着物資格のおすすめ4選!資格の活かし方・学び方をわかりやすく解説
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着物資格のおすすめ4選!資格の活かし方・学び方をわかりやすく解説

「着付けに興味があるけど、どのように学べばよいかわからない」
「せっかく着物があるのに、着付けの技術がないからなかなか身につけていく機会がない」

このようにお困りの方は、着物資格の取得を目指してみるとよいかもしれません。

着物資格とは、着物の選び方や着付け方を習得できる資格です。
着物についての知識を身につけることで、フォーマルな場にふさわしい服装で出席したり、着物に関連する仕事でのスキルアップに役立てたりするなどのメリットが得られます。

この記事では4つのおすすめ着物資格や資格の活かし方をわかりやすくご紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

着物資格の魅力!技術を活かせる場所とは?

着物資格の取得はさまざまな場面で役立ちます。
この章では、、プライベートと仕事の場面に分けてどのような場面で資格を活かせるのかについて解説します。

プライベートで資格を活かせる場面

大半の方にとって、日常的に着物を着用する機会はそれほど多くないものの、祝い事やフォーマルな場では着物の着用が望ましい場合があります。

着物資格の取得を通じて身につけた知識は、プライベートでも役立ちます。

自分で場面に応じた着付けができる

着物の資格があれば、自分で場面に応じた着付けが可能です。

多くの方は、着物を着用する際に美容院を予約しますが、その場合には費用がかかります。
成人式や七五三などの行事の際には美容院が混み合うため、予約や時間調整に苦労することもあるでしょう。

また、思い描いていたイメージ通りに着付けしてもらえなかったときには、不満が残ってしまうこともあります。

自分で着付けできるようになることで、これらの問題を全て解決できます。
また、自分で着付けができるからこそ、行事や祝い事の当日にも気持ちや時間の余裕が生まれるでしょう。

家族や知人の大切な日に着付けをしてあげられる

着物に関する知識が十分にあれば、家族や知人の着付けをしてあげられます。

着付けの予約を取ることはとても大変なことでもあるため、自らサポートを申し出ると大いに喜ばれるでしょう。
その心遣いは、プレゼントとして相手に受け取ってもらえるはずです。

単に着物を着せてあげるだけではなく、着物選びのお手伝いや小物の使い方などは、知人関係だからこそ率直にアドバイスできる部分もあるでしょう。

さらに雑談をしたり、着物についての話題で話を膨らませたりすることで、着付けの時間を貴重なコミュニケーションの時間にすることも可能です。

資格を活かせる仕事・職種

着物資格はキャリアアップにも直結します。
着物資格を活かせる仕事について解説します。

美容師

美容師は、着物資格で習得した技術を直接活かしやすい仕事です。

成人式や結婚式などでのヘアメイクとあわせて着付けをするため、着付けの技術をもつ美容師は重宝されます。
また、美容師として独立している方の場合は、着付けをメニューに加えることで、集客にもつなげられるでしょう。

着付けができるスタッフを美容室が募集する際には、基本的に即戦力性が重視されます。
したがって、資格を取得してアピールすることが、就職や転職に大いに役立つはずです。

いったん技術を身につければ、美容師を離職中にも繁忙期に着付けのスタッフとして短期アルバイトとして働くことも可能です。
例えば、結婚式や七五三のシーズンなどは、着付けのできるスタッフが重宝され、多くの美容室が着付けのできるスタッフを短期的に募集しています。

美容院で働く際に必ずしも着付け資格が必要というわけではないものの、キャリアアップに大いに役立ちます。

ブライダル関連のスタッフ

ブライダル関連の企業では、新婦やご家族のために着付けのサービスを提供する場合があります。

したがって、専門的な知識のある着付けスタッフは、即戦力としてその技術や知識を活かせます。
特にブライダルの場合は、その場に適した着物を選ぶことも重要です。

ジュエリー・ヘアメイクなど幅広い知識を身につけたうえで、利用者の一生の思い出に残る晴れ姿を提供します。

フォトグラファー・写真スタジオスタッフ

写真スタジオでも、着付けができるスタッフが重宝されるようです。

披露宴や結婚式を行わず、ドレスや和装を来て写真だけ取るフォト婚が増えていることや、特別なロケーションで着付けと写真撮影のセットのサービスに対応している撮影業者なども増えています。

