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刺繍作品の仕上げ方って?お手入れ方法についてチェック!

刺繍作品を仕上げるときは、どのようにしたらきれいにすることができるのでしょうか。仕上げは作品の出来栄えを左右する重要な部分です。そのため、できるだけきれいに作品を仕上げる方法を知りたいですよね。作品をきれいに仕上げるためには、いくつか意識したいポイントがあります。

今回は、刺繍作品の仕上げ方について説明します。お手入れ方法についても説明するので、刺繍作品をきれいに仕上げたいという人はぜひ参考にしてみてください。

刺繍作品の仕上げ方って?お手入れ方法についてチェック!

刺繍作品をきれいに仕上げる方法

刺繍作品をきれいに仕上げるためには、どのような方法をとればいいのでしょうか。刺繍作品をきれいに仕上げるためには、ちょっとしたひと手間がとても大切です。また、刺繍作品の作成中にもいろいろと注意しなければならないことがあります。刺繍作品は単にきれいに刺繍を刺すだけでは、必ずしも素敵な作品になるとは限りません。ここでは、刺繍作品をきれいに仕上げる方法を説明します。

汚れを落とす

刺繍作品をきれいに仕上げるためには、刺繍作品が汚れているなら汚れをきちんと落とすことが大切です。長い期間をかけて刺繍を作成している場合、いつの間にか作品の一部が汚れてしまっている可能性もないとはいえません。汚れはなるべくつけないようにすることが重要ですが、万が一汚れてしまったときは早めにその汚れを落とすようにしましょう。汚れた直後であれば汚れを落としやすいので、なるべく早めの対応をとることが必要です。

シワやヨレを伸ばす

刺繍作品を作るときは、アイロンを当ててシワや生地のヨレを伸ばすようにしましょう。シワやヨレがあると、どうしても作品の完成度が下がってしまいます。きれいにしっかりとした状態に仕上げるためにも、アイロンがけはとても重要なものです。アイロンを当てすぎないようにしながら、きちんとシワやヨレを伸ばせるようにしてください。

製作中に作品を汚さない

刺繍をきれいに仕上げるためには、制作中に作品を汚さないようにする工夫もいります。まず、刺繍を始めるときは必ず先に手を洗い、きれいにした状態で始めるようにしましょう。暑い時期などは手に汗をかきやすく、汚れも多くついている可能性があります。そういったときは特に念入りに手を洗うなどし、確実にきれいな状態になるようにしましょう。また、刺繍枠を使うときは、当て布をして使うことが大切です。そうすることで、余計なシワやヨレを防ぐことができます。

刺繍作品の仕上げ方【洗濯編】

刺繍作品を仕上げる際に洗濯するときは、意識したいことがあります。刺繍作品を選択する場合、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。洗濯は一歩間違うと作品に悪い影響を与える可能性もあるので注意が必要です。ここでは、刺繍作品の仕上げ方のうち、洗濯に特化したポイントを紹介します。

手洗いが基本

刺繍作品を選択する場合、手洗いをするのが基本です。洗濯機で洗ってしまうと、どうしても刺繍がほつれやすいので注意が必要となります。優しく手洗いをすれば、刺繍作品をきれいな状態で保つことが可能です。せっかく時間をかけて作った刺繍ですから、なるべく丁寧に扱いながら洗濯するようにしましょう。手洗いは面倒だというイメージもあるかもしれませんが、実際にやってみるとそれほどの手間はかかりません。大切な手作りの作品ですから、手洗いで丁寧な洗い方を心がけるようにしましょう。

洗う時の手順

刺繍作品を洗うときは、水をたっぷり使うことが大切です。中性洗剤を使用しても問題ありません。ただし、熱すぎると色落ちしやすくなるので、お湯を使う場合もぬるま湯程度を意識するとよいです。また、擦ったりもみ洗いしたりはしないようにしましょう。作品にあまり負担をかけない洗い方をすることが重要です。そのため、洗い終わった後の脱水の際も、決して乱暴な扱いはしないようにしましょう。脱水はタオルで優しくおこなって、水分を吸い取るようにしてください。ある程度の水分を吸い取ることができたら、刺繍作品はそのまま放置しないようにしましょう。具体的には、陰干して水分を飛ばすようにします。きちんと乾かさないと刺繍作品にカビが生えてしまう原因にもなるので注意が必要です。

刺繍作品の仕上げ方【アイロン編】

刺繍作品にアイロンをかけるときにも、コツや注意点があります。まず、刺繍作品にアイロンをかけるときは、使用するあて布を水でしっかり濡らしましょう。そして、アイロンは、刺繍の上からではなく、刺繍した布の裏からかけるようにします。さらに、アイロンの温度は高温を選ぶのもポイントのひとつです。これらのポイントを意識することにより、刺繍作品をよりきれいな状態で仕上げることができます。普段アイロンをよく使うなら問題はないですが、あまりアイロンを使う機会がないという人は、あて布や温度についてもしっかり確認したほうが安心です。

刺繍作品が汚れた場合はどうすれば良い?

刺繍作品は、実際に使用したり飾ったりしているうちに汚れてしまうこともあるでしょう。たとえ完成時はきれいだったとしても、後から刺繍にシミが浮き出てくるケースもないわけではありません。そういうときは、ショックを受けますよね。刺繍にシミや汚れができてしまったときは、仕上げの際と同じ手順を踏んできれいにしてください。洗濯したりアイロンをかけたりすれば、刺繍作品をきれいにし直すことができます。もちろん、シミや汚れの原因によっては、洗濯やアイロンをしても最初のようにきれいにはならない場合もあります。そのため、基本的には、刺繍作品は大切に扱って、シミや汚れがつかないようにする必要があります。しっかり管理して刺繍作品を長持ちさせられるようにしましょう。

刺繍作品をきれいに仕上げよう

刺繍作品をきれいに仕上げよう

刺繍作品は、仕上げ方がとても重要です。たとえきれいに刺繍を刺すことができても、最後の仕上げを怠るとあまりよい出来栄えには見えなくなってしまいます。せっかく使った作品は、できるだけきれいに見せたいところですよね。そのためにも、仕上げ方の具体的な方法やコツを意識することが大切です。ひと手間をかけることで、刺繍の印象をアップさせることもできるので、ぜひしっかりとした仕上げができるようにしましょう。ひと手間と言っても、慣れてしまえばそれほど大変な作業ではありません。刺繍を刺すといえば、針と糸を使う作業だけを思い浮かべてしまいますが、それ以外の仕上げの作業も含めて刺繍だと考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

作品の難易度や大きさにもよりますが、刺繍作品を作るためにはそれなりに時間がかかります。せっかく一生懸命作った刺繍なら、できるだけきれいな状態に保ちたいものです。とはいえ、実際に刺繍が完成して使用していると、刺繍部分が汚れてしまうこともあります。その場合は、仕上げをしたときと同じ方法でお手入れするようにしましょう。汚れがついたときは、なるべく早めに対処することが大切です。早めに汚れを選択できれば、その分、しっかりと汚れを落とせる可能性が高くなりますよ。刺繍作品を作ったら、丁寧なケアをして仕上げやお手入れにも力を入れるようにしてください。そして、自分の刺繍作品をなるべく長く楽しめるようにしましょう。