犬のブリーダーになるには?適性や方法について解説
記事更新日:2023年8月21日犬が好きなら、犬と関わることのできる仕事を目指してみませんか。犬としっかり向き合うことができる仕事としては、ブリーダーがあります。ブリーダーは犬を繁殖させるのが仕事なので、責任も大きな仕事です。しかし、そのやりがいはとても大きいといえます。
犬のブリーダーになるにはどうしたらよいのでしょうか。犬の命を支える仕事なので、犬の交配や特性に関する知識は必要不可欠です。今回は、犬のブリーダーになるための方法について詳しく説明します。

目次

ブリーダーになるための基本知識

ブリーダーになるためには、ブリーダーを取り巻く状況について把握しておくことが大切です。まずは、ブリーダーになる人の状況についてみてみましょう。
必須資格はない
意外かもしれませんが、ブリーダーになるには特別な資格は必要ありません。資格がなくても動物を販売するための手続きさえとれば、誰でもブリーダーとして活躍することができます。とはいえ、実際にブリーダーとして活動するためには、犬に関するかなり詳しい知識が必要です。動物を販売するための手続きができる要件としても、動物に関する知識や経験があることを証明できるような経歴が求められています。
ブリーダーになるまでの道のりは人それぞれ
ブリーダーになるためには特別な資格が必要なわけではないため、ブリーダーになるまでの道のりは人によって異なります。犬が好きでペットの繁殖を行ったことをきっかけとして、趣味の延長線上で始める人もいます。また、ブリーダーを養成する専門学校に通ったうえでブリーダーになる人もいるでしょう。ほかにも、就職したうえで実務経験を積み、ブリーダーとして活躍している人もいます。企業に勤めてブリーダーになる場合は、高卒以上の学歴がある人がほとんどです。
ブリーダーに向いている人
ブリーダーに向いている人とはどういった人なのでしょうか。仕事にはそれぞれ適性があり、ブリーダーにもまた向き不向きがあります。犬が好きだという気持ちが必要であるのはもちろんのことですが、ほかにも必要な適性があります。
動物に対する愛情と責任感がある
ブリーダーとして働くなら、動物に対する愛情を持ち合わせていることが必要不可欠です。ブリーダーが相手にするのは動物ですから1匹1匹違った性格があります。それをきちんと理解して愛情を注ぐことができなければ、ブリーダーとしては失格です。 また、ブリーダーは犬を繁殖させるのが仕事です。繁殖は命を育むことですから、大変な場面もたくさんあります。そんな場面でも責任をもってしっかり犬を支えられるということも、重要な適性だといえます。ブリーダーは常に犬の面倒をみなければなりません。頭数が多ければ多いほど大変になります。また、排泄物の処理もきちんと行う必要があります。このようにブリーダーはさまざまな場面で常に責任をもたなければならないのです。
忍耐力と体力がある
動物を相手にするブリーダーには、忍耐力と体力が必要です。動物は必ずしもブリーダーの言うことを聞き入れるとは限りません。犬は頭がよい動物ですが、毎日の暮らしの中では何が起こるか分からないといえます。そんな場合も忍耐力をもってしっかり犬と向き合う必要があります。 また、犬と触れ合う中では体力も重要です。犬が暴れることがあれば、ブリーダーがきちんと押さえて落ち着かせなければなりません。そうでなくても、犬の世話をする中ではたくさん動き回ることが多いです。犬に負けない体力を備えておくことが重要だといえるでしょう。
かわいがるだけでなくしつけもきちんと行える
ブリーダーの役割としては犬のしつけを行うことも重要です。母犬のしつけをきちんと行い、毎日の世話をスムーズに進められるようにしなければなりません。また、子犬が生まれたあとは販売を行うまでの間、基本的なしつけを行うことも必要です。犬の特徴をきちんと理解し、適切なしつけができるようにしておくべきです。もちろん、かわいがることも大切なので、そのバランスをどう保つかという点もしっかり考える必要があります。
ブリーダーになるならおさえたいポイント
ブリーダーになるなら、さまざまなポイントについておさえておく必要があります。犬の繁殖方法や接し方以外にブリーダーとしておさえておきたいポイントについて説明します。
自治体への届け出
ブリーダーになるためには必ず資格が必要なわけではありません。ただし、自分自身でブリーダーとして開業して子犬の販売を行う場合は、都道府県への届け出を行う必要があります。届け出のしかたは都道府県によっても微妙に異なりますが、基本的には「動物取扱責任者」と「動物取扱業」の申請を行います。これらは両方必要なので、忘れずに手続きを行うようにしましょう。
販売ルートの確保
ブリーダーを目指すなら、繁殖させた子犬の販売ルートの確保も重要です。ブリーダーは子犬を販売することではじめて収入を得ることができます。そのため、販売ルートをきちんと確立していないと、いくらよい子犬をたくさん繁殖させたとしてもそれを誰かに購入してもらうことができません。ブリーダーは子犬をペットショップに販売する場合もありますし、直接個人に販売する場合もあります。ブリーダーとして独立するなら、そういったつながりが大切です。最近ではインターネットを使用した販売方法もあるので、いろいろな販売ルートを確保しておくとよいでしょう。
動物病院とのつながり
ブリーダーとして活動するときは、動物病院とのつながりも重要です。たくさんの犬を育てる中では、定期的に犬の健康状態を獣医さんに診てもらう必要があります。また、犬種によっては帝王切開が必要になることもあります。動物病院とうまく付き合っておくと、さまざまな場面でスムーズな対応を行うことができるでしょう。
将来を見据えて資格等を取ること
ブリーダーには資格は必要ありませんが、余裕があれば実力の証明として資格を取っておくとよいです。会社員になってブリーダーの経験を積むという場合は、独立に向けて資格を取っておくと安心できるでしょう。ブリーダーになるなら、将来的にどのようなブリーダーになるのか早い段階でよく考えておくことが重要です。
ブリーダーになるには犬に関するさまざまな知識が必要!

ブリーダーを目指すなら、犬に関して詳しい知識を身に付けることが必要です。ブリーダーになるために必要な知識は、繁殖やしつけ、子犬の販売方法など多岐に渡ります。さまざまなことを網羅的に学ばなければなりません。また、犬種によっても特徴は異なるので、自分がどの犬種を扱いたいかを明確にすることも重要だといえます。
とくにブリーダーとして独立開業する場合は、経営のノウハウについても学ぶ必要があります。適切な手続きを取り、販売ルートを確保することが重要です。また、ブリーダーとして生計を立てていくための計画もきちんと考えなければなりません。犬の世話や出産にかかる費用などを合わせるとかなりの金額になります。子犬が売れるまでは収入を得られないので、最初にかかるそういった費用をどうやって捻出するかという問題もあります。ブリーダーになりたいと思うなら、将来の姿をしっかりイメージしながら仕事をしていきましょう。
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