ハーブの使い方って?用途についてみてみよう
記事更新日:2024年6月11日ハーブにはさまざまな種類があり、いろいろな使い方ができます。一口にハーブといっても、ドライハーブやフレッシュハーブなどいろいろな形状があります。それぞれ向いている使い方が違うので、使い分けができるとハーブをしっかり活用できるようになるでしょう。
ハーブは具体的にどのような使い方ができるのでしょうか。今回はハーブの使い方や用途について詳しく見ていきましょう。「ハーブを使ってみたいけど、使い方がよく分からない」という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ドライハーブとフレッシュハーブの使い分け
ハーブにはドライハーブとフレッシュハーブがあります。それぞれは、使い方にも違いがあります。代表的な使い方についておさえておきましょう。
ドライハーブ
ドライハーブは、ハーブを乾燥させたものです。さまざまな使い方ができ、保存もしやすいのが魅力となっています。ドライハーブの使い方は以下のとおりです。
*ハーブティーにする
ハーブティーを作る場合、基本的にはドライハーブを使用します。乾燥させることで長期間保存することが可能です。
*ハーブバス
ドライハーブはハーブバスとして使用することもできます。お風呂にドライハーブを入れることで、癒しの効果のあるお風呂につかることができます。
*ハーブオイル
オリーブオイルなどのオイルにドライハーブをつけることで、ハーブオイルを作ることもできます。ハーブオイルにはハーブの香りが程よくうつるため、おいしくハーブを楽しむことが可能です。
*虫よけのインテリア
ハーブの中には、虫よけの効果をもつものもあります。そういったハーブを乾燥させ、袋や容器に入れることでインテリアにすることができます。かわいらしい飾り方ができれば、虫よけとインテリアの2つの効果を一度に楽しむことができるでしょう。
フレッシュハーブ
フレッシュハーブは、生のままのハーブです。新鮮さを楽しめるのが大きな特徴だといえます。食べ物を中心にいろいろな使い方できます。
*臭み消しや風味付けのために料理に使う
フレッシュハーブは、肉や魚の臭み消しや風味付けのために使用されることも多いです。それぞれの食材に合ったハーブの種類があるため、使用する食材に合わせてハーブを選ぶのがポイントになります。ハーブを使用するかどうかで味わいはまったく異なるため、臭みが強い食材を使う料理には必須のアイテムです。
*ドリンクに入れる
フレッシュハーブは、ドリンクに入れることもあります。カクテルやジュースなどでもハーブを添えるレシピは多いです。ハーブを入れることで、飲み物の味わいをまとめてくれるアクセントになります。
*ソースやドレッシングに入れる
フレッシュハーブは、ソースやドレッシングに入れることも多いです。風味にアクセントをつけてくれるので、料理の味を際立たせるソースやドレッシングを作ることができます。
料理に向いているハーブと使い方
ハーブは料理にとてもよく使います。ハーブによって効果をしっかり発揮できる食材の種類は違うので、それぞれの効能をしっかりとおさえておく必要があります。ここでは、代表的なハーブの効果について紹介します。
オレガノ
オレガノは肉の臭みを消すのに役立つハーブです。特徴的な風味をもっているため、魚料理やパスタにもよく合う万能のハーブです。料理に添えるだけでもおしゃれな印象を出してくれます。
ディル
ディルは魚に風味をつけるためによく使用されるハーブです。ディルを料理に加えると旨みが強調されるので、より濃厚な料理の味わいを楽しめます。アクアパッツァやムニエルなど、さまざまな魚料理に使用することが可能です。
バジル
バジルはさまざまな料理に合うハーブです。ピザに乗せてもいいですし、オリーブオイルにつければそれだけでおいしいドレッシングとして活用できます。サラダや料理のアクセントとしても使えます。お酒にも合うので、常備していても困ることはないでしょう。
マジョラム
マジョラムは肉の臭みをとるのに適しているハーブです。スープに入れて香りをつけるために用いられることもあります。マジョラムを入れれば、ただ野菜を煮ただけのスープでもいつもとは一味違った印象に仕上げることが可能です。料理のアクセントとして活用できます。
ローズマリー
ローズマリーは、肉料理に添えることが多いハーブです。肉の臭みを消すのに重宝します。また、ローズマリーはおしゃれなハーブとしても有名なので、プランターに植えて飾りながら栽培するのもおすすめです。
レモングラス
レモングラスは、爽やかでさっぱりとした香りがします。ハーブティーや飲み物に使用するのに適したハーブです。ミントなどほかのハーブと合わせるのもおすすめです。
シナモン
ハーブというイメージがあまりないかもしれませんが、シナモンもハーブの一種です。シナモンはお菓子や飲み物にもよく合います。パウダー状なのでハーブをあまり使ったことがない人にとっても使いやすいのが魅力です。
ハーブの保存方法と使う時の注意点
ハーブは少量でとても高い効果を発揮してくれます。しかし、使用するときにはいくつか注意すべきこともあります。注意点をしっかりとおさえ、ハーブをおいしく楽しめるようにしましょう。
長期保存にはドライハーブがおすすめ
ハーブを長期保存して少しずつ使用したいという場合は、ドライハーブを利用すると便利です。ハーブは自分でドライハーブに加工することもできます。よく洗って自然乾燥させるか、または電子レンジで乾燥させるとよいでしょう。そのうえで、清潔で密閉できる瓶を用意し、乾燥剤とともに入れて保管します。こうしておけば、数ヶ月間はしっかりと高い効果を感じられるハーブを使用できます。
細かいと香りが飛びやすいため大き目が理想
ハーブは細かいと香りが飛びやすいという難点があります。そのため、ハーブはできるだけ大きめの状態で保存しておくのがおすすめです。そうすれば、少し長い期間保存していても、あとからでもしっかりと香りを楽しむことが可能です。
フレッシュの場合は湿らせたキッチンペーパーで包んで容器保存
フレッシュハーブを保存するときは、湿らせたキッチンペーパーでハーブを包んで容器に入れましょう。こうすることでフレッシュハーブを乾燥から守れます。フレッシュハーブは鮮度が大事なので、できるだけ早く使い切るようにしたほうがいいです。新鮮な状態で活用しましょう。もしも生の状態で使い切れないようであれば、早い段階でドライハーブとして加工したほうがいいです。
ハーブの使い方や用途にはさまざまな種類がある
ハーブはとても効果が高いため、さまざまな使われ方がしています。ハーブの効能を活かした使い方ができれば、自分自身にとっても嬉しい効果を感じることができるでしょう。ドライハーブやフレッシュハーブなど、同じ種類のハーブでも違った形状のものもあります。何にどのように使うのかに合わせて形状までこだわりをもてるとなおよいでしょう。ハーブは保存方法もとても重要です。ハーブの効能をしっかりと守りながら保存できるよう、しっかりとした管理をおこなうようにしてください。ハーブを上手に活用して、心身の調子を整えたり、日常生活に便利に使ってみたりしてはいかがでしょうか。