水彩画

水彩絵具を用い、パレット片手に自分らしさを絵で表現することができる水彩画。旅先での景色やペットの様子、日々のおいしいごはんなどを、水彩画のスケッチにして思い出を残すことは、写真とは異なる魅力があります。
そんな水彩画を、趣味として楽しむのはもちろんのこと、資格を取得することで仕事にできる可能性もあります。ここでは、水彩画の魅力や資格を活かして活躍できるフィールドについて紹介します。
水彩画は、水で溶かして使う絵具を用いて描く絵画のこと。透き通るような、みずみずしい美しさが魅力です。小・中学校の授業などでは、重ね塗りがしやすい不透明水彩を用いますが、本格的なものになると下の色が透けて見える透明水彩を用いて描きます。塗り方次第では華やかになったり、はかなさのある絵画になったりと、幅広い表現ができる点もメリットです。
ヨーロッパの絵画でもおなじみの油絵は、水彩画とは異なる重厚さが魅力です。絵具を何層にも重ねて塗るので乾燥するのにも時間がかかり、制作時間が長期化しやすくなりますが、絵画とじっくり向き合う時間が生まれるメリットがあります。
一方の水彩画は手軽に描け、絵具の乾燥も早いので、日常的に楽しむ趣味としては最適でしょう。
手軽に始められるという水彩画ですが、どのような道具が必要となるのでしょうか?
・パレット:絵具を水で溶くための用具です。
・筆洗い:筆についた色が混ざらないよう、筆を洗うためのバケツや容器です。
・筆:水彩筆を用意します。やわらかくふわふわした素材です。
・鉛筆:下書き用にあると便利です。
・雑巾:筆についた水の量を調整するために用います。
・絵具:基本的な12色以外にも好きな色を選んで使います。
水彩絵具には、「透明水彩絵具」と「不透明水彩絵具(ガッシュ)」の2種類があります。透明水彩絵具は、白色を使わず、水の量で色の濃淡を作ります。一方のガッシュは強い発色で、小・中学校でも使ったことのある人も多いのではないでしょうか。それぞれチューブや瓶入りの練り絵具、固形絵具があり、比較的安く手に入れることができます。水彩絵具は、乾燥した後も水で溶かせば再利用できます。
趣味としての人気が高い水彩画ですが、どのようなところに魅力があるのでしょうか?
水彩画は、色を重ねたり組み合わせたりすることでさまざまな表現ができるので、色の組み合わせを学ぶのに最適です。色の変化や混色の深み、組み合わせによる効果などに対する感度が上がるので、日頃のファッションやインテリアにも活かすことができるでしょう。
水彩画の道具は100円ショップなどでも購入することができ、油絵に比べて技法も難しくありません。気軽に取り組めるのも水彩画の魅力です。
水彩画で友人や両親への絵手紙を作ったり、自分の作品をインテリアとして飾ったりすることができます。気持ちの込もった世界にたったひとつの作品を贈れば、相手にも喜んでもらえるでしょう。
自分の思い描く世界を自由に表現できるのも水彩画の魅力です。対象を写実的に描いたり、空想の中から生まれたものを表現したりと、思いのままに水彩画を楽しむことができます。
目の前の生物や風景から何かを感じ取ったり、どう描くか試行錯誤したりする過程で、脳が活性化されるといわれています。美術鑑賞でも脳は刺激を受けますが、実際に絵画を描いたほうが創造的な脳の部位である前頭前野を使うことになります。
水彩画の資格を取得すると、次のような分野で活躍することも夢ではありません。
自宅やカルチャースクールで、水彩画講師として活躍できます。専業にするだけでなく、休日を活用して副業として取り組むことも可能です。
資格を取得して水彩画の技術を磨けば、ギャラリーを借りて個展を開くこともできます。自分の描いた作品で人々を感動させることは、誰もが憧れることでしょう。
自分の表現したい世界を作品にしたり、顧客の要望を聞いて絵で表現したりする、イラストレーターとしてのキャリアを歩むことも可能です。資格があれば客観的にスキルを証明できるので、企業から声もかかりやすくなるでしょう。
資格を取得し、水彩画のコンテストへの応募を目標にするのもおすすめです。コンテストで入賞すれば、水彩画講師やイラストレーターとしてのキャリアアップを目指せます。
水彩画は独学でも学べますが、専門的に勉強するのはたいへんな作業です。SARAの水彩画資格講座は、水彩画の基礎知識から絵具、用紙や筆の知識、水彩画の描き方やコツ、水彩画のさまざまな技法について一通り学ぶことができます。
1日30分の勉強を半年間続けるだけでカリキュラムを修了できるため、仕事や育児で忙しい方でも続けやすいのがメリットです。プラチナコースの講座修了後には日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「水彩アーティスト®」、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「水彩画インストラクター」の2資格を取得することができます。
水彩画を趣味にすれば、旅先やカフェで気軽に絵画を描いて思い出に残せるなど、日々の生活を華やかにすることができます。また、水彩画の資格を取得すれば、水彩画講師やイラストレーターとしてキャリアアップすることも可能です。
水彩画を真剣に学びたいという方は、SARAの水彩画資格講座をチェックしてみてください。
ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒
期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 添削 5回
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ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒、卒業課題
期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 添削 5回 卒業課題+1回
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