リンパケアセラピストになるには

リンパケアセラピストになるためには、資格取得、基礎知識の習得、実務経験の積み重ね、継続的な学びが重要です。多くの人々の健康をサポートできる、やりがいのある仕事を目指しましょう。
リンパケアセラピスト資格を取得してむくみやこりを改善しよう

リンパケアとは？

私たちの体内には、余分な水分や老廃物の排出をしてくれるリンパ液が流れる、細く透明な管（リンパ管）が全身に張り巡らされています。リンパケアは、これらリンパ系の流れをスムーズにするための施術のことです。
その歴史は長く、1930年頃からヨーロッパで医療行為としても発達してきました。日本では美容目的で行われることが多いリンパケアですが、医療的見地からもその効果が注目されるなど、人々の健康を守る上で非常に役立つ施術のひとつです。

リンパの流れが悪くなるとどうなる？

リンパの流れが悪くなってしまうと、体にどのような影響があるのでしょうか。以下に、代表的な例をご紹介します。

むくみが取れない: リンパは体の老廃物や余分な水分を排出する役割を担っているため、それらの働きが滞ると、体に余計な物が溜まりやすくなってしまいます。その結果、むくみの原因につながることもあるのです。女性は、特にむくみを感じることで太って見えてしまうなど、気になる場面も少なくありません。
体や心の不調: リンパ液は、体の老廃物や余分な水分を排出するとともに、全身の細胞に栄養を届ける役割を担っています。そのため、リンパの流れが滞ると、全身に栄養が行き届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなることから、免疫力の低下やホルモンバランスの崩れの要因に。これにより、体や心にさまざまな不調をもたらすこともあります。
やせにくくなる: 老廃物をスムーズに排出できないということは、それだけ新陳代謝が滞ってしまうということ。その結果、やせにくい体質になってしまう可能性もあります。また、体にセルライトが増えてしまうと、それが原因となってさらにリンパの流れが悪くなってしまうなど、悪循環を起こすことにつながります。

リンパケアの資格を取得するメリット

さまざまな効果が期待できるリンパケアですが、その資格を取得することで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

体のしくみを知ることができる

リンパは全身に流れているため、施術には体のしくみに対する理解が必要不可欠です。元々、医療行為として発達してきた背景もあり、体のしくみに対する知見を深めることができるでしょう。

体質の改善につながる

リンパケアの資格を取得し、技術を習得することで、自分自身のセルフマッサージで体調や体質の改善に役立てることができるようになります。

美容に関心のある人へ指導ができる

知識や技術を活かして、自分だけでなく、美容や健康に関心のある人へ指導を行うことも可能です。日々、疲れやストレスを感じることが多く、癒やしを求める人にニーズがあるでしょう。

自宅サロンなどで副業も可能

技術を磨いていけば、そのまま自宅でサロンなどを開業し、仕事としてリンパケアを行うことも可能になります。趣味や個人的に磨いたスキルがそのまま仕事になれば、一石二鳥です。

専門的に学べる！リンパケアセラピスト資格講座の紹介

リンパケアについては独学でも学べますが、専門的に勉強するのはたいへんな作業です。SARAのリンパケアセラピスト資格講座では、リンパケアの基礎知識から専門的な技法など、リンパケアを極めていくために必要な知識や技術を幅広く学ぶことができます。

1日30分の勉強を半年間続けるだけでカリキュラムを修了できるため、仕事や育児で忙しい人でも続けやすく、プラチナコースの講座修了後には、日本メディカル心理セラピー協会（JAAMP）の「リンパケアセラピスト」、日本インストラクター技術協会（JIA）の「むくみ改善インストラクター」の2資格を試験免除で取得することが可能です。