四柱推命の格局や通変星って?
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四柱推命の格局や通変星って?

四柱推命については、格局や通変星による判断もおこないます。とはいえ、四柱推命に興味をもったばかりの人や、四柱推命について学び始めたばかりの段階の人は、格局や通変星とはそもそも何かよく分からないというケースもあるでしょう。

そこで今回は、四柱推命の格局や通変星について詳しく説明します。それぞれの意味や割り出し方についてもひととおり触れるので、これから四柱推命の格局や通変星について理解を深めようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

四柱推命の格局や通変星って?

格局とは?

四柱推命においては、各局についても理解しておく必要があります。格局とは、その人自身の価値観を示すものです。各局の違いによって、仕事に対する考え方ややりがいを感じるポイントについても変化する可能性があります。各局は、命式の特徴を分類することが可能です。

四柱推命の格局の出し方

四柱推命で格局を出すには、「蔵干」と「通変星」と割り出す必要があります。ここでは、四柱推命の各局を割り出す流れについて確認しましょう。まずは、地支の「蔵干」について調べます。さらに、天干と地支の通変星についても確認します。そして、極身強かどうかについての判定をおこないましょう。もしも極身強に該当するのであれば、特別格局についても調べる必要があります。極身強に該当しないなら、今度は極身弱かどうかの判定をおこないましょう。極身弱についても、該当する場合は特別格局を求めていきます。なお、極身強と極身強の両方に該当しない場合は、普通格局を求めましょう。普通格局においても、身強か身弱かについて判定をおこないます。

四柱推命の格局の分類

四柱推命の格極は、「特別格局(外格)」と「普通格局(内格)」の2つに分けることが可能です。特別格局は、極身強と極身弱に分類されています。ただし、基本的に、吉凶や優劣は存在しません。それぞれは単なる性質の違いであり、どちらのほうがいいという判断の基準にはならないということです。四柱推命での占いをする際は、そのことをきちんと頭に入れておく必要があるでしょう。

特別格局(外格)と普通格局(内格)の違い

では、特別格局(外格)と普通格局(内格)には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。四柱推命での占いをおこなうためには、それぞれの違いについてきちんと理解しておく必要があります。ここでは、特別格局(外格)と普通格局(内格)の違いについて説明するので、しっかりと理解できるようにしておいてください。

外特別格局(外格)

特別格局(外格)の場合、命式の五行が一方的に片寄っている状態を表します。基本的には、片寄りをそのまま活かして鑑定して問題はありません。片寄っているのはよくないことのようにも思えますが、五行の片寄りを破ることは「破格」とよばれており、「凶」を引き寄せる原因とされています。よって、片寄りがあるなら無理に変更を加える必要はなく、その状態を保っていても大丈夫です。

普通格局(内格)

普通格局(内格)は、五行が平均的な状態になっていることを表します。普通格局(内格)の場合、弱い五行を強めるようにし、強い五行は弱めるようにすることでより平均的な状態になるようにすることが大切です。鑑定の際も五行の強さを平均させることを意識することが重要なポイントとなります。

特別格局(外格)の種類

特別格局(外格)には、具体的にどのような種類があるのでしょうか。ここでは、特別格局(外格)の種類について、詳しく紹介します。

極身強

特別格局(外格)には、強い自我を表す「極身強」があります。極身強はさらに以下の2つに分類されます。

従旺格

従旺格は、自分自身を信じる力が強いです。プライドや独立心が高く、我が道を行くタイプといえるでしょう。

従強格

従強格は、自分で得た知識をもとに着実な人生を歩むタイプです。頭がよく、勉強が好きです。

極身弱

特別格局(外格)には、には、自我が弱い極身弱もあります。極身弱の分類は以下のとおりです。

従児格

従児格は、直感が効くタイプで周囲の人との交流を楽しみます。専門家として活躍する傾向があります。

従財格

従財格は、金運があります。人間関係でもいい人を引き寄せる傾向がみられます。

従殺格

従殺格は、我慢強さが特徴的です。人に従うのが区ではなく、実際、人の指示に従うほうがいい結果につながります。

従勢格

従勢格は、穏やかな人間性がみられます。才能があり、何でもうまくこなせる素質をもっています。

普通格局(内格)の種類

普通格局(内格)についても、さまざまな種類が存在します。ここでは、普通格局(内格)の種類の種類について確認しましょう。

建禄格

建禄格は、負けず嫌いな人が多いです。目標に向かって一心不乱で努力を続けられます。

月刃格

月刃格は、自分の考えや意思を大切にしています。プライドも高いので、一生懸命頑張ることができます。

食神格

食神格は、自分の好きなことを重視するタイプです。楽しく生きたいという気持ちが強いです。

傷官格

傷官格は、変わり者と思われることも多いです。しかし、人とは違うアイデアを活かせば成功できます。

傷財格

傷財格は、社交的で周囲の人を大切にします。お金の扱いがうまく、しっかり稼げるでしょう。

正財格

正財格は、何事にも丁寧で綿密な対応をします。そのため、周囲からも頼りにされやすく、信頼を獲得しています。

偏官格

偏官格は、弱い立場にいる人を助けようとするタイプです。それでいて、人に従う忠誠心も持ち合わせています。

正官格

正官格は、礼儀正しく、リーダーとしての素質も備えています。仕事でも活躍できるでしょう。

偏印格

偏印格は、外見よりも中身を大切にするタイプです。そのため、お金はあまり重視していません。

印綬格

印綬格は、勉強が好きで好奇心も旺盛です。しかし、甘えやすく、すぐに落ち込む傾向もみられます。

通変星とは?

四柱推命について理解するには、「通変星」についても知っておく必要があるでしょう。通変星を見れば、適性や適職について判断することが可能です。通変星は、分かりやすくいうと日干と他の干の関係を示してるものです。他の干とは、具体的には、年干、月干、時干、蔵干です。通変星の種類は、比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬があります。十干がもっている五行の相性によって決定します。

四柱推命の格局や通変星について理解を深めよう

四柱推命の格局や通変星について理解を深めよう

四柱推命においては、格局や通変星が重要な意味をもちます。四柱推命にはいろいろな要素が含まれているため、それぞれをすべてきちんと理解することが大切です。最初は大変なことのようにも思えますが、丁寧に学習していくしか方法はありません。少しでも四柱推命の格局や通変星について正しい理解をするには、信頼できる教材や指導者を見つけることが必要です。もしも周囲に四柱推命について詳しい人がいないのであれば、通信講座を受講するとスムーズに四柱推命の学習を進められます。プロが分かりやすくまとめた教材やカリキュラムを使用できるので、四柱推命の格局や通変星についても着実に理解を深められるでしょう。四柱推命は的中率も高いので、一度身につけてしまえば長く自分のスキルとして活用し続けられます。まずは、しっかりと四柱推命について勉強を重ね、スキルを自分のものにしましょう。