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ハーブの栄養とは?代表的なハーブについて説明

ハーブはさまざまな効果をもっています。そのことからもわかるように、高い栄養価があるのが大きな特徴です。ハーブの栄養をしっかりと把握すれば、栄養の不足を補うこともできます。自分が求める栄養素に合ったハーブを活用して、体調管理に活かしていきましょう。

ところで、ハーブには具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。ハーブにはいい効果があるというイメージは多くの人がもっているはずですが、栄養素となるとイメージしにくいはずです。そこで今回はハーブに含まれる栄養素について詳しくみてみましょう。

ハーブの栄養とは?代表的なハーブについて説明

栄養価の高いハーブ

ハーブは非常に栄養価が高く、さまざまな用途で使用されます。たとえば、ハーブティーや料理、サラダ、飾りつけなどいろいろな場面で登場します。ハーブの使われ方は形状によっても違いがあり、料理や飲み物に使用されるフレッシュハーブや、水分を飛ばした状態ではハーブティーなどとして抽出するドライハーブなどがあります。ドライハーブは水分が飛んでいる分、薬効成分が凝縮されているのが特徴的です。使用する目的に合わせてハーブの種類や形状を選ぶことで、より効果的にハーブの栄養価を活かすことができます。ハーブから栄養素をしっかり摂取したいのであれば、効率的にそれぞれのハーブを取り入れられる方法を選ぶのがおすすめです。ハーブによってどの方法が適しているかは異なるため、ハーブやそのときの状況に合わせて選びましょう。

料理に使われるハーブの栄養

料理に使われるハーブには、さまざまな栄養素が詰まっています。それぞれ含まれている栄養やその効能はさまざまです。もしかすると普段口にしているハーブに思いがけないすごい栄養が含まれているかもしれません。それが分かれば、栄養管理もよりしやすくなるでしょう。ここでは、料理によく使用されるハーブの栄養について詳しくみてみましょう。

オレガノ

オレガノはヨーロッパからアジアの東部まで分布している多年草のハーブです。古くから料理だけでなく、薬としての役割も果たしてきました。オレガノはビタミンやミネラルが豊富なのが特徴的です。抗酸化作用や消化促進などの効果をもっています。ピザなどによく利用されており、スペインやイタリアなどでは欠かすことのできない調味料として親しまれています。

バジル

バジルはインドやモルッカ諸島が原産のハーブです。特にインドでは、バジルは神秘的な植物として大切にされてきました。バジルはさまざまな料理でよく使用されるハーブです。イタリア料理のほか、タイ料理やアジア料理にもよく使われています。βカロテンやシネオールなどの栄養素が豊富で、ダイエット効果や抗酸化作用ももっています。トマト料理はもちろん、クッキーなどに使用してもおいしく仕上がります。バジルは、用途が幅広いのが特徴的です。さまざまな使い方を自分で考えて使用してみてもよいでしょう。

レモングラス

レモングラスは、熱帯アジアに自生しているハーブです。インドではかなり古い時代から好まれて栽培がおこなわれていました。レモングラスはレモンの風味が楽しめるさわやかなハーブです。ビタミン類やミネラルを多く含んでおり、美肌効果や胃腸を整える効果を期待できます。脂肪の分解を促す作用も期待できます。血行を促す作用もあるため、貧血予防にもなります。ハーブティーとしても楽しむことができ、気軽に栄養素を取り入れられるハーブです。

ローズマリー

ローズマリーは地中海沿岸が原産ですが、現在では世界中で栽培されています。ローズマリーの歴史はとても古く、古代ギリシアの時代から活用されていたと言われています。ローズマリーはビタミや、タンニンなどを多く含んでいます。血行促進やデトックス効果が期待できます。また、精神を高揚させる効果もあります。調理においては肉の臭みを消す効果もあり、さまざまな料理に使用される人気のハーブです。

栄養を補うハーブ

ハーブの中には栄養不足を解消するのに活用できるハーブも存在します。基本的には普段の食事から栄養を摂取るのが基本ですが、どうしても栄養不足になってしまうときはハーブの力を借りてみるのもよいでしょう。ここではよく不足しがちな栄養素を多く含むハーブについて紹介します。それぞれのハーブ自身がもつ効果についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

鉄分

鉄分を多く含むハーブとしては、クレソン、バジル、パセリなどがあげられます。貧血に悩んでいる場合は、これらのハーブを積極的に取り入れることで、問題の解消に近付ける可能性があります。なお、クレソンには食欲増進の効果や抗菌作用もあります。また、バジルには体のさまざまな機能を高める効果も期待できます。さらに、パセリには胃腸の調子を整えたり口の中をさわやかにしたりする効果もあります。鉄分以外にもさまざまな要素を持ち合わせているため、積極的に摂取することでさまざまなメリットが得られるでしょう。これらのハーブはちょっとした料理に添えることも多いので、食事の際に口に運ぶようにすると効果的です。

リコピン

リコピン不足が気になるなら、ローズヒップを活用するとよいでしょう。ローズヒップにはビタミンも豊富なため、体調を整えるためにも大きな力を発揮します。ほんのりとした甘みがあり、酸味もあります。料理やお茶、お菓子など幅広い活用方法があります。たとえば、ローズヒップティーなら妊娠中や月経中の栄養補給にも利用できるため、うまく活用するとよいでしょう。

カルシウム

カルシウムが不足しているときは、カモミールやイラクサがおすすめです。これらのハーブには気持ちを落ち着かせる効果も期待できるため、カルシウム不足によるイライラも緩和することができます。カモミールには胃腸の消化を助ける成分も含まれているため、体調をよくするのにも役立つでしょう。また、イラクサには花粉症をはじめとするアレルギーを緩和する効果も期待できます。それぞれの症状も気になっているなら、両方の効果を一気に感じることができて一石二鳥です。

ハーブにはたくさんの栄養が詰まっている!

 

ハーブにはたくさんの栄養が詰まっている!

ハーブにはたくさんの栄養が詰まっており、その栄養素がさまざまな効果を発揮しています。栄養不足が気になるときはハーブを活用することでそれを補うことも可能です。ハーブにはそれぞれさまざまな効果があるため、ハーブを上手に取り入れることができれば、よい効果を効率的に感じることができるでしょう。ハーブはお茶や料理、お菓子などさまざまな使い方ができるため、活用しやすいです。自分に合った活用方法で日常に取り入れてみてください。

ハーブは古い時代から活用されてきており、人々から大きな信頼を集めています。現代でもそのハーブが使用され続けているのは、それだけハーブに高い効果があるからです。そのように考えるとハーブはとてもすごい力を秘めているように思えますよね。そういったハーブを取り入れれば、より心身をよりよい状態にみちびくことができるでしょう。ハーブは料理を引き立てるためのものとして軽く添えられることも多いですが、栄養素の面でいえばとても優秀な食材であることが分かります。ハーブに含まれる栄養素を活用して健康的な毎日を目指してみてはいかがでしょうか。