そのため、フォトグラファーや写真スタジオのスタッフが着物資格を保有することで、仕事の幅を広げられるでしょう。

着付け教室の講師

着付けの技術を習得したいと考える方は多いので、技術を身につければ教室を開くこともできます。

近年では個人で教室を開くハードルが低くなっているため、自宅や貸し会場などを利用してすぐにでも教室を開けます。
定期的な開講が難しい場合は、スポットでの教室開催も可能です。

また、教室を開いて生徒と対面で話す場合には、着物の歴史・種類・扱い方などの知識を共有したり、広めたりすることもできます。

着物資格のおすすめ4選

着物資格はさまざまなものがあり、主催団体や概要、資格取得費用に違いがあるため、特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。
この章では、着物資格のおすすめを紹介します。

着物マイスター(R)

着物マイスター(R)は日本生活環境支援協会が主催する資格です。

着物マイスターの資格を身につけることで、着物や帯の種類・手入れや管理の方法・着物の選び方に関する知識などを身につけられます。

着物マイスターの合格基準は70%以上です。
公式のテキストがあり、出題範囲を事前に学んで身につけておけば十分に合格できるため、着物についての知識に自信のない方にとっても受験しやすい資格です。

受験資格は特にありません。
資格を取得したあとは、着物マイスターとして活動でき、着物に関する講師として活躍できます。

着物マイスター(R)
受験資格 特になし
受験料(税込) 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

着つけ方インストラクター

着付け方インストラクターは日本インストラクター技術協会が主催する資格です。

着付けの方法や装いは、季節や行事によって異なります。
着付け方インストラクターの仕方では、場面や状況に応じた着付け方・着こなし方・仕立て方などの基礎知識を学びます。

受験資格は特にありません。
また、試験が2ヶ月に1回開催されており、在宅での受験も可能であるため、初心者や未経験者でも気軽にチャレンジできる資格です。

資格取得後は着付けインストラクターとして活動でき、自宅での講師活動ができるようになります。

着付け方インストラクター
受験資格 特になし
受験料(税込) 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

着付け技能士

着付け技能士は2009年にできた資格できた国家資格です。
一般社団法人全日本着付け技能センターが、厚生労働大臣から指定を受けて認定試験の実施をしています。

着付け技能士には1級と2級があり、1級の方が高度な資格です。
学科と実技資格の両方があり、1級も2級も着物に関する知識や技術が問われます。

2〜5年の実務経験を必要とすることや、着物の資格としては唯一の国家資格であることなどから、着付け技能士はとても権威のある資格です。

着付けは資格必須の仕事ではないものの、対外的に技術の高さをわかりやすくアピールできるため「正社員として着付けの仕事をしたい」「着物に関連する職業でキャリアアップしたい」と考える方におすすめの資格です。

着付け技能士の資格は、スキルや知識の証明になり、着付け技能士を名乗れるようになります。

着付け技能士
受験資格 最大5年以上の実務経験
(年数は学歴によって変わります)
受験料(税込) 筆記試験
1級・2級:8,900円
実技試験
1級・2級:23,000円
受験申請 郵送
受験方法 学科試験と実技試験
合格基準 2級60点以上
1級70点以上
試験日程 偶数月

着物コンサルタント

着物コンサルタントは、公益社団法人全日本きものコンサルタント協会が主催する資格です。
国家資格ではありませんが、国家資格に準ずる公的な資格であるため、要求されるレベルも高度です。

着物に関する総合的なコンサルタントとして活躍すべく、着物・小物の選び方や和装・礼法マナーなどについての知識が幅広く問われます。

着物コンサルタントは、国家資格ではないものの、文部科学省と経済産業省が認可しており、とても権威性の高い資格です。

着物コンサルタント資格の取得のためには予備講座の受講が必要です。

着物コンサルタント
受験資格 2年以上の着物の着装指導実績・220時間以上の着物に関しての教育を受けていること など
受験料(税込) 7,800円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 筆記試験・実技試験
試験日程 随時

