数秘術の種類

数秘術は、英語でnumerology（ヌメロロジー）と呼ばれています。数（numero）と学（logy）を組み合わせた言葉で、数によって宇宙の真理を知ろうという学問です。
数秘術は、ピタゴラスの定理で有名な古代ギリシャの数学者ピタゴラスが創始者といわれています。「ピタゴラス式」のほか、古代ユダヤの神秘主義思想を基にした「カバラ式」も有名であり、どちらも固有の計算式に基づいて、運勢の傾向や先天的な宿命を占います。
ピタゴラス式とカバラ式とでは、数の持つ意味が異なります。数秘術で占うときは、ピタゴラス数秘術とカバラ数秘術の両方の知識を身に付けておくといいでしょう。

誕生数の出し方

誕生数とは、生年月日から求められるその人の「運命数」のことです。1～9までの9つの運命数には、それぞれ異なる特徴があります。どの運命数を持っているかにより、その人が歩む人生にも影響を及ぼします。
誕生数は、小学校で習う簡単な足し算だけで導き出すことができます。使うのは、生まれた年（西暦）、月、日の3種類の数字です。1990年9月1日生まれの人を例にして、計算してみましょう。

＜誕生数の計算方法＞
1. 生まれた年を8つの数字に分解し、それぞれを足します。1990年９月1日生まれの場合は、1+9+9+0+0+9+0+1＝29となります。
2. 1で求めた数字をさらに分解し、1桁になるまで足していきます。2+9＝11、1+1＝2となります。

この計算により、1990年9月1日生まれの人の誕生数は「2」であることがわかります。もし2桁以上になった場合はさらに分解し、1桁になるまで足していきます。
カバラ数秘術では、ゾロ目は特別な数字とされています。そのため、1～9までの数字のほか、11、22、33が出た場合は、その時点で計算を止めます。この計算方法を採用すると、1990年9月1日生まれの人の誕生数は「11」となります。
それぞれの誕生数が持つ意味は、SARA講座を受講することでわかります。誕生数が持つ意味を知り、将来について考えるときのヒントにしてみてはいかがでしょうか？