ホロスコープにおけるリリスとは?

 

ホロスコープにおけるリリスとは?

 

ホロスコープの占星術においては、リリスについて着目することも重要です。リリスにはいくつかの種類があり、それぞれ示しているものも異なります。しっかりと占いをおこなうためには、リリスの種類についてきちんとおさえておくことが重要だといえるでしょう。

ホロスコープの占星術におけるリリスとは、どのようなものなのでしょうか。今回はリリスの種類や意味について、詳しく解説します。リリスとは何かよく分からないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

リリスとは?

リリスは人間の潜在意識に働きかけおこなう感受点です。性的な欲望や魅力をはじめとし、相性や過去の情報を示しているといわれています。占星術には3つ(または4つ)のリリスが存在することを知っているでしょうか。まずはそれぞれがどのようなものなのかについて見てみましょう。そのリリスとは、小惑星リリス、ダークムーンリリス、月の遠地点リリスです。月の遠地点リリスには、トゥルーブラックムーンリリス、ミーンブラックムーンリリスがあります。占いをおこなう際は、どちらを採用するかどうかがとても重要なポイントとなります。ホロスコープにおいてこの3つのリリスをしっかり読み解くには、それぞれの意味をよく理解しておくことが重要です。

小惑星リリスとは?

まず、小惑星リリスとは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、小惑星リリスの具体的な内容について見てみましょう。

女性的な創造性のシンボル

小惑星リリスは20世紀初めに活躍したフランス人音楽家のリリ・ブーランジェにちなんで名付けられたといわれています。リリ・ブーランジェは2歳から音楽の才能を発揮していました。しかし、24歳という若さで亡くなっています。リリ・ブーランジェは亡くなるまでの間に作曲家として活躍しただけでなく、語学の才能もありました。リリ・ブーランジェはその才能から多くの人に影響を与えた存在です。そのことから、小惑星リリスは、母になる前に死んでしまった若い女性や少女時代の女性性の象徴としてとらえられています。女性的な創造性そのもののシンボルとして考えられることもあります。

火星と木星の間の小惑星帯に存在

小惑星リリスは、火星と木星の間にある小惑星帯の中の小惑星のことをさしています。小惑星リリスを示す記号は、手の形をモチーフにしたものです。これは、リリ・ブーランジェが作曲家兼音楽家だったことに由来しているといわれています。

ダークムーンリリスとは?

次に、ダークムーンリリスとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、ダークムーンリリスについて詳しく見てみましょう。

実際には存在しない

ダークムーンリリスは、実際には存在しない架空のスペースです。観察したことがあるという伝承やそのような証言をする天文学者もいますが、いずれも正式には認められていません。たとえば、19世紀後半にはドイツ人の天文学者がダークムーンリリスを見たと主張しています。また、1918年に占星術師がダークムーンリリスを大きく取り上げたことにより、占星術の世界でも存在についての議論がされるようになりました。

地球と月の遠地点の間

ダークムーンリリスは地球と月の遠地点の間にあります。そこには雲に似た赤いダストのようなものがあるともいわれています。実際には何かが存在するわけではないため、記号で示すときは数学で空集合を意味する記号をそのまま使用しています。具体的には、円に対角線をひいたマークです。

破壊的衝動や理性の崩壊

ダークムーンリリスは、人間の破壊的衝動や理性の崩壊を示しています。魔物や幽霊、猟奇的な事件など、闇を感じさせるものごととつながっています。トラウマとなるような体験やその記憶を示すともいわれています。

月の遠地点リリスとは?

月の遠地点リリスは、詳しく見ていくとどのようなものなのでしょうか。月の遠地点リリスは、リリスの中でもとても重要なものです。これを利用して占いをおこなう機会はとても多いといえるでしょう。ここでは、月の遠地点リリスについて紹介します。

ブラックムーンリリスと呼ばれる

月の遠地点リリスは、ブラックムーンリリスと呼ばれています。ただし、このブラックムーンリリスには2つの種類があります。それは、トゥルーブラックムーンリリスとミーンブラックムーンリリスです。月はジグザグとした不規則な軌道を描きます。そこで、ある瞬間の月の位置で考えられる見込みの月の遠地点をあらわしたものがトゥルーブラックムーンリリスです。これに対して、不規則なブラックムーンリリスの動きを平均してあらわした月の遠地点のことをミーンブラックムーンリリスといいます。実際には、トゥルーブラックムーンリリスとミーンブラックムーンで最大30度も差が出る場合があります。そのため、どちらのブラックムーンリリスを採用するかは、よく考えたほうがいいでしょう。

通常占星術で言われるポイント

ブラックムーンリリスは、通常占星術でリリスとしてよく利用されるポイントです。一般的には、占星術においてミーンブラックムーンリリスを使用することが多いです。この大きな理由は、トゥルーブラックムーンリリスを計算できるようになったのが、1992年ころだからです。占星術の歴史において考えれば、これはかなり新しい年代だということになります。そのため、もともとよく利用されていたミーンブラックムーンリリスがその後も引き続き使用されるケースが多くあったのです。

創造性や聖なる性のエネルギー

ブラックムーンリリスが示しているものについては、いろいろな解釈があります。一般的には、創造性や聖なる性のエネルギーを示しているといわれています。そのほかにも、カリスマ性や前世についてあらわしているといわれる場合もあるようです。ブラックムーンリリスを記号であらわすときは、十字架の上に黒い三日月を描きます。三日月のマークは通常の向きとは反対にするのがポイントです。十字架が大地のエネルギーとのつながりを示していることから、大地のエネルギーを使う女性を意味するものと考えられています。

西洋占星術におけるホロスコープのリリスとは?

西洋占星術におけるホロスコープのリリスとは?

 

占星術で使用できるリリスには、さまざまな種類があります。そのため、それぞれについて意味をしっかりとおさえておくことが重要です。なかには、実際には存在しないといわれるものもありますが、ホロスコープを活用した占星術においては重要な存在として活用されています。しっかりと意味を覚えて占いに生かしていけるようにしましょう。ただし、リリスの解釈は占いによっても差が出やすく、慎重に見ることが大切です。実際の占いにおいては、積極的には用いないケースもあります。リリスを占いに用いる際は、細心の注意を払ったほうがよいといえるでしょう。

リリスは人間の潜在意識に働きかけるポイントとなっています。とくに、性的な欲望や普段は隠れている欲求などが示されている部分です。そのため、リリスを読み解くことができれば、通常は知ることができない自分自身の思いをひも解くことができるでしょう。深い悩みを抱えている場合には、リリスを読み取ることでそういった心の奥底を知ることがとても重要です。リリスを上手に活用して、心の状態を正しく理解する一助としてみてはいかがでしょうか。

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