リンパケアセラピスト資格を仕事に活かす

マッサージや体の疲れを癒やすポイントとして知られるリンパ。しかし、そのしくみについて詳しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
リンパについての知識を深めれば、さまざまな場面で活用することができます。今回は、リンパの概要とその知識や資格を身に付けることによって広がる仕事のフィールドについて紹介します。
リンパとは、血管と同じように全身に張り巡らされたリンパ管と、そこを流れるリンパ液、そしてそれらの中継地点であるリンパ節を総称したものです。
リンパ液のおもな役割は、体の組織細胞に栄養分を届けることと、老廃物や余分な水分を回収すること。そして、これらの役目を終えたリンパ液は、リンパ管へと戻り、リンパ節の収縮による力で送り出され、静脈へと戻っていきます。
つまり、リンパの流れが悪くなると、そのまま体内に余計な水分や老廃物が溜まりやすくなります。反対に、リンパの流れをスムーズにしてあげることで、全身に栄養が行き渡り、免疫力の向上などが期待できるとされています。
リンパのしくみや機能が判明するにつれ、それをケアするリンパケアという考え方が浸透しました。このリンパケアの先駆けとなったのは、1930年代にデンマーク人のエミール・ヴォッダー博士が考案したリンパ排出法(リンパドレナージュ)といわれています。
フランス語のドレナージュは排水を意味し、博士がリンパの流れを改善することによってさまざまな症状が改善されることに気付き、医療行為として広まりました。そして、1980年代にその技術が日本にも導入され、リンパケアが国内に普及していったのです。
リンパケアに関する知識を得て、資格を取得することによって、どのようなフィールドに活かすことができるのでしょうか。
リンパケアの知識やスキルを活かして、リンパケアセラピストとして開業するという道があります。美容をはじめとするさまざまなシーンで、お客様の悩みを解決へと導くことが期待できるでしょう。
もう少し実践を積みたいという人は、リンパドレナージュやリンパマッサージ店などへ勤務するという手段もあります。専門的な知識や技術が求められる仕事であり、ノウハウを積みながら、独立開業を目指していくのもいいでしょう。
リンパケアを必要としているのは、リンパマッサージ店に訪れる客だけに限りません。体の調子を整える作用のあるリンパケアは、老若男女問わず施術することができるため、介護施設などを中心にその需要も非常に高くなっています。
リンパケアによるむくみ改善の効果に着目し、むくみ改善インストラクターとして体のケア方法を伝授していくのもおすすめです。悩みのひとつにむくみを挙げる女性は多く、やりがいを感じながら仕事につなげることができるはずです。
リンパケアについては独学でも学べますが、専門的に勉強するのはたいへんな作業です。SARAのリンパケアセラピスト資格講座では、リンパケアの基礎知識から専門的な技法など、リンパケアを極めていくために必要な知識や技術を幅広く学ぶことができます。
1日30分の勉強を半年間続けるだけでカリキュラムを修了できるため、仕事や育児で忙しい人でも続けやすく、プラチナコースの講座修了後には、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の「リンパケアセラピスト」、日本インストラクター技術協会(JIA)の「むくみ改善インストラクター」の2資格を試験免除で取得することが可能です。
リンパケアの知識を身に付けることができれば、自分自身の健康はもちろん、周囲の人々の健康で豊かな暮らしを支えていくこともできます。
幅広い世代に必要とされるリンパケアの技術を磨き、その資格を仕事に活かしてみてはいかがでしょうか。
ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒
期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 添削 5回
受講料 試験対策 59,800円
ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒、卒業課題
期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 添削 5回 卒業課題+1回
受講料 資格保証 79,800円
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