着物について学べる場所・学び方

着物について学べる手法は独学、通信講座、専門学校がありますが、目的にあわせて選ぶことが大切です。
ここでは学び方ごとの特徴について解説します。

独学

着付けについて独学で学ぶこともできます。

独学の最も典型的な学び方は、市販のテキストやWebの情報を活用する方法です。
対面で教えてもらうわけではないため、着付けの技術を身につけたい場合には苦労するかもしれませんが、着物の文化や歴史的背景を学ぶには効率がよいでしょう。

最小限のコストで身につけられるため、まずは着物についての知識を深めたい方には独学が適しています。

着付けの方法や反物の選び方などの実践的な技術を身につけたくなったら、教室に通うなどの異なる方法に移行するのもよいでしょう。

着付け教室

着付け教室は、全国に多数開講されています。

全国的にフランチャイズ展開する教室と個人教室の両方がありますが、習い事としてはレッスン代が安い傾向があります。

教室ごとに初級コース・上級コースが設けられていたり、教室が設定する着付師の資格を受講できたりと、レベルや教室でのイベント・アプローチはさまざまです。

また、着付け教室では、レッスンに使用する着物を借りられます。

ただし、定期的にレッスンに通わなくてはならない点がネックになるかもしれません。
ライフスタイルや仕事・家事の状況を踏まえながら、教室に通うか否かを検討しましょう。

通信講座

通信講座を利用すると、プロが選んだ学習用のカリキュラムに沿って着物の技術や知識を習得できます。

専門家によってカリキュラムが組み立てられているため、着物に関する知識を短期間で効率的に身につけられます。
また、教室に通う必要もないため、日頃からまとまった時間が取りづらい状況であっても問題ありません。

費用相場は、どのような講座を選ぶかによって異なりますが、一般的には独学と教室に通う金額とのちょうど中間くらいです。

中には、最短1ヶ月程度で資格を受講できる通信講座もあり、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスに優れた学び方といえるでしょう。

専門学校

着物についての知識や技術を学ぶ専門学校もあります。
専門学校では、年単位で就職や転職に直接役立てられる技術の習得を目指します。

費用も決して安くはありませんが、第一人者から専門的な知識を教えてもらえるため、着物のことを深く理解したい方には最適な学び方であるといえるでしょう。

卒業後は、そのまま美容師として転職や就職を目指します。

ただし、キャリア形成やキャリアアップを目指すための場であるため、趣味や副業として着物資格を勉強したいという方には不向きです。

着物資格を学ぶならSARAスクールがおすすめ

着物資格をどこで学ぶべきかお困りであれば、SARAスクールの着物資格取得講座がおすすめです。
SARAスクールの着物講座は資格協会に認定された講座で、プラチナコースであれば課題を提出すれば講座修了と同時に着物マイスター?と着付け方インストラクターの資格を取得できます。

そのため、時間の余裕がなく、できるだけスピーディに資格取得を目指したい方におすすめです。

初期投資を抑えたい場合には、基本コースで勉強する方法もあります。
この場合は自分で受験申し込みをする必要がありますが、初期費用は59,800円に抑えられます。

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資格試験 各自で申し込み 講座中の課題提出のみ
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認定試験受験費用 各資格10,000円 免除

まとめ

着物資格の取得を通じて、着付けの方法や着物の種類などの知識や技術を学べます。
ブライダルやさまざまな行事でも洋装を着用する機会が増えているものの、重要な場面では着物が着用されることも決して少なくありません。

着物資格の習得は、プライベートで着物を使用する場面でも、着物に関わる仕事の就職・転職・キャリアアップを目指す場面でも役立ちます。

着付けに関わる具体的な仕事は美容師・フォトスタジオスタッフ・ブライダル業界スタッフなどです。

SARAスクールのプラチナコースであれば、最短1ヶ月で着物マイスター(R)と着付け方インストラクターの資格を同時に取得可能です。
できるだけ時間をかけずに資格取得を目指したい方は、SARAスクールでの受講を検討してみてはいかがでしょうか。