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カバラ数秘術では0は使わない!?特別な意味について解説

カバラ数秘術においては、1~9の数字を使用するのが基本です。そのため、0は一般的にはあまり活用することがありません。しかし、場合によっては、計算方法の過程をみることにより0の要素を読み解くことも可能です。

カバラ数秘術における0には、どういった意味があるのでしょうか。数秘術を使って占いをおこなうなら、これはとても重要な知識です。今回は、カバラ数秘術での0の扱い方や特別な意味について解説します。0の意味をしっかりと把握して、より詳しく占いをおこないましょう。

カバラ数秘術では0は使わない!?特別な意味について解説

数秘術における0

カバラ数秘術では0は使わない!?特別な意味について解説

数秘術において0という数字は、ほかの数字とは少し違った意味合いをもっています。まずは、数秘術における0の基本的な考え方について確認しておきましょう。実は、0は基本的に「あの世」を示す数字といわれています。そのため、数秘術において人の人生をみる際には、0という数字は基本的に使用しません。0は「何もない」「存在しない」といった意味を表しているため、数秘術においてはないものとして考えるのが一般的です。実際、0を使用しなくてもしっかりとした占いの結果を導くことができます。

数秘術で0をもつ人

数秘術においては、0は基本的に使用しないと説明しました。しかしながら、占い方法の1つとして0の要素を考慮することもあります。そういった考え方に基づくと、数秘術においても0をもっているといえる人がいるのです。0をもっているとはどのような状態なのでしょうか。詳しくみてみましょう。

計算の途中で0があらわれた人

数秘術においては、生年月日を単数で全て計算して運命数などを求めます。数字が二桁になったときは一桁になるまで足し続けるのが計算のルールです。しかし、その中で「10」や「20」など0があらわれることがあります。数秘術において0をもつ人とは、計算の過程でこのような数字があらわれる人のことです。

0以外の運命数でも数字に0が関わる

数秘術において「0をもつ」というのは、運命数が0以外でもあり得ることです。数秘術において0の要素をみたいときは、計算の過程にも気を配る必要があります。そういった点を考慮すると、暗算で計算できる場合でも計算の過程を紙に書き出しておくと分析がしやすいでしょう。

数秘術における0の意味

数秘術において、あえて0の要素をみるときはどのような意味としてとらえればよいのでしょうか。ここでは、数秘術で0をみる際の代表的な意味について紹介します。

無の象徴

0は何もない状態をあらわします。何も存在していないことを示しているといえます。また、実は存在しているという場合でも、その場には一切姿をあらわさないという意味になることもあります。いずれにせよ、少なくとも目には何も見えない状態を示していると考えると分かりやすいでしょう。

リセット

0は無を示すので、いま何かがある状態を無に戻すという意味も含んでいます。いいかえればリセットです。リセットは、状況によってよい意味のときも悪い意味のときもあります。とはいえ、リセットをおこなえば、現状からまた別の新しいスタートを切ることができます。そういった意味では、新たな門出ともとらえられるでしょう。

無限

0は何も無いことを示しているので、当然始まりも終わりもない状態です。しかし、この状態は捉え方を変えると、限りの無い状態を示しているといえるので「無限」とも表現できます。ほかの状況にもよりますが、無限は比較的ポジティブな状況を示していることもあります。

潜在的な能力や霊的能力

0は「あの世」をあらわすといわれており、霊的な感覚にもつながっていると考えられます。そのため、人の潜在的な能力や直感を示すものとしても捉えられます。

「0」の成り立ちによる特徴の違い

では、数秘術において実際に0の意味を理解するにはどうしたらよいのでしょうか。0の要素をみるためには、「0」への成り立ちに注目する必要があります。「0」がどのような数字の組み合わせによってできたのかによって、それが示す意味は異なります。計算をおこなう際は、どのような数字の組み合わせをおこなったのか分かるようにしておきましょう。ここでは、「0」の成り立ちによる特徴の違いについて1つ1つ紹介していきます。

1と9の場合

1と9の組み合わせによって10が生み出された場合、深いところからアイデアが浮かび上がってくる様子が想起されます。これは、潜在的な能力や霊的な感覚に結びついて生まれるものです。アイデアは深いところから少しずつ意識に反映されていくため、それを実際に自分自身で知るまでには長い時間がかかるでしょう。自分の感覚を研ぎ澄ませながら、じっくりそのときがくるのを待つ必要があります。

2と8の場合

2と8の組み合わせで10にたどり着いたなら、それは全く異なる感情の広がりを示しています。その中では大きな葛藤が起こるでしょう。しかし、いつまでも問題を放っておくことはできないため、期限を設けて決着をつける必要があります。いってみれば、状況や感情をリセットして冷静に考え直さなければならない状況です。困難は大きいですが、しっかりと向き合って乗り越えることが非常に重要です。リセットをおこなえば気持ちもすっきりし、新たなスタートに立てる可能性があります。

3と7の場合

3と7の組み合わせによって10になったとすれば、自己実現の方法は自分の外には無いということを示しています。自分自身と向き合い、何かしらの突破口を見つけ出すほかありません。根気よく自分自身に語り掛ける必要がありますが、この行動は必ず今後の人生において大きな意味をもつことになります。1つ上の段階へ成長できるということでもあるので、踏ん張りが重要です。

4と6の場合

4と6を合わせることで10になった人は、理想と現実の両方に惹かれる気持ちをリセットする必要があります。そして、まわりよりも自分自身の内なる力に目を向けることで、自分にとって最も正しい道を選べるように配慮しなければなりません。このようにして、自分の安住の場所を見つけ出すことが目下の課題です。きちんと自分の居場所を見つけられれば、ゆったりと落ち着いた日々を過ごせるようになるでしょう。

カバラ数秘術における0は特殊な存在

カバラ数秘術における0は特殊な存在

カバラ数秘術においては、0は非常に特殊な存在です。基本的には、0は使用しないことになっています。ただし、きちんとしたルールを適用すれば、0の要素から自分の状況を読み解くことも可能です。自分が持つ数字に0の要素がある場合、そこまできちんと読み解ければ、よりしっかりと占いの結果を実際の人生に活かすことができるでしょう。

0はあの世や無を示す数字であるため、あまりよいイメージはありません。しかしながら、リセットや潜在的な能力を示すという点を考慮すれば、0の要素をもっているからといって必ずしも悪い意味があるとは限りません。人生は長いですし、いろいろな出来事が起こります。ときには辛いこともありますよね。とはいえ、数秘術によって自分の数字を算出し、意味をしっかりと把握できればそのような人生をうまくサポートすることも可能です。もちろん、自分自身の努力が必要不可欠ではあります。前向きな気持ちで数秘術を活用し、人生をよりよく変えていきましょう。

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