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数秘術の基本的な考え方と計算方法を紹介

数秘術ではその人がもつ数字を用いた計算を行うことで、その人の本質的な姿をみていきます。計算によって得られた数字は「運命数」と呼ばれ、その人を表す重要な数字です。難しそうに思えるかもしれませんが、1から9までの自然数を足し算するだけのシンプルな計算が基本なので、誰でも行うことが可能です。

計算のしかたはいくつか方法があるので、今回はそれぞれについて紹介します。数秘術の基本的な考え方と計算方法を知り、実際に自分自身について占ってみましょう。

数秘術の基本的な考え方と計算方法を紹介

数秘術の計算の基本

数秘術の基本的な考え方と計算方法を紹介

数秘術ではその人がもっている数字をもとに計算を行うことで、「運命数」と呼ばれる独自の数字を導き出します。まずはそういった数秘術の基本についておさえておきましょう。

数秘術は1から9までの一桁の自然数が中心

数秘術では1から9までの数字を基本として考えます。その人がもつ数字を合わせることで運命数を導き出し、その数字がもつ意味について解釈するのが基本です。数字を足して二桁以上になっているときは、基本的には一桁になるまで計算を続けます。

誕生日や姓名を1つ1つの数字に置き換える

数秘術では誕生日を用いて計算を行うことが可能です。誕生日を構成するそれぞれの数字を足すことで運命数を導き出します。なお、姓名を用いて計算を行うこともあります。この場合は、名前を数字に置き換えることで計算を行っていきます。

足し算によって自分の運命数を知ることが出来る

数秘術では「足し算」を行います。難しい計算方法を理解しなければならないわけではないので、誰にでも行うことができるでしょう。足し算によって自分の運命数を知ることができ、その数字の意味からさまざまなことを読み解いていきます。

誕生日から計算する方法

カバラ数秘術では、誕生日をもとに計算するというのがもっとも一般的です。そのため、まずは誕生日を用いた計算の方法についてみてみましょう。

誕生日から誕生数を割り出す

カバラ数秘術で誕生日を用いる場合は、「生まれた年」「生まれた月」「生まれた日」の情報が必要です。それぞれの数字を紙に書き並べてみてください。そこに書いた1つ1つの数字を全て足していきます。その結果、数字が2桁になった場合はさらにその2つの数字を足します。数字が1桁になるまでこれを繰り返していきましょう。ただし、1つ1つの数字を足した結果が「11」「22」「33」になった場合は、2桁でもそこで計算を終わりにしてください。基本的には1桁の数字で占いますが、これらの数字は例外的に2桁のままで占うことが可能です。このようにして得られた数字をもとにし、占いを行いましょう。なお、ここで得られた数字は「誕生数」や「ライフパスナンバー」と呼ばれることもあります。

計算の例

基本的な計算に基づき、実際にどのように計算を行うのかみてみましょう。実際にやってみると簡単なので、ぜひ試してみてください。

*1990年5月7日生まれの場合

まず、誕生日が1990年5月7日生まれの人の誕生数について計算してみましょう。まず、「1」「9」「9」「0」「5」「7」の数字を全て足します。そうすると、「31」が導き出されるはずです。この場合、まだ数字が2桁なので、さらに「3」「1」を足します。すると、「4」という数字が表れますね。計算により、1990年5月7日生まれの人の運命数は「4」だと分かりました。

*1999年9月28日生まれの場合

次に、誕生日が1999年9月28日生まれの人の誕生数について計算してみましょう。先ほどと同じように、「1」「9」「9」「9」「9」「2」「8」の数字を全て足します。そうすると、「47」が導き出されます。この場合も、まだ数字が2桁なので、さらに「4」「7」を足しましょう。すると、「11」という数字になります。通常であれば1桁になるまで足し算を続けますが、「11」は2桁のままでOKな数字なので計算はここで終わりです。計算により、1999年9月28日生まれの人の運命数は「11」だと分かりました。

姓名から計算する方法

カバラ数秘術では姓名をもとに計算するという方法もあります。誕生日による計算ほどメジャーなものではありませんが、覚えておくとよりしっかりと自分自身をみつめることができるでしょう。

姓名から姓名数を割り出す

カバラ数秘術で姓名を用いる場合は、まず名前をローマ字表記にします。そのうえで、1つ1つのアルファベットをそれぞれ数字に置き換えます。アルファベットと数字の対応には決まりがありますが、いくつか種類があるため、どれを採用するかによって導かれる数字は変わってきます。ここでは、「モダンシステム」と呼ばれているアルファベットと数字の対応について紹介します。なお、ここで得られた数字は「姓名数」とも呼ばれます。

【アルファベットと数字の対応表】

1:A、J、S 2:B、K、T 3:C、L、U 4:D、M、V 5:E、N、W 6:F、O、X 7:G、P、Y 8:H、Q、Z 9:I、R

計算の例

姓名数についても実際に計算を行ってみます。誕生数同様、計算してみると簡単に数字を導き出すことができます。

*山田太郎(YAMADA TARO)さんの場合

たとえば、山田太郎という名前の人の姓名数について計算してみましょう。山田太郎をローマ字にすると「YAMADA TARO」となりますね。それぞれを数字に置き換えると、「7」「1」「4」「1」「4」「1」「2」「1」「9」「6」となります。これらの数字を全て足すと「30」になり、さらに「3」と「0」を足して「3」という数字が導き出されます。

*川田花子(KAWADA HANAKO)さんの場合

同じように、川田花子という名前の人の姓名数についても計算してみましょう。川田花子をローマ字にすると「KAWADA HANAKO」となります。それぞれ数字に置き換えると、「2」「1」「5」「1」「4」「1」「8」「1」「5」「1」「2」「6」です。これら全てを足すと「37」になるので、さらに「3」と「7」を足して「10」、「1」と「0」を足して「1」という数字が出ます。

数秘術のやり方は計算方法を覚えれば簡単!

数秘術のやり方は計算方法を覚えれば簡単!

数秘術による占いは、今回紹介した計算方法を理解していれば簡単に行うことができます。計算を行うとたくさんの数字が並びますが、基本的にはそれぞれを足すだけなので難しくはありません。自分の運命数はどの数字なのか計算するのは少し緊張しますが、自分の本質を知るチャンスでもあるのでとてもわくわくしますよね。ただし、複数の数字を足す必要があるため、計算ミスには注意しましょう。1つでも数字が抜けてしまうと正しい運命数を得ることができなくなってしまいます。丁寧に計算したり、複数回計算を行ったりするなどしてミスを防ぐようにするとよいです。

数秘術で運命数を知ることができれば、自分の本質について深く知ることができます。数字に表れる本質は、自分では気づいていない一面があらわれている可能性も高いです。そういった部分を知る機会は、日常ではなかなかないのではないでしょうか。何か迷いや悩みが生じたら、数秘術を用いて計算を行うことで何か突破口がみえるかもしれません。数秘術はいつでも行うことができるので、とくに問題がないときでも一度行ってみると思わぬ気付きが得られるでしょう。数秘術による占いを活用すれば、未来の成功をおさめる方法をつかむきっかけを得ることができます。

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