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ホロスコープの読み方とは?天体の配置について紹介

星占いをおこなうときは、ホロスコープが必要不可欠になります。とはいえ、ホロスコープとはどんなものか詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか。何となく「星座が描かれているもの」といったイメージをもっている人も多いはずです。

ホロスコープにはさまざまな要素が詰まっており、そこから運勢を読み解くにはそれらをしっかりと理解しておくことが必要になります。そこで今回は、ホロスコープの基本的な読み方について詳しく紹介をおこないます。正しい読み方を覚えて、しっかりとホロスコープを使った占いをしましょう。

ホロスコープの読み方とは?天体の配置について紹介

ホロスコープとは?

ホロスコープとはそもそもどのようなものなのでしょうか。まずは、最初にホロスコープの概要をつかんでおきましょう。

西洋占星術に使用

ホロスコープは、主に西洋占星術で使用されます。ホロスコープを参考にすることで、それぞれの人について詳しく占うことができるようになっています。個人の性格について占うだけでなく、未来についての助言も可能です。

個々を占うための天体の配置図

ホロスコープは、天体の配置をあらわす図です。それぞれの天体の位置関係を読み解くことにより、人の性格や未来を導き出します。ホロスコープに示されているのは、ある特定の瞬間の天体の配置図です。

10個の天体を使う

ホロスコープでは、10個の天体を使います。具体的には、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。宇宙の現象はすべてが相互関係にあるため、これらの関係性は人間の運勢にも当然に関係していると考えられています。

星占いでは太陽と12星座の位置で占う

星占いにおいてはホロスコープを活用しつつ、太陽と12星座の位置を使って運勢を読み解きます。星占いと言えば星座というイメージがあるのはこのためです。

ホロスコープの読み方

では、ホロスコープは具体的にどのように読み解けばいいのでしょうか。せっかく星占いをするのであれば、正しくしっかりと内容を読み取りたいところです。ここでは、ホロスコープの読み方について詳しく見てみましょう。

自分を中心に地上と宇宙が広がっている

ホロスコープは円の形をしていますが、自分自身を中心において考えます。そして、その周りが地上全体です。さらに、そのまわりに宇宙があるというイメージです。

12サイン

ホロスコープの中心から放射線状に宇宙を12等分したエリアは、12サインとよばれています。12サインには、それぞれそのエリアと同じ名前の星座があります。

12ハウス

自分を中心にして12等分に分けた地上部分は、ハウスとよばれています。ハウスは、「1ハウス、2ハウス……」といった数え方をします。ハウスにはそれぞれさまざまな意味があります。それぞれのハウスの意味は以下のとおりです。なお、ハウスを仕切る線のことはカプスとよびます。

【ハウスがもつ意味】

・1ハウス:勇気・直感・始まり ・2ハウス:安心・自然・快適 ・3ハウス:好奇心・コミュニケーション・知識 ・4ハウス:需要・養育・共感 ・5ハウス:意志・創造・不屈 ・6ハウス:反復・修復・観察 ・7ハウス:認識・調和・知恵 ・8ハウス:深い絆・変容・記憶 ・9ハウス:真理・模索・広い視野 ・10ハウス:システム化・堅実・合理性 ・11ハウス:俯瞰・自他尊重・リニューアル ・12ハウス:内省・救い・許し

アスペクト

アスペクトは、天体と天体の角度のことです。0度、60度、90度、120度、150度、180度といった関係をもっている天体どうしを線で結ぶことであらわします。アスペクトがみられる場合、その天体と天体は互いに影響を与えあっている関係であるといえます。

天体がもつ意味

ホロスコープを読み解くなら、天体がもつ意味をしっかりと把握することが重要です。ここでは、それぞれの天体がもつ意味について詳しく見てみましょう。一度に覚えきれなくても、少しずつ理解を深めていくことが大切です。

太陽

太陽は、人生の目標や行動指針、価値観などの基本的な部分を示しています。これは、太陽は明るくまわりを照らすものであることに由来しています。本人の意思や判断力を示し、男性性を示しているといわれています。未来の様子を見つめて、現状を改善していくことを目指しているともいえます。

月は、太陽とは真逆の存在として考えられています。太陽の光によって照らさているものの、本来見えない存在です。そのため、月には無意識的な要素や感情的な部分が反映されています。太陽が男性性を示しているのに対し、月は女性性を示していると考えられています。本能的な欲求や心のバランス、またその人の癖や習慣を表現しています。月は、感情を落ち着かせるために過去を振り返るといった意味をもつ天体です。

水星

水星は、能力やコミュニケーションの傾向をあらわしています。言葉で表現する力と、実際に行動する力を示しているといわれています。水星は、知恵をよい方向に利用する場合だけでなく、悪い方向に利用する場合についても作用します。

金星

金星は快楽を求める様子をあらわしており、欲求を満たそうとする要素です。そのため、美や愛情を象徴しています。とくに、金星は女性らしさを象徴するといわれており、これを読み解くことで恋愛傾向や金銭感覚がわかります。

火星

火星は能動的に動く様子を示しており、情熱や行動スタイルについて表現しています。火星は男性らしさを象徴しているといわれており、勇気や力強さを読み取ることができます。

木星

木星は推進力を表現するもので、理想の姿に向かって発展しようとする力をもっています。チャレンジ精神や探求心も知ることができる天体です。好機や幸運を与える星でもあり、その人の目標や実際の可能性もわかります。

土星

土星は抑止力をもっており、保守的な様子をあらわします。制限や現象をあらわす一方、辛抱強さや専門性といった特徴も示しています。社会秩序や責任感を与えて、人生を安全に歩む力を与えてくれます。

天王星

天皇制は、変化や斬新な手法を求めます。そのため、新鮮さや常識にとらわれない様子を示しています。そのため、強い独立性も示しています。自由な発想で自己を尊重するため、土星とは正反対の天体であるといえます。

海王星

海王星は、直観を重視しています。目に見えないものを信じる神秘主義や非現実的な様子にもつながることがあります。イマジネーションや想像力を活性化する天体でもあります。

冥王星

冥王星は、破壊と再生を示しています。全面的にすべてを作り替えるといった意味合いが強く、目的のためには容赦ない行動をする姿が感じ取れます。

星占いではホロスコープを使って星座を読み解く

星占いではホロスコープを使って星座を読み解く

星占いをするときは、ホロスコープを使って天体の様子を見ていきます。ホロスコープにはさまざまな要素が詰まっているため、占いをするならこれらをしっかりと頭に入れておいたほうがいいです。基本をおろそかにしてしまうと、きちんとした占いができなくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。ホロスコープで見ることができるそれぞれの天体には、1つ1つ違った意味があります。星占いにとっては、それぞれがとても重要です。正しく星占いの結果を導くことができるよう、ホロスコープの基本的な考え方について理解を深めておきましょう。