カリグラフィーに関するコラム

カリグラフィーのひとつの種類として、「ブラッシュカリグラフィー」というものがあります。ブラッシュカリグラフィーとは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。ブラッシュカリグラフィーを始めるなら、まずは特徴もしっかりと理解できるようにしましょう。
今回は、ブラッシュカリグラフィーについて紹介します。「ブラッシュカリグラフィーのことが詳しくはよく分からない」という人は、この機会にしっかり知識を深めるようにしましょう。
最近人気が高まっているカリグラフィーの種類として、「モダンカリグラフィー」があります。このモダンカリグラフィーとは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、モダンカリグラフィーの基本について説明します。一般的なカリグラフィーとの違いについて確認したい人は、しっかりチェックしてみてください。
モダンカリグラフィーとは、トラディッショナルなカリグラフィーを基本としつつ、より自由なルールで表現をおこなうものです。一般的なカリグラフィーでは、文字の角度や書き方に細かい決まりがありますが、モダンカリグラフィーはそのようなルールにとらわれ過ぎずに作業することが可能です。そして、モダンカリグラフィーの中には、筆や筆ペンを使用する「ブラッシュカリグラフィー」があります。ブラッシュカリグラフィーは、「ブラッシュレタリング」とよばれることもあるので、両方の名称を理解しておくようにしましょう。
モダンカリグラフィーが日本で広まったのは、約8年前といわれています。そのため、日本ではまだまだ新しいカリグラフィーの手法であり、取り入れている人もそう多くはありません。いまのうちにモダンカリグラフィーを始めておけば、自分ならではのカリグラフィーを一足先に楽しむことができるでしょう。
トラディショナルカリグラフィーとブラッシュカリグラフィーには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのカリグラフィーに取り組むうえでは、両方の違いをよく理解しておくことがとても大切です。ここでは、トラディショナルカリグラフィーとブラッシュカリグラフィーの特徴を説明するので、両方の違いが分かるようにしましょう。
トラディショナルカリグラフィーは、昔ながらのカリグラフィーの手法です。さまざまな書体がありますが、それぞれの書体には厳密なルールがあります。たとえば、線の角度や太さなどは、ルール通りに描かなければなりません。定規で長さを、分度器で角度を測りながら書くことも珍しくはありません。さらに、トラディショナルカリグラフィーは基本的に付けペンまたは専用のカリグラフィーマーカーを使って描いていきます。専用のものを用意する必要がありますが、安いものもあるので最初はそういったものを選ぶと気軽に始めやすいです。加えて、トラディショナルカリグラフィーを美しく書けるようにするためには、技術の練習が必要不可欠となります。それなりの技術がいるので、いきなり本番の字を書き始めてもうまくいかない可能性が高いです。
ブラッシュカリグラフィー(ブラッシュレタリング)は、トラディショナルカリグラフィーに比べて自由度が高いです。カリグラフィー専用のペンではなく、筆ペンや水筆を使ってカジュアルな文字を描いていきます。文字の書き方についても厳密な決まりは存在しません。そのため、自分のオリジナルのデザインを組み込むことも可能です。たとえば、筆圧で線の太さをコントロールしたり、角度を自分なりにアレンジしてみたりすることもできます。ブラッシュカリグラフィーは、トラディショナルカリグラフィーに比べて手軽に書きやすいのが魅力的です。慣れてしまえば、トラディショナルカリグラフィーほど練習しなくても思い通りの字を描くことができるでしょう。
ブラッシュカリグラフィー(ブラッシュレンタリング)が人気な理由は、さまざまあります。まず、ブラッシュカリグラフィーの魅力としては、文字をアートのような感覚で楽しめる点があげられます。そのため、おしゃれなイラストに添えられることも多いです。文字を華やかに表現しつつ、オリジナルティも出せるのが素敵です。ブラッシュカリグラフィーはそのような魅力をもちながらも、筆ペンがあれば書くことができるという手軽さも兼ね備えています。よって、自分自身のセンスをしっかり活かしたいという場合は、ブラッシュカリグラフィーを取り入れるとよいでしょう。
ブラッシュカリグラフィー(ブラッシュレンタリング)は、どのようなところに取り入れることができるのでしょうか。せっかくおしゃれなブラッシュカリグラフィーを取り入れるなら、素敵な場面で使ってみたいですよね。ここでは、ブラッシュカリグラフィーを取り入れると素敵な場面について、例を紹介します。ブラッシュカリグラフィーを始めたいと思っている人は、活用する際の参考にしてください。
ブラッシュカリグラフィーは、ウェディングでも取り入れられることが多いです。たとえば、ウェルカムボードや席札など、文字を使う装飾が必要なところはたくさんあります。そのため、ブラッシュカリグラフィーの心得があれば、ウェディングの小物を手作りする際も、よりおしゃれな雰囲気を出すことが可能です。
ブラッシュカリグラフィーは、手紙に取り入れることもできます。たとえば、宛名や強調したいメッセージをブラッシュカリグラフィーで描けば、全体の雰囲気がより素敵になるでしょう。手紙をもらった人も、手の込んだ印象の手紙を見ると、嬉しい気持ちになるはずです。手紙の内容に合わせて、素敵なブラッシュカリグラフィーを描けるようにしましょう。
ブラッシュカリグラフィーは、色紙にも施すことができます。色紙は特別な時に作成することが多いので、ブラッシュカリグラフィーで文字を入れると、それだけでおしゃれで素敵な雰囲気になるでしょう。色紙を送る相手や理由に合わせて、素敵なデザインを施せるとよりよいですね。
筆ペンを使用したブラッシュカリグラフィーなら、初めてカリグラフィーに取り組む場合でもスムーズに美しい文字を描けるようになります。そのため、カリグラフィーを始めるなら、まずはブラッシュカリグラフィーを選んでみてはいかがでしょうか。特に自分のセンスを活かしたいと考えているなら、ブラッシュカリグラフィーはとてもおすすめです。ブラッシュカリグラフィーは、ウェディングや色紙などさまざまな場面で活用できるのも魅力的です。アイデア次第でより素敵なブラッシュカリグラフィーにすることもできるので、いろいろと工夫しがいがあるのも魅力のひとつです。筆ペンを使ったブラッシュカリグラフィーで、さまざまなものをおしゃれに装飾しましょう。
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