を用意する必要はありません。気軽に購入できるペン先とペンホルダーを選びましょう。

インク

カリグラフィーを書くためには、インクも必要となります。インクは基本的には黒を用意すれば、基本的な文字を書くことができます。ただし、カリグラフィーをより本格的に楽しみたい場合は、文字を装飾するために黒以外のインクを用意するのもおすすめです。さまざまな色を用意すれば、それだけ表現の幅が広がるでしょう。さまざまなインクを用意する場合でも、セットを選んで購入すればだいたい1500円程度でおさまります。

カリグラフィーを書くなら、紙も用意しなければなりません。もちろん、カリグラフィーはボードや看板にも施すことができますが、まずは紙に書いて練習するのが一般的です。紙にカリグラフィーを施し、招待状やメッセージカードを作ることもできます。練習用の紙であれば、300円もあれば十分用意することができるでしょう。

道具を選ぶときのポイント

カリグラフィーのために道具を選ぶときは、どのようなポイントを押さえるとよいのでしょうか。カリグラフィーは単に文字を書くだけではなく、美しさを重視する必要があります。そのため、道具選びは慎重におこなうことが大切です。そこで、ここでは、カリグラフィーの道具を選ぶときのポイントについて詳しくチェックしてみましょう。

ペン

カリグラフィーのペンを選ぶときは、書く文字に合わせてペンを選ぶことが大切です。書体によって適したペンの形状が異なるので注意しましょう。ただし、カリグラフィーのペンはペン先だけを交換することができるので、字体に合わせて変えるのはペン先だけで構いません。そうすれば、字体を変えるとしてもそれほどコスト面での心配はありません。書きたい字体をあらかじめいくつかピックアップしておき、必要なペン先をきちんとそろえられるようにしておきましょう。

インク

カリグラフィーを書く場合、インクの性質にも注意が必要です。速乾性やあ耐光性に優れたインクもありますが、最初のうちはこういったインクは使いにくいといわれています。また、耐水性のインクもペン先が詰まりやすいため、初心者にはあまりおすすめできません。最初のうちは、水溶性のインクを選ぶようにすると、スムーズにカリグラフィーを書くことができるでしょう。

カリグラフィーではインクを使用するので、紙はなるべくにじみにくいものを選んだほうがよいです。紙にはいろいろな種類があるため、自分の好みも反映して選ぶことができます。まずは、それほど価格が高くなく、滲みにくい紙を選んでカリグラフィーの練習をしてみるとよいでしょう。少しずついろいろなタイプの紙に挑戦することをおすすめします。

あると使える道具

カリグラフィーに取り組む場合、あると伝える道具もいろいろとあります。最初からすべてをそろえる必要はないですが、できれば用意したほうが便利なものも多いです。ここでは、カリグラフィーにおいてあると使える道具について紹介します。実際に必要そうなものから少しずつ用意してみるとよいでしょう。

絵の具

カリグラフィーで華やかなカードやボードを作りたいのであれば、絵の具も用意するとより素敵なものが仕上がります。絵具といえば水彩のものが一般的ですが、カリグラフィーを描くものによってはアクリルカラーを用意するのもよいでしょう。好きな色を選んで美しくカリグラフィーを彩れば、カリグラフィーの文字の美しさをよりしっかりと引き立てることもできるはずです。

傾斜台

傾斜台は、文字通り傾斜がついている台のことです。傾斜台を使用してカリグラフィーをおこなうと、より作業がしやすくなります。作業するときの姿勢もよくなりますし、インクの流れも調整することが可能です。ただし、傾斜台を購入するとなると少しコストがかかるため、自分で傾斜台を作る人も少なくありません。もちろん、購入してもよいので、自分に合った方法で傾斜台を用意するようにしましょう。

定規

美しいカリグラフィーを完成させるためには、定規を使用するのもおすすめです。カリグラフィーの文字は角度や割合が細かく決められています。そのため、定規を使って丁寧に測れば、より正確で美しい文字を完成させるのに役立ちます。できれば、分度器もあると、角度をきちんと測ることができるでしょう。

カリグラフィーの道具をしっかりとそろえてみよう

カリグラフィーの道具をしっかりとそろえてみよう

カリグラフィーを始めるなら、まずは道具をしっかりとそろえることが大切です。道具をきちんとそろえられていないと、美しいカリグラフィーを書くのが難しくなってしまいます。カリグラフィーの字体によって適したペン先も異なるため、まずは書きたい字体に合わせて必要な物をそろえることをおすすめします。基本的な道具をそろえるだけであれば、意外とコストはかかりません。そのため、少しでも興味があるならまずは始めて見ることをおすすめします。

カリグラフィーは、最初は細かいルールを守るのが難しく感じられるかもしれません。しかし、慣れてくると、コツをつかめるのでより美しくて完成度の高い文字を作ることができるようになります。自分の手で美しい文字を書くことができたら、とても素敵ですよね。招待状やカードにカリグラフィーを施せば、より雰囲気をよくすることもできます。カリグラフィーを身につけて、美しい文字を書けるようにしましょう。