宿曜占星術における命の相性とツインソウルについて
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 占い師・スピリチュアルの資格取得講座一覧 > 宿曜占星術資格取得講座 > 宿曜占星術における「命」の相性は?さまざまな面から見てみよう

宿曜占星術における「命」の相性は?さまざまな面から見てみよう

宿曜占星術には、「命」とよばれる相性の組み合わせがあります。これは、どのようなことを表すものなのでしょうか。「命」は宿曜占星術の相性の中でも特に珍しいものです。そのため、「命」には他の宿曜にはない特別な意味があります。

今回は、宿曜占星術の「命」について詳しく解説します。「命」の意味が分かると、宿曜占星術に対する理解をさらに深めることができるでしょう。「命」の相性について詳しく知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

宿曜占星術における「命」の相性は?さまざまな面から見てみよう

宿曜占星術の「命」とは?

そもそも宿曜占星術の「命」とは、何を意味しているのでしょうか。宿曜占星術の「命」は、宿曜のうちの6つの相性のひとつです。「命」は同じ宿をもっている人どうしの組み合わせであるため、基本的な考え方や価値観、さらには好みも似ています。そのため、何かと気が合いやすくて相性も合うことが多いです。ただし、宿曜が「命」の相手と出会う確率は、宿曜のなかで最も低いといわれています。具体的には、100人のうち3~4人程度しか巡り合えないほどです。つまり、「命」の相手はそれだけ運命的なつながりのある人ということになります。もしも宿曜が「命」の相手と出会うことがあれば、その人とは何かと共通点や似ているところがあるでしょう。なかなか出会える相手ではありませんが、もしも出会うことがあれば、その出会いを大切にしてよい関係を築いていきたいところです。もちろん、「命」の相手だからといって必ず恋人や友人に慣れるというわけではありません。その人との関係を丁寧に築いていこうという気持ちが必要になります。

「命」の関係の基本的な相性

宿命が「命」の相手とは、さまざまな点が似ており、ちょうどお互いが鏡のようになります。長所も短所もすべてが同じようになっているということです。この性質は、よい面もあれば悪い面もあります。たとえば、同じ長所を一緒に活かし合うことにより、より大きな力を発揮することができるでしょう。相手の考えや次の行動についても、何も言わなくても分かり合えるので、息がぴったりのパートナーとして活躍できます。そのおかげで強いきずなをもつこともできます。しかし、その反面、お互いの欠点も嫌なほど見えてしまいます。相手の欠点は自分の弱点でもあるため、それが見えるとどうしても嫌悪感をもってしまうでしょう。そのせいでなんとなくイライラすることが増えると、反発を繰り返してしまう可能性があります。そのことは、精神的にも悪い影響を与える可能性が高いです。お互いのことを理解しすぎるからこそのことだと言えますね。そういった点を考慮すれば、いくら似たものどうしの「命」の相手であっても、近づき過ぎは禁物です。親しき仲にも礼儀ありという言葉を意識し、お互いのことをしっかりと尊重し合う気持ちももったほうがいいでしょう。

「命」の関係の恋愛

「命」の場合、恋愛においてはどのような関係が生まれるのでしょうか。「命」の宿命をもつ男女は、一目見ただけで惹かれ合うことが多いと言われています。これは、もちろん、見た目に惹かれる場合もありますが、見た目は好みではないのになんとなく気になってしまうというケースも少なくありません。お互いがもつ宿命が自然と惹かれ合っているということです。そのため、近くにいれば、たとえ特別な接点がなくてもいつの間にかお互いに気になる存在になっていく可能性が高いでしょう。運命的なつながりがあるので、そういった感覚があれば自然なきっかけにより知り合うことも多いです。また、「命」の宿命をもっている人どうしが恋人になれば、そのまま一緒にいられる可能性も高いです。万が一、恋愛に対するトラブルや障害が発生したとしても、強いきずなによって一緒にいようと努力することができます。恋愛においてはトラブルや障害により別れを選択するカップルも少なくありません。しかし、「命」の宿命をもっている2人であれば、そういったことも乗り越えられるはずです。似た者どうしのカップルなので、日常生活においても共感し合うことができるのも魅力的です。日々を楽しく過ごしていくことができるでしょう。ただし、「命」の相手とは長所だけでなく、短所も似ています。そのため、相手にも自分と同じ短所があることによって嫌気がさすことも出てきます。お互いの短所をうまくカバーし合う関係性を築きたいところです。

「命」の関係の結婚

「命」の関係にある相手との結婚は、どのようになっているのでしょうか。結婚については、具体的な宿の性質によって、うまくいく場合とうまくいかない場合に分かれています。そのため、宿の性質についてしっかりと考慮する必要があるでしょう。まず、和善宿のように穏やかな気質のある宿であれば、結婚した後も生活がスムーズに進んでいく可能性が高いです。結婚に向いている宿の組み合わせだと言えるでしょう。その反面、自己中心的であったり、我が強かったりする宿であれば、結婚生活では摩擦が多くなる可能性があります。お互いに似ている部分はありますが、一度すれ違いが起きるとそれを修復するのは簡単ではありません。お互いが平行線のようになり、なかなか話し合いもできなくなってしまう可能性もあります。しかし、「命」の関係はもともと縁が深いため、一度夫婦となった後は別れるのも難しい運命となります。そのため、一度うまくいかなくなって内心は別れたいと思っていても、何かと別れられない事情が出てくることもあるでしょう。このようなことから考えると「命」だからといって、結婚生活が必ず円満なものになるとは言い切れません。宿の相性もしっかりと考慮したうえで、結婚生活の行く末を判断するようにしてください。

「命」の関係の友人・家族・ビジネス

「命」の相手との関係は、全体的に見てどのようになっているのでしょうか。関係と言っても、友人、家族、ビジネスなどさまざまなものがありますよね。「命」の相手は、基本的に生涯をかけて深い縁が生ずる相手となります。そのため、友人になれば心を許せる親友になれる可能性が高いです。また、ビジネスパートナーとしても、人一倍信頼し合える相手となるでしょう。家族としても、特に信頼できる相手となります。ただし、短所の影響により、衝突したり憎しみ合ったりする可能性もゼロではないことを理解しておきましょう。

宿曜占星術の「命」は運命的な相性!

宿曜占星術の「命」は運命的な相性!

宿曜占星術の「命」の相性は、とても運命的なものです。そのため、「命」の相性であることが分かったら、相手と生涯にわたってよい関係を築いていくチャンスであるとも言えます。相手との親睦を深めて理解し合えるようにしましょう。ただし、「命」の相手とは自分自身が似ているという点も考慮する必要があります。そうしなければ、相手と衝突したりすれ違ったりする可能性もあるので要注意です。相手との関係性を大切にしてお互いを尊重し合えるようであれば、そういった問題が生じることを防ぐことができます。そうなれば、お互いの運命的な出会いを活かして、よい関係を築きやすくなるでしょう。なかなか出会えない運命的な相手ですから、その出会いをきっかけとしてソウルメイトとして付き合っていけたらいいですよね。「命」の相性の相手との関係を大切にしていきましょう。